ラー意識によれば、地球には大勢のワンダラーが転生している。ワンダラーとは、直訳すれば「放浪者」。宇宙のどこかから地球に転生してきた訪問者だ。とはいっても、普通に地球人の両親から生まれ、肉体的には地球人と変わらない。でも、魂は宇宙人のまま。多くは、漠然と地球環境への違和感を感じているだけで、自分がワンダラーであることを自覚していない。そのまま、地球で何度も生まれ変わっている人も多い。
いまでこそ、精神世界で非常に有名になった「ワンダラー」問題なのだが、それを有名にしたのは、やっぱりチャネリング界の古典・ラー文書。
ラーによれば、地球には6500万人ものワンダラーがいるという(1981年現在)。
ワンダラーが地球にやってくる目的は、収穫の時を目前にした、地球の変化をサポートすること。スピリチュアルな指導をしている人や、ボランティア活動をやっている人が多いのはもちろんだが、普通の職業についている人も多い。
ワンダラーは、特に何もしていないときでさえ、周囲に愛と知恵の高い意識をもたらしている。エゴに満ちた地球の波動を軽くして、全体の意識水準の平均値を押し上げている。つまり、ワンダラーは、いるだけで地球に貢献しているのだ(笑)。
地球は今、第三密度から第四密度への移行期(収穫の時)を迎えている。そんな地球にやってくるワンダラーは、第四密度の出身者が多いのでは?・・・と思うところなのだが、ラーによれば、ワンダラーの中で第四密度から来ている者はわずかであり、大半は「第六密度から来ている」のだという。
高い密度の世界から来たワンダラーにとって、第三密度の地球は、危険な環境だ。奉仕の願望には、「きわめて純粋な思考と、向こう見ずな勇気」を必要とする。第六密度の精妙な波動と、第三密度の粗雑な波動には、あまりにもギャップが大きい。多くのワンダラーは、疎外感に悩まされたり、ときには人格障害をわずらうこともある。アレルギー症などの病気になる人もいるという。「やっぱり、第三密度を甘く見すぎていたか・・・」と後悔しても、後の祭り。
でも、さらに危険なのは、地球人との愛憎関係に普通に巻き込まれ、カルマ的な泥沼にハマっていくことだ。そういう場合は、地球人たちと一緒に、転々と輪廻することになる。残念なことだ・・・。
もっとも、『マシュー君のメッセージ』によると、アセンションを目前にした今の地球では、当時に比べて、光が大幅に増大している。このため、ワンダラーがこうした落とし穴にハマる危険性は大幅に減少しているという。
慣れない地球環境でさんざん苦労している、ワンダラー。苦労が報われる日は近い!?
もっとスピリチュアル情報を見たい人は →