引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

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引頭佐知(いんどうさち)だしとり教室 2017年10月21日

2017年10月22日 | いんどうさち だしとり教室

だし素材の説明と試食。

4種のだし昆布

右から羅臼昆布、真昆布、

利尻昆布(利尻・鴛泊産)

日高昆布。

一本釣り本枯節を削っていただきます。

みなさんに少しずつ削っていただきます。

4種のだしとり

手前の2枚の鍋には真昆布を入れて

火にかけています。沸騰寸前に昆布

を取り出し、それぞれ、かつお節を加えます。

・真昆布+削りたての本枯節

・真昆布+市販のパック入り本枯節

 

後ろのいりこの鍋は、

昆布と合わせたもの、いりこ単独のもの。

・羅臼昆布+伊吹いりこ

・伊吹いりこ

「昆布は沸騰寸前に取り出す!」

おぼえておきましょうね。

 

昆布をぐつぐつ煮出すと

ヌメリが出たり、だしが濁ったり、

昆布くさく(海藻臭い)だしになります。

昆布に限らず、だし素材はぐつぐつ

煮出さないようにしましょう。

こちらのだしがらは、

パック入りのかつお節。

 

いりこだし。

写真のいりこのだしがらは、小羽と中羽です。

*トップの写真の真ん中に並べた大・中・小の

いりこ。大が大羽、中が中羽、小が小羽です。

 

中羽、大羽は厚みがありますから、

頭と腹ワタを取り、身を半分に割ってから

だしとりしますが、小羽はその必要は

ありません。

今日は、練習のため、頭と腹わたをとり、

身を半割にしました。

面倒だなとお思いでしたら、手で千切って

細かくしてもいいのですよ。

要はだしを抽出しやすくするためなのですから。

 

母はいりこの小羽を買ってきたら、すぐに、

新聞紙の上に広げ、処理して缶に入れて

いました。

北海道のかぼちゃがスーパーに

並ぶようになりました。

かぼちゃは、旨味が強いので

だし不要とも言われますが

だしをつかうと、数倍おいしくなります。

こんな風にだし、調味料を最初から

入れて炊き始めます。

がんもどきと小かぶの葉の煮浸し。

 

小蕪の葉はかぶ以上に栄養豊富。

カルシウム、ビタミンK、鉄分・・・

葉をチャチャッと炒めて調理すると

β-カロチンの吸収がよくなるそう

です。今日は短時間でチャチャッと

炒めて煮浸しに。

かきたま汁。

「なかなかうまくつくれない」のだそうで、

「うまくつくれないポイント」をお聞きし

ゆっくり説明しながら、つくっていただき

ましたが、どうでしょう、

材料は三つ葉と卵だけ、シンプルです。

だしは、かつおだしだけでも結構ですから

復習してみてくださいね。

納豆となめこの味噌汁

だしは羅臼昆布と伊吹いりこの

あわせだし。

「うわーーッ」と歓声があがるほど、

よろこばれました。

即席漬け

白菜ときゅうりと大葉。

 今月から「一番だしのお土産」を

はじめました。2カップ分です。

翌日のお味噌汁に、煮物に

おつかいください。

 

22日朝。昨日つかった昆布です。

來月の、プラスだしは、

かんたんにだしとりしたい

「粉だし」の予定です。

 

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