引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

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引頭佐知・和食初めの一歩教室 2017年10月14日

2017年10月15日 | 昔ながらの和食教室

 

だしとり。

一番だし

「おいしいです!」

「なんか、

先月よりも美味しい気がする」Nさん。

とりたてのだし、4種の料理につかいます。

 

煮物(治部煮)、和え物(胡麻和え)、

ごはん(しめじごはん)、汁(里芋の味噌汁)。

治部煮の煮汁。

仕上げにわけぎを加えて。

銀杏。

だいぶお安くなりました。

鬼がらを割り、薄皮は、ゆでながら

玉杓子の底でこすりながらむきます。

 

銀杏は、滋養強壮によく、虚弱体質を

改善します。中国では漢方薬や高級

料理でつかわれてきました。

体力がなく寝不足の方、喘息や咳など

呼吸器の弱い方、頻尿など膀胱の働き

の弱い方におすすめです。

ゆでたのを、いろんな料理にどうぞ。

ただし食べ過ぎは禁物(のぼせます)。

5~7粒を食べ続けましょう。

菊の花

今年は出回るのが遅く、スーパーでは

在庫があっても1~3パックくらいしか

ありません。しかも1パック398円!

青森、長岡に出張してから、

菊の花を好きになり、今日も

「♫~飾りじゃないのよ、菊の花は(字余り)」

と歌いながらつかっています。

 

菊は、「不老長寿の花」とよばれ、

血液をきれいにし、血流を促してくれます。

高血圧や脳卒中を防ぐ効果がありますが、

生徒さんにとってはPC作業などで眼を

つかい過ぎたときなどに効果的。

これからの季節、菊をみつけたら

迷わず「買い!」。

庭先で育てた菊もつかえますよ。

胡麻和え、おひたし、酢の物、てんぷらで

毎日食べましょう!

胡麻和えの器、

今日は飯碗に盛りましょう。

秋、伝わりますか?

治部煮には、粉山椒をたっぷりかけて。

本式はわさびですが、粉山椒なら手元に

あるでしょう。

*粉山椒、七味とうがらしは常備すべし!

しめじごはんに銀杏、炊くときも入れて

ますが盛り付けのときにも加えます。

「銀杏、(ごはんの)上から自然な感じで、

落としてね」

 「もうちょっと低いところから落としてね」

里芋も、入荷量が少ないですね。

まだ・・・。

歳のせいか、秋が訪れると、

「今年の里芋がおいしい」かどうか、

とても気になります。

 

 

 

 

 

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