「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

医師である李先生からの時間生物学と産業医学からの知見。すべての受験生の皆様、ご注意のうえ、励んで下さい。

2018-11-28 04:24:23 | 医療
 すべての受験生や大人にとっての注意事項だと思います。

 医師である李先生からの時間生物学と産業医学からの知見をまとめられています。

 皆様、どうかご注意願います。

 自分も注意して、受験生をします。


****李先生のSNSから*****

李 権二



19時間前 ·



受験生のみなさん。自由な時間を有効活用していますか。

勉強の効率を上げ、健康で長く働きたいと考えているなら、時間生物学や産業医学の知見が役に立ちます。

生活時間帯の夜型シフトが生活リズムを乱し、生物時計の混乱が生じるとされています。夜型生活では、強い疲労や意欲・集中力・持久力低下をきたして日常生活が破綻します。


現在では、概日周期の乱れは複合的な機序により、悪性腫瘍のリスクにも寄与すると考えられています。

また、朝食の欠食によって、学習能力の低下が起こることが報告されています。受験生活の基本は、ズバリ朝食にあります。

そして夜型化による学習成績の低下は、REM睡眠不足、精神衛生の悪化、セロトニン不足による集中力の低下など、科学的根拠の枚挙に暇がありません。

スポーツも生活リズムの形成に役立ちます。運動に適した時間帯は、体温が高い状態にある夕方です。早朝の激しい運動は体のリズムを乱し、疲れやすいため受験生は避けた方が無難でしょう。

講義で、受験生にこんなアドバイスをしました。

「水曜日は食欲と仕事に対するエネルギーが最も高くなる。水曜こそよく食べてよく学べ」
「月曜日に心筋梗塞や脳梗塞の発症が多くなる。月曜は慎重に行動しろ」
「だから早朝の運動と同様に、月曜日の激しい運動も要注意」
「オレは月曜夕方にゴルフ練習して、水曜は卓球練習してるぞ。卓球は激しい運動だ」

すると、学生からこんなコメントをいただきました。

「先生、受験生は毎日が日曜みたいなもんです。そこはピンときませんな」
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 本日、27日一般質問で問題提... | トップ |  教育費こそ、福祉と共に最も... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

医療」カテゴリの最新記事