波紋

一人の人間をめぐって様々な人間関係が引き起こす波紋の様子を描いている

思いつくままに    「夏休み」

2014-08-22 16:49:08 | Weblog
子供も大人もこの時期には夏休みをとる。連日の暑さ35度を越す真夏日が続いては余程
空調の効いた場所でないと、落ち着いてゆっくりくつろげる気持ちになることが出来ないので体調を整えるのも一苦労である。TVを見ていたらこの100年の間で地球の温度も平均4.3度も上がったと認めているので、今後もこの暑さは続くと思われる。
私には娘と息子に二人づつの孫が与えられているのだが、上の孫は高校3年生と中学三年生になる。どちらも女の子だが、この二人は生まれたときから母親の関係でミルクをやったりオムツを取り替えたり、子守をした関係で何かと思い出も多いいのだが、今年の夏は来年の受験を目指して猛勉強をしていると聞いていた。その二人から珍しくじじばばと食事をしたいと招待を受けた。お姉ちゃんが手つくりの料理を食べさせると言うのだ。
手土産のケーキと果物を持って出かける。料理はイタリヤ料理ということで冷静パスタ、そしてスープ、サイドメニューにキッシュがついていた。パスタの上の大根おろしまでが新鮮で食材が生き生きとしていた。(味付けは除外として)
めったに食べることのないものを食べてレストランの雰囲気を味わうことが出来た。聞くと朝から準備で半日かかっていたとか、あんなに小さくて近くの公園やコンビニ、そして
スーパーに手を引いて遊んでいた孫がこんなことが出来るようになったかと思うと本当に健康で成長したことを改めて感謝させられたものである。
一歳のときに一升餅を背中に背負い、ヨチヨチ歩いた姿や幼稚園帰りのバスを迎えにいったとき、ママが来ていないと言って大泣きしたり小さいときの思い出がどっと思い出されてきた。人生ってこんなことなんだと生かされていること、普段は会うことは出来なくてもこうして家族は結ばれているのだと言うことをしみじみと覚えることが出来た。
願わくは来年の受験も無事に済んで希望の学校でさらに成長してもらいたいものと願いながら暑い中を帰途に着いた。
こうして夏は過ぎていくのだが、各自がどんなことでも良いので思い出を残してもらいたいと思う。