ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

台風一過のひと時

2009年10月09日 | Weblog
☆ まるで動く絵のような空
わたしは今一人で青山のビルにある喫茶店にいる。そこは窓から外が一望
できる。大きなガラス窓から見えるのは、広々した空と、青い樹木だが、それ
はまるで一体化している。雲がどんどん流れて、空の様子がだんだん変化して
いくが、それはまるで動く絵を見ているようで、本当に美しい。
 子どもの頃から空を見るのが大好きだったが、こんな風景はとても素敵で
いくら見ていてもまったくあきない。

 しばし時間の経過を忘れて見とれていたが、友人からのメールで現実に
かえり、ふと、台風の被害に合われて、お気の毒に御苦労している方々も
多いのに、こんなにのんびりしていて良いのだろうか?と、罪悪感にも似た
感情がよぎった。でも……もしかしたら、自然災害はどうすることもできないが
わたし達はいつも自分の運命は、自分で選択しているのかも知れないと思った。
 例えば、どこに住むか、どんな仕事につくか、誰と結婚するかなどなど……
昔から「宿命は変えられないが、運命は変えられる」と言われているが、今まで
自分の意思で現在まで生きてきた。すでに晩年のわたしだが、束縛されることなく
自由に生きられるのは、やはりかなり幸せな部類の人間かも知れないと感じた。


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