3月14日中央区議会予算特別委、環境土木費でお伝えしたこと。
まちが健康でなければ、そこで暮らす人は、健康にならないと考えています。
区民の皆様からいただいたご意見を小児科医の視点から咀嚼して、質疑しました。
1、「公共施設マネジメントシステム」で、建物を管理しているように、環境土木費の道路、橋、公園、トイレ、駐輪場・駐車場も、システム管理をすること。
そのシステムを有効活用することで、道路等インフラの整備状況を可視化したり、道路掘削工事の調整をしたり、交通事故などのインフラの問題点を瞬時に把握し、庁内で関係者全員が把握できる。
2、「公共システムマネジメントシステム」での建物管理においては、ZEBなどが達成されていることの把握ができるように、エネルギー消費量やそのうちの自然エネルギー消費量なども把握すること。
3、「総合防災システム」での震災時の道路管理で用いる手法を、平常時からの道路や橋梁の補修箇所・損傷箇所の連絡に用い、利便性を得ること。
4、『基本計画2023』のリーディングプロジェクト1「ゼロカーボンシティプロジェクト」のKPIでの二つの指標
①新たに建設する区有施設におけるZEB化率」2027年100%、2032年100%
②まちづくり基本条例における開発事業の新築建物のZEB・ZEH化率 2027年100%、2032年100%
を達成すること。
5、上記、①のKPI達成のため、新築、晴海西小学校第二校舎及び日本橋中学校新校舎は、ZEB化すること。(すでにその予定であるが)
6、晴海区民センターにおいては、地下空間から冷気・暖気を取り込む空調の仕組みを取り入れている。
このような努力を、他の施設でも行うこと。
7、上記、②のKPI達成のため、まちづくり基本条例における地域貢献施設の整備内容に、ZEB化することを、義務化する項目を追加すること。
8、運河の活用においては、住民に開かれた形で、協議会運営をすること。そのための中央区による、技術的支援、協力、助言を行うこと。
9、新規開通する「旧晴海鉄道橋」(歩行者専用橋)と、晴海臨海公園テラスからの水辺テラスの連続性を確保する計画を、東京都と協議すること。
10、『基本計画2023』のリーディングプロジェクト2「水とみどりプロジェクト」のKPIでの指標
①緑比率 2027年度末13.0%、2032年度末13.8%
は、最低ラインとして、達成すること。
11、上記、①のKPI達成のため、区内各地に散在する小さな未利用地(歩道橋下、橋梁下、堤防周辺)を緑化すること。
12、高速晴海線の出口が、都市計画上は、新築する晴海西小学校第二校舎の校庭及び晴海西認定こども園の園庭を通過し、環状2号線に豊洲大橋付近で接続することとなっているが、この都市計画が実行される可能性は、ほぼゼロに等しい。
ならば、どのような形で、高速晴海線を、環状2号線に連結をさせるべきか、東京都と検討を進めること。
以上
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