会津若松には、9時30分に到着。
「おはようございます!」
会議室に入室し、席に着いたら、
クライアントのKさん、
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「はい、これ、
10周年記念のプレゼント!」
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「えっ!」
「エプロン、エプロン、ただのエプロン」
即、袋をあけてみたら、
ブルーのストライプの,腰までの丈の
すてきなブラウスでした。
全国を飛び回り、超多忙なKさん。
思いがけないお気持ちに
びっくりするやら、うれしいやら、なごむやら。
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お言葉通り、今日は記念にエプロンがわりに
使わせていただきます。
即、着替えてキッチンへ。
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さて、この番組は、
鏡田辰也アナウンサーとの掛け合いで
料理をつくっていきますが、
ハプニングを大切にしているので、
事前にレシピの打ち合わせは一切
しません。
今日は6本分の6品。
鏡田さんは、相変わらず、わたしの小さな
ミスをみつけては、
「コラッ!
またぁ、ラジオだから見えないと思って
なにやってんですか。
もう、ほんっと自由なんだから。
みなさん、
引頭さんは、今、こんなことしましたよ。
あんなことしましたよ」と
うれしそうにリスナーに告げ口します。
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料理ができあがったら、鏡田さんが試食し、
ギャラリーのみなさんにも
試食をしていただき、感想をいただきます。
今回も、16~7人の方がみえています。
いかがですか?
お1人、お1人にインタビュー。
4本録ったら昼食です。
今日はどこ、行こう?
ひさしぶりにお蕎麦屋さん「岩人」さんに。
畑の中にあります。
あーーー、ビルが見えなくて、気持ちいい。
天ざる大盛りーー3名
天ぷらそば―――2名
さて、再び収録。
わたしは、正直言って「午後から女」。
午後からは、テンションがあがります。
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午後からの1本目は
かぼちゃ料理。
これも5分かかりません。
パパッと切ってつくります。
乱暴な盛り付け、すみません。、
ま、ラジオですから。
最後の1本は、お味噌汁。
時間もあるので突然だしとり教室に。
今回は、真昆布と伊吹いりこの合わせだし。
「はい、まずは、だしを試飲してください」。
「いやぁ、うまい!」
「なつかしいなぁ」
「おふくろのは、煮干し必ず入ってた」
「だし、うまいなーー」
「材料の量と、とり方もう1回教えて」
「はい、はい、メモとってください。
いいですか。
4~5人分の味噌汁なら、
水1リットル、昆布10g、煮干し20gを
目安にしてください」
番組、終了したかのようなブレイク。
うど1本、捨てるところなくつかった味噌汁。
うまい!うまい!の連発です。
吸い口は七味とうがらし。
お味噌汁の試食は、クライアントのKさん。
和太鼓の師匠。13年前から若い人の
指導をされています。
「うれしいのはね。いままで育成してきた
若い人達が育ってくれたことね。
それぞれがリーダーシップを発揮して、
入門してきた若い子を指導してくれてる。
そこまで育ってくれたことね」
今日の収録も、6テイク、すべてリテイクなし。
鏡田さんは、きっちり時間内におさめます。
わたしは、かつてラジオCMのライターを
していたので、鏡田さんのプロの手腕には
いつも脱帽。
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終了です。
後片付けは、掃除が趣味の鏡田さん担当。
のどが痛いというのに・・・。
「あれ?味噌汁は?」
ラジオ福島の若松支社長森さん。
メガネの奥の小さな目を丸くして
「終わった?????
最後は味噌汁と聞いてたから、
あっちこっち急いで回って来たのに。、
まったく、残念だ・・・・・。
味噌汁のみたかったぁ」。
「また、来年会いましょう!」
終了後は、和菓子の吉田屋さんへ。
(会津若松市馬場町1-22)
お目当ては柏餅とうつくしい女将さん。
「じゃ、わたしも買います」と佐藤さん。
趣味のよい着物姿。
その着物の色を一色さした草履の鼻緒。
歴史ある町の老舗の女将さんです。