宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

異常気象 2010 ~ 中南米で、次々に火山が噴火

2010年05月30日 | 異常気象
時事ドットコム

欧州の極北・アイスランドに続いて、今度は中南米の熱帯国で、火山の噴火が相次いでいる。

古代マヤ文明でも注目される、メキシコの隣国・グアテマラ。ここで、標高2500m超のパカヤ火山が、大規模な噴火を起こした。現在も、活発な火山活動が続いている。

噴火は首都・グアテマラ市の近郊で起きた。現地からの報道では、取材中だった地元テレビ局の記者を含む2人がこれまでに死亡し、1900人以上が避難。市民生活に深刻な影響が出ているという。政府が非常事態を宣言し、国際空港が閉鎖された。

その翌日、今度は南米のエクアドルでも標高5000m超級のトゥングラウア火山が噴火し、大量の火山灰や溶岩が噴出した。ここでも国際空港が閉鎖されたり、一部の航空便が迂回(うかい)を余儀なくされたという。

悪いことは重なるもので、グアテマラには強烈な熱帯低気圧が襲い、暴風雨や地滑りでも死者が出ている。なんとも恐ろしい、火山噴火と異常気象のダブルパンチ。そういえば先日も、大地震に見舞われた中国・青海省では、大雨が降っていた・・・。

一方、東京は、今日も寒かった。真っ昼間から、誰もが口々に、「なんだ、この寒さは!?」と驚きの声を上げていた。5月は、日中こそ暑くなった日が何日かはあったものの、いつも夕方には寒くなってしまった。通常なら、初夏の日本は、むせ返るような濃い新緑の中、「暑くなったねえ」、「衣替えが待ち通しいですな」というのが挨拶の常套句だったはず。今年は、「寒いねえ」、「異常気象ですな」というのが合言葉だ。
 
この寒さに加えて、地球の北でも南でも、火山活動が急激に活発化している。天空に高々と吹き上げた火山灰が、なんとも不気味だ。この火山灰が、気流に乗って地球上の空を巡り始めている。われわれの住む地上に、影をさすのはこれからだ。
 
ひょっとしたら、今年はトンデモない冷夏になる恐れがある・・・。
  

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ピラミッドで振動数を高める ~ 坂本政道氏の講演 2010年5月 その3

2010年05月29日 | 精神世界を語る
   
坂本政道氏によれば、ピラミッドとヘミシンクの組み合わせには、大きな効果があるという。
 
当初、坂本氏はピラミッドの建造を米国モンロー研究所にもちかけたのだが、丁重に断られたんだそうな。というのも、モンロー研は、精神世界関連としては珍しく、一般的な知識層からも、それなりに広い関心を持たれている。そんなモンロー研の庭に、突如として大ピラミッドが姿を現したのでは、信用にかかわると思われたらしい(笑)。
 
そのため、坂本氏は、一辺が2~3メートルほどの簡易ピラミッドを、瞑想用ツールとして自主開発した。この中でヘミシンクを聴くことにより、両者の相乗効果が起きるというのだ。
 
このピラミッドの中で、ヘミシンクを聴いたところ、当初は激しいめまいに襲われたという。エクササイズが終わって立ち上がると、クラクラと立ちくらみして、歩くのがやっと。通常、ヘミシンクを聴いただけで、こんなにめまいがすることはない。このため、「ピラミッドの効果なのだろう」と考えた。急激に振動数が上がったためだろうか。
 
「ピラミッドの中」といっても、ただ入ればよいというものではないらしい。ピラミッドには、生命エネルギーが集まる焦点があり、チャクラの位置をそこに持ってくるのがコツだ。眉間のチャクラを焦点にすれば、知のパワーが得られる。ハートのチャクラを焦点に当てれば、愛のパワーが得られるという。 
 
地球人類の覚醒のためには、人々の意識の振動数を高めなければならない。そのためには、この「ピラミッド+ヘミシンク」という瞑想用ツールを、世に広める必要があるという。これによって、覚醒者を急速に増やしていく。
 
それが本当なら、おもしろいと思う。通常、「意識の覚醒」といえば、精神性を高めるための修養を連想するのだが、この場合は、瞑想用ツールを使って、意識の振動数をガンガン高めていくのだ。

それも、ひとつの手なんじゃなかろうか。というのも、無数の人間が生まれ変わり、死に変わっていく中、意識の覚醒にまで至る人は、ごくわずか。覚醒への道は、あまりにも遠く、険しい。普通にやってたんじゃ、日暮れて道遠しもいいとこ。この際、効果バツグンの瞑想用ツールが開発され、人々の意識の振動数を強引に高めていくというのも、ひとつの方向性としてはあり得る(笑)。
 
人々の振動数が高まることにより、宇宙からのエネルギー流入が促進される。講演では、「いずれ、セミナー等で皆さんにも使ってもらえるように、努力しています」という話だったから、その気になれば、そのうち実体験できるみたい。
 
「『体外離脱』というイメージが強くなりすぎて、誤解を招いている」というヘミシンクなのだが (要するに、『ヘミシンクを聴いてみたけど、体外離脱が起きないぞ!?』というようなクレームが多くて、『体外離脱だけが、ヘミシンクの効果なのではありません』という説明に追われているらしい・・・)、今後は、「意識の振動数を高めるためのツール」として再認識されるのかもしれない。というより、もともと、それが本来の意義だったのかもしれない・・・。
 
いずれにしても、2012年まで、残された時間はわずか。短期間で最大の効果を挙げるためには、道具が肝心だ!? 
 
 
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ナル・ポイント ~ 坂本政道氏の講演 2010年5月 その2

2010年05月29日 | 精神世界を語る
 
ヘミシンクで意識世界の奥へ奥へと入っていった坂本政道氏は、やがて、「真っ暗で、何もない空間」にやってきた。ガイドから、「あなたは、ナル・ポイントに到達しました」と告げられる坂本氏。

ナル・ポイント(Null Point)というのは、ロバート・モンローの造語で、「何もないところ」という意味。ちなみに、2ちゃんねる用語の「ぬるぽ」は、“Null Pointer Exception”(解説によれば、プログラムで問題が生じたときに登場するんだそうな)の略で、まったくの別物だ(言うまでもなかったか・・・)。

それはともかく、ここは、あらゆる人の心の奥底にあるという。そして、すべての人の心とつながっている。そして、「大いなるすべて」への入り口でもある。実は、モンロー・ワールドの中心核ともいえる、きわめて重要なポイントだ。
  
ナル・ポイントは、文字通り、何もないところ。モンロー研でいう「フォーカス12」とか、「フォーカス27」とか、そういう意識世界の階層のどれにも属していない。しかも、あらゆるフォーカス領域とつながっている。ここ自体は、どこでもないのだが、ここからは、どこにでも行ける。
 
ナル・ポイントは、世界のあらゆる領域の、最果てに位置している。ここまで来れば、世界は終わり。あらゆる世界を通り抜けてきた時空の旅人は、やがてナル・ポイントに到達する。ここは、何もない「無」の世界。一方、後ろを振り返って世界を見れば、そこはまさに有為転変。いくつもの宇宙が生成しては消滅する、諸行無常の世界。何もかもが夢まぼろしに思えてくるという。ガイドいわく、

>あなたは夢の中にいます。それから目覚めることが必要です。この世界は夢の世界です。ナル・ポイントからこちらの世界は夢の世界、向こう側が目覚めた世界です。あなたは大きな存在から分かれて生まれた段階で夢の中へ生まれました。銀河系のコアのそばでのことです。早く夢から目覚めてくださいね。(坂本政道著『ピラミッド体験』より)

ナル・ポイントは、世界の終着駅であるばかりではない。ここは、「大いなるすべて」への入り口でもある。

「大いなるすべて」というのは、あらゆるフォーカス・レベルの頂点に位置する、大宇宙の根源。かつて坂本政道氏は「大いなるすべては、フォーカス119だ」と考えていたのだが、どうやら実際には、もっと上のようだ。「もっと上」というより、本当は、あらゆるフォーカス・レベルを超えた、ナル・ポイントの向こう側にあるらしい。
 
つまり、「大いなるすべて」と一体になるためには、フォーカス・レベルをとことん上げていくのも手なのだが、それよりは、人の心の奥底にある無の領域、「ナル・ポイント」から入る方が便利だということだ。まさか、ナル・ポイントがここまで重要だったとは。( ´∀`)ぬるぽ・・・。
  
このナル・ポイントの話を聞いて、ファミコン時代に流行った「クロノ・トリガー」というゲーム(筆者も昔は、やってました・・・)を思い出した。このゲームの登場人物たちは、中世の10世紀とか、未来の23世紀とか、「6500万年前の恐竜時代」といった、あちこちの時代にタイム・トリップするのだが、そんな中にひとつだけ、どの時代にも属さない「時の最果て」と呼ばれる場所がある。ここは、何もない場所。ここでは、時間が流れていない。どの時代から見ても、過去でも未来でもない。それでいて、どの時代ともつながっている。このため、ゲームにおいては、便利な中継点となっている。しかも、時空を超えて世界を支配するラスボスとの最終決戦には、ここから出撃するのだ。まさしく、各フォーカス・レベルと、ナル・ポイントの関係によく似ている(笑)。
  
ナル・ポイントは、古来から「無」とか「空」と呼ばれ、その存在を知られてきた。ここが、まさしく奥義といえるところ。ここから、「大いなるすべて」までは、紙一重の領域だ。
 
もっとも、ナルポイントから「大いなるすべて」に入るためには、関門がある。そこでは、「声による共鳴」がカギになるらしい。このカギによって、「大いなるすべて」への扉が開かれる。古来から伝えられてきた真言(マントラ)は、そのためにあったというのだ。ナル・ポイントで真言を唱えれば、波動が共鳴して、大いなるすべてへの扉が開かれる。

ホンマかいな?・・・と思うところなのだが、結論を出すのは、まだ早い。真言(マントラ)の効果については、まだ探究する途上にあるようだ。
  
 
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ピラミッド体験 ~ 坂本政道氏の講演 2010年5月

2010年05月20日 | 精神世界を語る
    
坂本政道氏の講演を、久しぶりに聞いた。場所は、東京駅前の丸の内OAZOにある、丸善のセミナールーム。どうやら、ヘミシンク関係者をはじめとする、熱心な政道ファンが集まっていた様子。この世界に賛否両論はツキモノとはいえ、ヘミシンク指導者としてだけでなく、チャネラーとしての注目度が飛躍的に向上してきている。
 
坂本政道氏の著書の多くは、「ヘミシンクで変性意識になって見聞きした体験談を、そのまま書いている」というのが特徴。このため、まとまりがなく、雑多な要素が混入している(その点は、本人も認めている)。以前からの経緯を知らなければ、分からないことも多い。最新刊の「ピラミッド体験」を、坂本ワールドに慣れていない人がいきなり読んでも、「なんだ、これは!?」と面食らうだけだろう。意識世界の奥へ奥へと、どんどん深く突っ込んでいき、常人の理解を絶するほど遠くに行ってしまう坂本氏を、山川健一氏は「垂直トリッパー」と呼んでいるという(笑)。

それに比べて、講演はコンパクトにまとまっている。むしろ、こちらはスピリチュアル談義というより、科学者が研究成果を発表しているような雰囲気だ。

内容については、「ピラミッド体験」が中心。いまや、坂本氏が使っている瞑想ツールは、ヘミシンクだけではない。「フラクタル・アンテナをつけたピラミッド」をも使用しているという。ピラミッドの形状が、意識の振動数を高めるのに効果バツグン・・・ということらしい。一辺が2~3メートルの大きめなピラミッドを製作し、その中でヘミシンクを聞いている。

ヘッドフォンで音(?)を聞くヘミシンクとは異なり、ピラミッドの場合は、カタチから入るものだ。ただし、こちらも、実は音響効果と無関係ではないらしい。ピラミッドの中で声を出すことにより、その振動で、高次の意識とつながる。最強の組み合わせは、「ヘミシンク+ピラミッド+声」なのだという。

ピラミッドの中で「あ~」とか「う~」とか言ってるわけだから、なんだか危ない人みたいだが、実は古代エジプト人も、そうやって意識を高めていたというのだ!!

なぜ、声によって、高次の意識と同通できるのか。それは、音叉(おんさ)で実験してみれば分かる。音叉は、ドレミファソラシドの音階の中で、特定の音にだけ反応して、自分も鳴り始めるという金属製の器具。楽器の調律に使われる。ドの音にも、ソの音にも、ピクリとも反応しないのに、ラの音を聞いた途端、あら不思議。振動して「ビーーーン」とけたたましく音を響かせる。「水は知っている」の江本勝氏が講演でしばしば実演している、「共鳴」の現象だ。

 ← 音叉(画像はwikipediaより)
 
ここで重要なのは、「同じラの音なら、オクターブが上でも下でも構わない」ということ。たとえ、何オクターブも高いキンキン音であっても、同じ「ラ」の波長なら共鳴できる。
 
これを応用したのが、「声によって共鳴することにより、高次の意識と同通する」という原理なんだそうだ。とはいっても、もちろん、意識が発する精神的な波動と、物質界の音波とが同じものだというわけではない。「特定の声を響かせることにより、自分自身の意識が、ある一定の振動数をもった波動を発するようになる。それによって、互いの意識の波動がシンクロする」という感じ。

ヘミシンクとピラミッドを使うことにより、意識の振動数が高まっていく。「バシャール」によれば、振動数が18万ヘルツに達すれば、覚醒して第四密度に上昇できるという。そして、14万4千人が覚醒すれば、アセンションの起爆剤として十分だ (註 : リンク先は、本ブログでそれについて書いたオススメ記事です)。
 
だが、単に振動数を高めればいいというものでもないらしい。究極の世界に至る前には、最後の関門が待っているという。覚醒への扉は、カンヌキがかかった重い鉄の扉のように、ふだんはピタリと閉ざされている。押しても引いても動かず、ウンともスンとも言わない。ところが、「開け、ゴマ!!」というような、特定の波動をもつ声を発したときだけ、扉がビーンと反応して、自然に開かれるという。古来から唱えられてきた真言(マントラ)は、このためにあるらしい。真言は、単なる呪文みたいなものではなく、見た目より重要な意味があったというわけだ。
 
うーむ、声がそれほど重要だったとは・・・。これは、カラオケで鍛えてきた甲斐があったというものだ(?)。
 

(続く)

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続 尋常でない、2010年の異常気象

2010年05月16日 | 異常気象
  
5月も半ばになった。相変わらず、寒さが続いている。日中でも、外にいれば日焼けするのだが、空気が冷たいので、直射日光さえ浴びなければ涼しい。
 
夕方から朝にかけては、5月と思えないほど寒い。ヒンヤリとした寒風が吹きつけてくる。「初夏」というより、「晩秋」と言ったほうがふさわしい。今にも、黄色い銀杏の葉が、ひらひらと舞い落ちてきそうだ。北関東では、雪が降ったところもあるという。
 
北米からも、欧州からも、「5月だというのに、こちらも寒い」という声が聞こえてくる。どうやら、北半球が全体的に寒くなっているようなのだ。でも、だからといって、地球全体が寒冷化しているのかといえば、そうでもないみたい。南半球は暑いという話だ。海流や気流がスムーズに循環せず、流れがどこかでおかしくなっているのだろう。

これからは、目に見えないアイスランドの火山灰の影響も、じわじわと出てくる。フィリピンのピナツボ火山のときも、そうだった。火山の噴火というのは、そういうものだ・・・。

噴火から1ヶ月が過ぎ、欧州各地では空港閉鎖が解除された。だが、現地のアイスランドでは、まだ小規模な噴火や地震が続いているという。火山灰は、遠く離れたモロッコやトルコにまで達した。依然として、空の脅威は続いている。
 
心配なのは、農産物への影響だろう。このままでは、コメが不作になるのは目に見えている。早いうちに、コメを買いだめしておいた方がいいのかもしれない。
 

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危険!? アメリカ国防総省の「全地球即時攻撃システム」

2010年05月07日 | こっくり亭日記


WIRED VISION

アメリカ国防総省が2014年の配備を目指しているという、「全地球即時攻撃」プロジェクトが論議を呼んでいる。ペンタゴンは、2011年度に、およそ2億4000万ドルの予算を付けたがっているらしい。ただし、これはホンの頭金にすぎず、最終的にどれだけの費用がかかるかは不明だという。

このプロジェクトの最終目標は、「地球上のほとんどすべての場所を1、2時間以内に攻撃できる武器の開発」だ。このシステムが完成した暁には、地球上のどこで有事が発生しても、1、2時間後にはミサイルを撃ったり、「音速の20倍の速さで飛ぶグライダー」を送り込んで攻撃できるようになる。中東だろうが、アジアだろうが、ヨーロッパだろうが、関係ない。それこそ、Eメールを受け取ってから返信するくらいの早さで、どこにでも、ただちにミサイルを撃ち込める。人類の歴史上、まさに前代未聞の無敵国家が誕生だ。

もっとも、アメリカは今でも十分、前代未聞の最強国と言える。「パックス・ブリタニカ」と言われた時代の大英帝国だって、海洋や沿岸では圧倒的な覇権を握っていたが、内陸までは力が及ばないことが多かった。その点、21世紀の超大国・アメリカは、地球上のどこでも、その気になれば直ちに内陸まで軍隊を送り込んで制圧できる。イラク戦争で、それは証明された。

昔は、地続きの隣国に攻め込むのも大変だった。大昔の春秋戦国時代から、中国では、わざわざ遠くの国と同盟してから近くの国に攻め込むという(遠交近攻)のが常道とされてきた。いまや、地球上のどこに対しても、即時攻撃できる。遠い、近いは関係ない。まさに、隔世の感あり・・・。

もっとも、これに問題がないわけではない。計画では、まず最初に、ICBM(大陸間弾道ミサイル)を再利用することになっている。かつての東西冷戦時代に、ソ連との軍拡競争で大量に造られた、核ミサイルだ。冷戦が終わって久しい今、不要になった核ミサイルから核弾頭を取り外し、即時攻撃用の通常ミサイルにするという。まずは、冷戦の遺物を再活用、というわけだ。

問題は、「いくら、核弾頭を外して普通の爆弾をつけたと言っても、見た目は核ミサイルと見分けがつかない」ということにある。ロシアや中国のような核保有国なら、核なしミサイルが近づいてきても、「おっ、核ミサイルが飛んできたな」と思って、即座に報復の核ミサイルを撃ち返しかねない。ミサイルは、あっという間に飛んでくる。それがロシアを狙ったものなのかどうかを、じっくり判断しているヒマはない。実際に、ロシアの実力者・プーチン元大統領あたりは、「ウチは、撃たれたら撃ち返すよ」と言ってるらしい。さらに、イランのようなテロリスト国家も、報復に核を使用する恐れがある。

もっとも、開発が難航しているという、「音速の20倍の速さで飛ぶグライダー」が実用化されれば、このミサイル問題は解決するのかもしれない。大気圏外に出て宇宙空間を飛ぶという、この超音速グライダーなら、地球上のどこにでも、1~2時間もあれば乗り込んで活動できる。素材は「超強化した炭素繊維」だというから、おそらく日本の技術をアテにしているのだろう。ロシアや中国の技術では、ついてこれそうにない。

どこまで強くなる、世界帝国・アメリカ。はたして、完全無敵のアメリカが、世界に絶対平和をもたらすのか。それとも、それは核戦争の引きガネを引いてしまうのか・・・。

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ギリシャの経済危機でユーロ崩壊か?

2010年05月07日 | こっくり亭日記

ギリシャの経済危機が、すごいことになってきた。国債の残高は40兆円。ギリシャのGDPよりも大きくなってしまった。国際通貨ユーロの一角を占めるだけに、デフォルト(債務不履行)すれば、一昨年のリーマンショックに続く第二の金融危機となる。どの国も余裕がなく及び腰の中、ぎりぎりのところで救済策がまとまり、ヨーロッパ諸国とIMF(国際通貨基金)が協調融資することに。なんとか、財政破綻はまぬがれた。

ヤレヤレ・・・といったところだが、「経済占領軍」ことIMFの経済管理は、この上なく厳しい。韓国も、90年代に経済破綻してIMFの管理下に入ったが、当時は本当に大変だったらしい。銀行は全部、看板の架け替え。超のつく引き締めで何もかも削られる、究極のケチケチ経済。「あれだけは、もう勘弁してくれ!」というのが、韓国の経済人による、恨五百年の叫びだ。

ギリシャ政府も、当時の韓国と同様、極端な財政支出削減に入らされた。年金や公共事業その他が容赦なく削られ、追い詰められた民衆が暴動を起こした。首都アテネでは、銀行に火炎ビンが投げこまれ、銀行員が死んだ・・・(怖)。ソクラテスやプラトンも、草葉の陰で泣いていることだろう。

青い海、白い砂。楽天的な国民性。労働者の3人に1人は公務員で、しかも「給与水準は民間の3倍」というから、ほとんど社会主義国そのもの。ギリシャ政府は、膨らむ財政赤字をごまかすため、デリバティブに手を出してオフバランス化(簿外処理)することにより、債務を小さく見せていたという。信じがたいほどのデタラメさだ。

危ないのは、ギリシャだけではない。ポルトガル、スペイン、イタリアといった南欧諸国は、みんなギリシャと似たり寄ったりだと言われている。楽97年のアジア危機のときも、タイでバーツが暴落したに始まり、アジア諸国の経済はドミノ倒しのようなバタバタ倒れた。どこかが悪くなれば、回り回ってみんな悪くなるのが、今の世界経済の常。アメリカでも日本でも、株価が暴落している。

前回はアメリカ発の危機だったが、今回の震源地はヨーロッパ。次はどこか・・・といえば、注目のホットスポット、東アジアでしょうな、やっぱり。特に、「人類史上最大級のバブル崩壊寸前」とまで言われる、中国からは目が離せない。

西も東も、ハラハラドキドキ。やはり、世界経済の崩壊は避けられないのか。「これも、アースチェンジの一環なのさ」と割り切り、泰然自若の構え・・・。ていうか、アースチェンジもいいけど、とりあえず目先の景気が回復してほしい・・・(泣)。

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鳩山首相夫人、インド人の占いにハマる?

2010年05月07日 | 芸能人の霊能事件簿

週刊新潮に、興味深い記事が載っていた。なんと、鳩山幸・首相夫人が、インド人の占い師にハマっているというのだ。鳩山首相夫人といえば、「宇宙人のUFOに乗せられ、金星に連れていかれた。それはそれは、美しいところでした・・・」という発言で、世界的な話題を呼んだ人。首相に対する、幸夫人の影響力は絶大だ。そもそも、首相自身もスピリチュアルなお方だし・・・(笑)。すでに、占い師の影響は、施政方針にもビリビリとおよんでいるという。事実だとすれば、由々しき問題だ!?

記事によると、その影響が端的に出ているのは、例の沖縄・普天間基地の移設問題らしい。事情通の政治記者いわく、

「確かに、幸さんが心酔するインド人占い師のことは耳にしています。 徳之島案が復活したのは、そのインド人占い師のアドバイスだったと囁かれている。漏れ伝わってきた話ですと、〝沖縄から200キロ以内の距離にある島ならば米国は必ず納得し、5月までに決着する〟 というご託宣なんだそうです。200キロ以内の島は複数ありますが、施設などの面からやはり徳之島しかないとなったんです」

現地の市長選挙でも、移転推進派の市長が追い上げていると報道されると、首相は「ほら、言った通りになっただろう」と得意げだったという。だが、結局は移転反対派が勝利し、首相は追い込まれた・・・。

基地問題も重要なんだろうけど、経済情勢が風雲急を告げる中、政治生命を賭けるほど急ぐことなのか?・・・というのが疑問だったわけだが、それもなんとなく分かった気がする。ひょっとして、首相は早期解決に自信があったんじゃないか? 占い師のご託宣のおかげで・・・(笑)。

もっとも、政治家が霊能者や占い師に頼るのは、珍しいことではない。古来から、権力者は孤独な決断を迫られるものだ。有名なのは、アメリカのレーガン大統領とナンシー夫人だろう。ナンシー夫人のお気に入り霊能者は、超大国の国政にまで口を出していた。「レーガンは、ナンシーがいないと情緒不安定になるほどだった」というエピソードが、記事にも出ている。実際のところ、レーガン大統領の心を支えていたのは、ナンシー夫人というより、夫人のお抱え霊能者だったと言われている。

古代中国では、戦争などの重要な方針を決めるときは、亀の甲羅を火であぶり、ヒビの入り具合で占ったものだ。亀占いをやりすぎたおかげで甲羅が足りなくなり、占い用の亀を手に入れるために戦争までする羽目になった。その戦争の結果を占うのにも、亀の甲羅が使われた・・・。

レーガン大統領は、結果として、崩壊寸前だったアメリカ経済を活性化し、ソ連との東西冷戦も終わらせて、歴史に残る名大統領となった。葬儀には、レーガン時代を懐かしむ大勢の米国民が集まった。政治の世界は、結果がすべて。支持率が急落した鳩山首相も、占いの効果で長期政権となるか!?

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静寂は語る ~ エックハルト・トール

2010年05月06日 | エックハルト・トール
     
現代人の意識の中では、常に思考が渦を巻いている。人と一緒にいるときはもちろん、自分ひとりでいるときでさえ、沈黙していることは珍しい。ひとりごとをブツブツ言うのは論外としても(笑)、表面上は黙りこんでいる人だって、心の中は騒がしい。意識の内部では、いろんな思考が、止まることなく流れ続けている。
 
思考を、完全にストップするのは難しい。思考は、自然に湧き出してくるもの。止めても止めても、どんどん出てくる。インドの山奥で瞑想修行でもしているのならともかく、普通に生活している以上、止めるのは無理がある。
 
「思考を止めよう」などと思ったら、あまりにも難しくなってしまう。でも、思考を静めることなら、その気になれば出来るはず。ワーワーキャーキャーと騒がしかった子供たちが、幼稚園の先生に「静かにしなさい」と言われて、急におとなしくなるような感じ。「水を打ったような静寂」とまではいかずとも、とりあえず、それなりに静かにはなる。
 
しばらくすると、心の中が静まり返ってくる。人間は、慣性の生き物。その気になれば、慣れてくるものだ。慣れれば、だんだん居心地がよくなってくる。思考は、見た目よりもエネルギーを浪費している。無駄なエネルギーを使わなくてすむので、かえって楽になる。

静かに考えごとをしたいときに、周囲がザワザワしていると、「うるさいな」と思うものだ。でも、「心の中の静寂」に慣れてくると、自分自身が考えごとを始めただけでも、「うるさいな」と思うようになる。人は、変われば変わるものだ・・・。
  
エックハルト・トールによれば、まずは、そんな「心の中の静寂」を実現するのが第一歩。そこからが、本当のスタートとなる。

次に、そんな「心の中の静寂」に意識を向ける。「静寂に耳を傾ける」というのだ。そうすると、今までとは違った意識の次元が、目を覚ましてくるという。いわく、

静寂に耳を傾けると、あなた自身の内なる静止の次元が、目を覚まします。
 
>・・・すると、どうでしょう。真の叡智が、静かに活動を始めます。「静止の空間」。これこそが、創造性が誕生し、問題の解決策が見つかる場所なのです。
 
ここでいう「静止の次元」とか、「静止の空間」というのが何なのかは、心の中を静かにしてみて、初めて分かること。やってみれば誰でも分かる。「思考を止める瞑想」などとは違って、ちっとも難しくない。

なにかと騒がしかった表面意識が静かになることにより、別次元の意識が、ゆっくりと目を覚まし始める。それは、深遠なる叡智。心の中を静かにしただけで、叡智が目を覚ます。
 
今までの自分の意識の中では、「思考」というドシャ降りの雨が、絶え間なく降っていた。意識の中の世界は、濃い霧が立ち込めて、何も見えなくなっていた。「思考」を静めることによって、雨はやみ、霧が晴れてくる。澄み切った青空が、少しずつ見えてくる。今までとは、まるで別世界のようだ・・・。
 
スピリチュアルな覚醒とは、「思考の夢」から目覚めることです。 
 

 
 
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