「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

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東京魚市場卸協同組合(東卸) 1/23臨時総代会にて理事会解職リコール請求否決

2012-01-24 17:54:22 | 築地を守る、築地市場現在地再整備

 東京魚市場卸協同組合(東卸) の一部総代が、理事全員の解職を求めるリコール請求について審議する臨時総代会が23日開かれました。

<投票結果>

 解職リコール 賛成 46

 解職リコール 反対 50

 白票3(棄権1)

 よって、解職リコールは「不成立」でした。


 リコール請求は、「理事会は機能不全になっている」「豊洲移転に向けて理事会の結束が必要だ」などとして、総代有志53人の署名を集めて理事会に提出されていました。

 
 現在、東卸理事長は、山崎治雄氏であり、土壌汚染地への移転には、断固反対をされてきた方です。
 山崎氏は、私たちが東京地方裁判所において、東京都を相手に戦っている「豊洲汚染土壌コアサンプル廃棄(汚染証拠隠滅)差止め訴訟」の原告団代表でもあられます。

 山崎氏理事長を含め理事会を解散させるということは、東卸を完全に豊洲移転に向けた形に総入れ替えをする思惑が働いてのこととと思われますが、それを否決できたということは、「豊洲移転反対、あくまで築地市場を現在地で再整備をしていくべきである」という意思が多数であるということのひとつのあらわれではないかと考えます。

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1 コメント

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移転推進は仲間と都民を悪魔に売り渡す (佐井健)
2012-01-31 14:25:48
卸売市場制度は、国民のための公正な生鮮流通を担保するもの。
そのため、情報機器が出回る前から、卸売市場はネットワークとして敷設され機能して来ました。そのネットワークピラミッドの頂点が築地です。
その築地を汚染地帯に投げ込むなど、愚者か、悪巧みをたくらむものでしかありません。
そして、この移転強行には、もうひとつの狙いが見て取れます。
 それは、移転の完了によって、中央卸売市場の仕組みの要石である仲卸制度を、実質、終焉させようとしていることです。
これから更にがんばりましょう。
いつも先頭に立ってご奮闘されている小坂先生に、遅ればせながら敬意を表します。
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