では、アセンションすると、どうなるのか。
いろいろ言われているのだが、最大公約数をまとめると、「地球は半霊半物質の世界になる」ということだ。
つまり、今までの地球は、純度100%の「物質界」であった。世の中、物質がすべて。何かを変えようとしたら、物理的な手段を取らなければならない。念力では、葉っぱ一枚、作ることは出来ない。スプーンを曲げることすらできない(曲げてる人もいるらしいのだが)。人間はもちろん、動物も物質を奪い合って生存競争している。生物同士、互いに食い合っている。
この状況を変えるのが、「アセンション」ということになる。物質はまだ残るのだが、今までとは違って、霊的な要素がかなり入り込んでくる。
心の中で思ったことが、現実世界に出現するようになる。たとえば、「焙った肉」を強くイメージすれば、目の前に肉が出現する。「赤ワイン」をイメージすれば、赤い酒が出現する。あとは、美女を連想すればいい。
時間・空間の移動は、かなり自由になる。人間の体も、「肉体」から、「霊体・光子体」へと変化し、今までのような苦労はなくなる。
まことに、結構なことだ。
これを「荒唐無稽な考えだ」と言う人もいるだろう。だが、それは地球しか見ていない、視野の狭い人々の意見である。宇宙全体では、むしろ地球の方が特殊な環境なのだ。
「弱肉強食」が、地球の原理と言える。つまり、ここは人間同士、生物同士を競争させて鍛える「格闘場」なのだ。これほどキツい環境で鍛えられた魂は、非常に強くなる。
だが、それももう限界だ。エハン・デラヴィ氏によると、人類がこの調子で発展し続ければ、「地球があと3つ必要になる」ということだ。もう、アセンションする以外に、地球環境が存続するのは無理なのである。