ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

何故老人になれないのかしら?(前)

2009年10月04日 | 健康
☆ いつも心がスキップしている
 年齢的にはもう立派?な老人のわたしだが、自分ではまったくそんな意識
がない。ホンネではできるだけ年齢を知られたくない、と言うことは、きっと
内心では自分の年齢を十分意識し、認めているからかもしれない。
ときどき自分の歳を忘れて、あるいはまったく考えないで行動するが、それ
はあまりにもしばしばある。まだ娘が大学生だった頃「ママを見ていると
高校生と言うより、まるで中学生よね。」と、呆れたように言われたことが
あった。またインドのヨーガのお師匠様は、わたしの言動を見て、「ユアー
エイジレス・ベービー」と、笑いながらおっしゃったこともあった。
もともと天心欄慢で、無邪気な性格のためか、思慮分別がなく衝動的で
その頃からまったく成長していない。
 また、ごく親しい人に限られるが、最も感受性が強かった「15歳の幼い
わたし」が、今でもときどきダイレクトに顔を出す。

50代になったばかりの頃、親しかった精神科医に「心が歳とる薬はないの?」と、
真剣に聞いたら大笑いされた。「でもたとえもしあったとしてもあなたには
絶対飲ませたくないね」と言われたこともあったが、今でも実年齢と精神年齢
とのギャップに、戸惑うことはあまりにも多い。
 丁度一年前には、最大の目標だった「世界心理治療学会」でのプレゼンが
実現できたばかりなのに……またまた、次なる夢を見ているのは、どういう
ことだろう?これはわたしの個性だと感じているが、保守的な同世代の人達
から見ると、もしかしたら「何を今さら」と、思われるだろうが、心の中から
込み上げてくる情動が、わたしを駆り立てるのだから仕方がない。
 誰にも迷惑をかけるわけではないし、他人に何と思われたって、わたしは
ヘッチャラだ。たとえ目標が実現できなくても、その「燃えているプロセスが
大好き」なのだから、どうしてもふつうの「老人」になれきれない。
 ところが昨日は気分は悪くないのに、体調がよくなくて起きられなかった
のは、(やっぱり、これって歳なんだ)と、考えさせられてしまった。

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