私は、中央区に住んでいて、
とっても中央区のポテンシャルを感じている。
しかし、残念なことに、
そのポテンシャルが、出せないでいる。
出せないまま、経済至上主義に流されて、
中央区の文化が、一つ、また一つ消えていくのを、
ただ、指を加えて見ているがままの状態であった。
「聖ヨゼフ幼稚園」が消えた。
そして、「日本の食文化の発信地 築地市場」が消えようとしている。
(私は、築地市場は、必ずや築地現在地での再整備を目指します。)
そんな中、久々に勇気を奮い立たせる
講演を本日12/21、お聴きする機会を得た。
本当に、わくわく興奮するお話だった。
法政大学デザイン工学部教授・中央区郷土天文館館長 陣内秀信氏の講演。
講演をお聴きした内容を参考にして、
中央区の夢のある街創りを、私なりにアレンジして書く。
中央区の文化、
それは、
歴史が重なり、多様な顔をもつ地域があること。
江戸、文明開化、モダン東京、現代の最先端がすべて中央区にはある。
江戸から現代まで経済の中枢・日本橋がある
エレガントな大人の街・銀座がある
粋な下町・人形町・八丁堀・月島・新川、、、
ハイカラ文化の明石町
日本の食文化の発信基地・築地
伝統的な生活空間・佃・月島
あたらしい生活空間・晴海・豊海・浜町、、
経済文化の両面において江戸東京が日本の中心であったし、いまもそう。
日本の伝統文化も、現代の文化も両方を世界が注目しており、
中央区は、その舞台になる可能性が大いにある。
経済と文化は対立関係ではなく、
これからは、「経済=文化」を目指すべき時代。
中央区には、個性がある地域が多く、強さでもあり、難しさでもある。
これから中央区で「経済=文化」の両者を発展させ、
世界の注目の舞台に仕立てあげていくには、
時代を読む大きなビジョン・構想力と
強大なリーダーシップが必要である。
ビジョンに織り込むべきものは何か。
①水の都
水辺を大いに利用しなくてはならない。
人は水により、安らぎを感じる。
水は、経済と人を運ぶ。
水辺、川、橋、堤防を大いに利用する街を創る。
②文化・情報の発信地
歴史的に演劇活動の場であった。
そしてギャラリーも多数銀座に集まっている。
文化を想像する若者達をもっと集め、インキュベターとなり、
文化をどんどん生んでいってもらう。
文化創造そして発信する都市(クリエイティブ・シティ)を創る。
銀座は、一歩進んでいる。
ジャズコンサートを開き、
美大生の銀座ディスプレイの腕試しの場であり、
お茶会が開催され、
建築の美と空を大切にしている。
③コミュニティ
都心人口が回復し、生活感のある都市空間が形成。
祭りがあり、華火がある。
新旧の住民の融合する場や、広場を創造して行く。
この三つのビジョンが合わさって、
浮かび上がる中央区の形は、
サロン、ミュージアム、ステージ。
すなわち、
「ALL 中央区 ミュージアム構想」
文化振興懇談会のまとめでは、
*一人ひとりの心豊かな生活
*クリエイティブライフスタイルの尊重
*人を引き付ける魅力と、世界に名だたる気品と風格
さて、この実現に向け、すべきことはなにか。
①運河、河川の利用、川辺利用を最大限にもっていく。
そして、長期的には、築地川を復活・再生する。
②文化インキュベーター拠点を街中につくる。
③世界的コンベンション機能を中央区にもつ。
すなわち、世界的大会を終えたあとのレセプションを、
河と東京湾と東京タワーという景色を観ながら、
築地の食を堪能できる場を、つくる。
④演劇機能の伝統を充実させていく。
歌舞伎座の雰囲気を残しながらの劇場の充実
⑤亀島川を水辺散策の散歩道にする。
⑥若い人、大学生と連携を密にとっていき、
アイデアとパワーを街創りに生かす。
高齢者のパワーも文化財サポーターなどで、
街創りに生かされるように。
⑦歩行者空間を十分取った道路整備。
⑧食文化を発信する築地市場の再整備
⑨基本は、中層の集合住宅にし、街並みを壊す地域の高層住宅は禁ずる。
⑩集合住宅を作った場合、一階は店舗を入れるようにする。
商店街であった場合、セットバックのために、商店街が途切れないようにする。
⑪人が集まるもの
はなみ、はなび、おまつり、いちば
これらの集客を十分生かす。
⑫街角ミュージアム、街角フェスティバルが行えるようにする。
⑬歴史的民家保存に認定や助成をする。
以上、
とっても中央区のポテンシャルを感じている。
しかし、残念なことに、
そのポテンシャルが、出せないでいる。
出せないまま、経済至上主義に流されて、
中央区の文化が、一つ、また一つ消えていくのを、
ただ、指を加えて見ているがままの状態であった。
「聖ヨゼフ幼稚園」が消えた。
そして、「日本の食文化の発信地 築地市場」が消えようとしている。
(私は、築地市場は、必ずや築地現在地での再整備を目指します。)
そんな中、久々に勇気を奮い立たせる
講演を本日12/21、お聴きする機会を得た。
本当に、わくわく興奮するお話だった。
法政大学デザイン工学部教授・中央区郷土天文館館長 陣内秀信氏の講演。
講演をお聴きした内容を参考にして、
中央区の夢のある街創りを、私なりにアレンジして書く。
中央区の文化、
それは、
歴史が重なり、多様な顔をもつ地域があること。
江戸、文明開化、モダン東京、現代の最先端がすべて中央区にはある。
江戸から現代まで経済の中枢・日本橋がある
エレガントな大人の街・銀座がある
粋な下町・人形町・八丁堀・月島・新川、、、
ハイカラ文化の明石町
日本の食文化の発信基地・築地
伝統的な生活空間・佃・月島
あたらしい生活空間・晴海・豊海・浜町、、
経済文化の両面において江戸東京が日本の中心であったし、いまもそう。
日本の伝統文化も、現代の文化も両方を世界が注目しており、
中央区は、その舞台になる可能性が大いにある。
経済と文化は対立関係ではなく、
これからは、「経済=文化」を目指すべき時代。
中央区には、個性がある地域が多く、強さでもあり、難しさでもある。
これから中央区で「経済=文化」の両者を発展させ、
世界の注目の舞台に仕立てあげていくには、
時代を読む大きなビジョン・構想力と
強大なリーダーシップが必要である。
ビジョンに織り込むべきものは何か。
①水の都
水辺を大いに利用しなくてはならない。
人は水により、安らぎを感じる。
水は、経済と人を運ぶ。
水辺、川、橋、堤防を大いに利用する街を創る。
②文化・情報の発信地
歴史的に演劇活動の場であった。
そしてギャラリーも多数銀座に集まっている。
文化を想像する若者達をもっと集め、インキュベターとなり、
文化をどんどん生んでいってもらう。
文化創造そして発信する都市(クリエイティブ・シティ)を創る。
銀座は、一歩進んでいる。
ジャズコンサートを開き、
美大生の銀座ディスプレイの腕試しの場であり、
お茶会が開催され、
建築の美と空を大切にしている。
③コミュニティ
都心人口が回復し、生活感のある都市空間が形成。
祭りがあり、華火がある。
新旧の住民の融合する場や、広場を創造して行く。
この三つのビジョンが合わさって、
浮かび上がる中央区の形は、
サロン、ミュージアム、ステージ。
すなわち、
「ALL 中央区 ミュージアム構想」
文化振興懇談会のまとめでは、
*一人ひとりの心豊かな生活
*クリエイティブライフスタイルの尊重
*人を引き付ける魅力と、世界に名だたる気品と風格
さて、この実現に向け、すべきことはなにか。
①運河、河川の利用、川辺利用を最大限にもっていく。
そして、長期的には、築地川を復活・再生する。
②文化インキュベーター拠点を街中につくる。
③世界的コンベンション機能を中央区にもつ。
すなわち、世界的大会を終えたあとのレセプションを、
河と東京湾と東京タワーという景色を観ながら、
築地の食を堪能できる場を、つくる。
④演劇機能の伝統を充実させていく。
歌舞伎座の雰囲気を残しながらの劇場の充実
⑤亀島川を水辺散策の散歩道にする。
⑥若い人、大学生と連携を密にとっていき、
アイデアとパワーを街創りに生かす。
高齢者のパワーも文化財サポーターなどで、
街創りに生かされるように。
⑦歩行者空間を十分取った道路整備。
⑧食文化を発信する築地市場の再整備
⑨基本は、中層の集合住宅にし、街並みを壊す地域の高層住宅は禁ずる。
⑩集合住宅を作った場合、一階は店舗を入れるようにする。
商店街であった場合、セットバックのために、商店街が途切れないようにする。
⑪人が集まるもの
はなみ、はなび、おまつり、いちば
これらの集客を十分生かす。
⑫街角ミュージアム、街角フェスティバルが行えるようにする。
⑬歴史的民家保存に認定や助成をする。
以上、