波紋

一人の人間をめぐって様々な人間関係が引き起こす波紋の様子を描いている

思いつくまま

2010-02-10 07:40:12 | Weblog
人は日々の生活の中で、何か事を為そうとするときに無意識に又は本能的に「エキスキューズ」することが多い。言い換えれば問題を自分のこととして背負うことを避けようとする。
そしてその度に「言い訳」をすることになる。事の是非を瞬間的に峻別して自分のこととするか、他の事とするかを判断してしまうのである。
しかしこのことを自分自身で冷静に考えてみよう。例えば「自分の部屋をきれいにしたい。」と考える。しかし自分ではしたくない。そして誰かが、何時かしてくれるだろうと考える。そしてそのままの状態が続く。何かをしたい。こうありたい等と自分の望み、欲望はどんどん膨らんでいくがそれだけである。そして其処には何も起きない。
そこで発想の転換をするのである。つまり三つの「~から」の実践である。
それは「ここから、今から、私から」であり、自分のところから始める。そして何時かするというのではなく、今からであり、誰かを待っているのではなく、自分から行動するのである。このことに気づけば自分がしなければいけないこと、自分が出来ることが見えてくる筈である。そのことがすべてを変えていく事になることを覚えたいと思う
2月の積雪は2年前にもあったことを思い出した。節分も終わり、立春を迎えた。今、中国を中心に東南アジアでは旧正月の中節を迎える準備で賑わっていることだろう。
日本の正月風景がすっかり冷めた傾向があるのに比べて、この旧正月の祝い事がまだまだ続いている事に意義を感じる。そしてこの行事が終わると春を迎えることになるのだが、本当に暖かい春を迎えることが出来るのだろうかと不安もある。
まだまだ景気の回復が見えないし、厳しい状態が続いている。世界における日本のポジションも水面下で静かに変化している。日本全体のGDPが下がっているが、それよりも国民一人当りのGDPが世界で二位を保っていたが、今や29位までランクダウンしていると聞いた。さすれば日本のこれからの日本の位置づけは今後どうなるのだろうか、そしてその事は私たちの生活にどのように影響してくるのかを考えさせられる。
この辺でこんな時だからこそ、政府も国民もふんどしを締めなおして、まず「ここから、今から、私から」を実践することを考えたいものです。
固かった梅のつぼみも、今週ぐらいから膨らみ始め、このあたりでも来週には梅の香りと花を満喫出来るのではないかと楽しみにしているこの頃です。

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