引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

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引頭佐知の和食ラボ 2016年10月25日

2016年10月26日 | いんどうさち 乃木坂分室・和食ラボ

今日のテーブルフラワー

ざくろと菊の花。

2児ママさんこと、

2児の男の子のおかあさんから、

「10月は海苔巻きを」と、リクエストが

ありました。

10月10日体育の日、

学校だけではなく、さまざまな競技会や

運動会が催されたのでは?

2児ママさんの、マスターしたいのは、

巻き方、海老そぼろのつくり方、

かんぴょうの丁寧な煮方も、とのこと。

いくつかコツがあり、それをマスターすれば

カンタンです。

 

 まずは一番だしを。

昨年南茅部で昆布漁を見学してから、

昆布への思いがさらに増し、

この昆布の戻り方に、コーフンします。

海からあがった昆布はね、

こんな感じなんですよ。

さて、海苔巻きの芯作りです。

今日は手軽に5種の芯。

・厚焼き卵を焼きます

・干し椎茸を戻して、炊きます

・かんぴょうを戻して、炊きます。

・海老そぼろをつくります。

・三つ葉

 

あれこれ同時作業なので、カメラメモが

追いつきません。断片的にメモメモ。

 

しっかり戻して炊いた干し椎茸。

柔らかく炊いた、アワビの食感です。

ふっくらと丁寧に戻したかんぴょう

えびそぼろは、芝海老で。

冷凍海老でも構いませんよ。

背わたをとっているところ。

海老そぼろ。

ほろほろと、上手にできあがり!

実物は桜色なのですが・・・

灯りの関係で黄色に(涙)

あーーしてこーーして・・・

ちゃうちゃう、そこはこーして・・・

 

なんとか、巻けました。

6本揃いました。

大きさも揃ってますし、

美しく巻けてると思います。

切り方。

海苔巻きだけじゃ、子供たち満足しません。

今日は、カレー粉をつかった鶏の照り焼き。

海苔巻きと照り焼きだけじゃ、

大人が満足しません。

菊と菊菜(春菊の秋の呼び名)のおひたし。

築地で求めた樫(かし)のクルミもプラスして。

日本のクルミのせいか、

渋味が薄いので渋皮つきです。

クルミをつかえば子供たちも箸をのばすかも。

いただきます!

今日は、しめじ、紅葉の生麩のお吸い物。

2児ママさんは、きちんとだしをとり、

私の料理の復習率の高いおかあさん。

だしとりのときも、子どもたちは、

お鍋の周りをウロウロしてるとか。

「中1の上の子が、まだまだ子供で

「おかあさん、愛してる!」って

言うんです」 と2児ママさん。

いいなーー、

こういうの聞くとうれしくなります。

今日も幸せこぼれる食卓です。

 

初めての海苔巻き。

おかあさんの海苔巻きを思い出したのか

運動会を思い出したのか

みんなちょっぴり子供に戻りました。

 

 

 

 

 

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