ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

月日の流れの中で

2009年10月29日 | Weblog
☆ 久しぶりの六本木
友人と乃木坂で待ち合わせ、六本木まで歩いたが、ここを歩くのは何年
ぶりだろう。多分35,6年前だと思うが、ヨーガのインストラクターになった
ばかりのわたしは、会員制のある高級なクラブに、初めての出張指導をしていた。
まだメジャーでなかった六本木は、その頃は静かな街並だった。
その会員達はまるで競うように、指導者のわたしを誘って、ゴージャスな
ランチを御馳走してくれた。生まれて初めてナマの牛肉を食べたのが、有名な
瀬里奈だったが、勧められておそるおそる食べたナマの牛肉が、これほど美味しい
ものだとは知ったのも今でも忘れない。
 
それから何年か後にディスコダンスが盛んになり、わたしのダンススタジオの
スタッフを引き連れて、よくディスコへ通った。
また自分のためジャズダンスや、ソシアルダンス、メークのレッスン、ライブ
ハウスなども、みんなこの街だったし、わたしにとっては懐かしい街だ。
 一時より人出が少ない街を、ゆっくり歩いたが、昔通ったお店はほとんどなく
あの待ち合わせで有名な「アマンド」が、開店寿司になっていたのは驚いた。
 時の流れはさまざまな変化があるが、あの頃わたしはまだ若くて、エネルギー
に溢れていて、疲れを知らず毎日が楽しくて仕方なかった。
 でも、年齢による体力の低下はまぬがれないが、今でも心のエネルギーだけは
ほとんど変化はない。深夜に帰宅したが、空にはきれいな半月が出ていて
ベランダに出てしばし眺めた。

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