波紋

一人の人間をめぐって様々な人間関係が引き起こす波紋の様子を描いている

思いつくままに    「孫からの初めてのメール」

2015-07-15 09:30:47 | Weblog
私には孫が4人居る。下は小6から上は大学1年までで男も女の子も居てそれぞれ個性もあり、成長が楽しみである。しかし、大きくなるに従ってそれぞれ自分の世界が出来てきて
学校の事を中心に友人のこと、クラブ活動のことと時間がなくなり、会うことも無いのが実態である。親である息子や娘に時々様子を聞くことがあるが、親も良く分からないぐらい自立してきているようである。
その孫の一人から突然メールを受け取った。もうメールなんかするようになったのかと何気なく読んでいるうちに涙で目が潤むのを抑えることが出来なくなっていた。
(原文のまま)~70歳を過ぎると勉強は大変でしょうけどボケないようにするために脳を使って知識を増やしていくことがいいですね。もしじいじも大学とはいかなくても、何か挑戦するつもりで頑張ってください、もし大学へ行きたいというなら私がバイトで稼いでお金を出してあげるよ。」普段は疎遠で私の存在すら忘れられているかと思っていたし、私自身もそれほど気にもしていなかったのに、驚きと感動を貰うことができたのです。
小さいときは初めての孫と言うこともあり、母親の体のこともあってたびたび行って子守をした事を急に思い出して、あんな小さい子がこんなことを言えるようになったのかと
その成長を感謝せざるを得ませんでした。
この世ではその時々において普段気づかないで居ても不図気づいて考えることが多くなるのだが、子供の成長は確実に目に見えて進んでいることがわかる。
中3年の子が英検3級を合格したとか聞くと、わがことのように嬉しくなるのもそのひとつだ。自分の基準で人を見るのではなく、それぞれの人間の成長を楽しみながら自らも
努力をすることを教えられた主である。