宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

オイカイワタチ 2

2012年10月22日 | オイカイワタチ
    
1980年代からアメリカで流行し、日本にも広がってきたアセンション思想を、昭和30年代から40年代の日本で、マイナーながら密かに先取りしていた「オイカイワタチ」。本場アメリカよりも、断然早い。なんとも、不思議な先駆者がいたものだ。
  
主張内容・表現ともに、あまりにも過激なため、世間の一般人にとっては、読めば目まいがするほどのトンデモ本にしか見えないだろう。そのせいか、知名度が高いとは言いがたい。
 
その代わり、この書は、真に革新的な内容と言える。

新興宗教系の人が、「教祖の○○先生がかつて言っておられたことは、いま思えば、アセンション思想を先取りしたものでした」というような主張をするのを、しばしば見かける。それはもちろん、信者だからそう思えるのであって、部外者にはそう思えないことがほとんどだ(苦笑)。その点、「オイカイワタチ」は違う。あの高度成長期の日本において、正真正銘、アセンション思想をまるごと先取りしていた。
 
「アセンション」という用語は出てこないけど、「第三密度」や「第四密度」は出てくる。「ワンダラー」も登場する。「地球が次元上昇し、それについていけない人々が別の道を進む」という考え方も、ここに初めて登場した。
  
もちろん、一口に「アセンション」といっても、それがどういう形を取るのかについては、いろいろな説がある。オイカイワタチの場合、「UFOの群れが地球の空に出現し、次元上昇した人々を救う」という、いわゆる「空中携挙説」を取っている。それは、「宇宙船、天空に満つる日」という故・渡辺大起氏の著書の名前からも分かる。
 
オイカイワタチの核心となる内容は、第1巻の冒頭部分だという。「ここが、大事なところなのだ。読み飛ばすな」と、渡辺大起氏も言っていたようだ。


>オイカイワタチ 第一巻 (昭和50年)


その日、その時、地球を覆う程に膨大な数の“宇宙船”と“空飛ぶ円盤”が訪れる。
 
地球の人類同胞は、決して慌てたり恐れたりする必要はない。
 
彼ら宇宙船と宇宙人は、地球を攻撃に来たのではない! 限りなき愛と援助の手を差し延べに来たのである。
 
彼ら宇宙人は、この太陽系は勿論、別の太陽系からもまた他の銀河系宇宙からも、はるばる地球とそこに住む人類を救うために訪れて来たのである。新しく生れ変る地球と人類に対し、愛と真理《まこと》の時代の訪れを告げるためにやって来たのである。
 
それは神様の久しく待たれた“約束の時”である。

その時、天からは大いなるラッパが鳴り響くであろう。
 
聞け! そのラッパの声を!!
 
(引用おわり)
 

う~ん、なんとも力強いお言葉・・・。
 

(つづく) 

もう2012年の終わりが近い

2012年10月13日 | こっくり亭日記
      
早いものだ、もう2012年も10月・・・。月日が過ぎるのが早い。
 
精神世界で長いこと「アセンションの期日」とされてきた2012年12月まで、あと2ヶ月しかないじゃないか!!
  
それにしても、地球人類の意識がどれだけ進化したのか、現状では評価が難しい。自分のことすら分からないのに、まして、地球人類のことはどうだろうか。自分の中ではアセンションに向かって意識が高揚しているけど、人類全体を見渡せば、ひいき目に見ても「三歩進んで、二歩下がる」といったところか。

地球の情勢といえば、中国や韓国は好き放題に暴れている。まったく、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」、武装放棄することにした・・・と憲法に書いている国の周囲が、こうした国々で固められているというのは、「ブラックユーモア」というか、なんというか。
 
中国・韓国・北朝鮮・ロシアのどこが、「平和を愛する公正な諸国民」なのだろうか。まあ、物質世界の現実というのは、夢マボロシのようなものなのだから、反日暴動を愛する諸国民に周囲を囲まれているという、世界でも指折りの危険な現実など、「見なければ済む」ということなのかもしれない(笑)。
 
ただし、世界は明らかに変化してきている。「もはや、経済成長しない世界」というのが、いよいよ現実になってきた。ヨーロッパ諸国の経済状況は、かなり悪い。それとつられるように、アメリカと中国の経済も良くない。「相対的に見れば、日本が勝ち組だ」という声も出るほどだ。
 
異常気象も相変わらず。日本でも、9月は日本海側を中心に異常なほど暑かった。世界的には、もっと異常気象。中でも深刻なのは、史上最大級といわれるアメリカの大干ばつだ。大豆やトウモロコシが極端に不作。そのため家畜の飼料も高騰して、肉類も値上がりだ。つい最近も、「中東で革命が続発したのは、ロシアの干ばつによって食料品が値上がりしたせい」という指摘がなされているだけに、今後の影響は計り知れない。
 
客観的な情勢は、明らかに悪い。でも、その割に人類は、昔と違って達観しているように思える。それは決して、気のせいではないだろう。昔の地球人類は、こんなもんじゃなかった。もっと、ずっと荒っぽくて殺伐としていた・・・。今は、かなりマシになっている。それは間違いない。
 
以前に言われていたような、「2012年12月21日に、人類は昇天します。その日を境に、私たちの背中には羽が生えて、そのまま天使になって飛び立つのです」というような話は、さすがにあまり聞かなくなった(笑)。でも、だからといって、今が地球人類の一大転換点であることに変わりはない。
 
本ブログは、長らく更新していないせいで、さすがにアクセス数が激減している。最近はすっかり寂れて閑古鳥が鳴き、一日の訪問者が千人を下回る日々が続いている。かつては毎日、常に数千人のアクセスがありました。「伊勢○山ー道」や「船井○雄ドットコム」(ともに、1日アクセス2万人だそうな)といった、精神世界系トップブロガーたちの背中が見えてきていた。もちろん、それでも一日千人近いアクセスがあるのだから、普通なら意気に感じて、せっせと更新に励むところなんだろうけど・・・。
 
残念ながら筆者は、ブログに限らず何事においても、好調なときと不調なときの波が大きい。でも、根拠はないけど、これからは好調な時期を迎えます。これから、いよいよ本領を発揮するのです(笑)