波紋

一人の人間をめぐって様々な人間関係が引き起こす波紋の様子を描いている

     思いつくままに

2011-03-09 09:25:40 | Weblog
3月になって雪に見舞われまだ春は早いのかと思うと、急にぽかぽか陽気になったりする。いわゆる「三寒四温」の陽気を肌で感じると、春が近づいていることを実感できるのと、日本の四季を本当に感じることが出来て嬉しい。そして色々なスポーツが始まる。
本来なら今頃大相撲の3月場所が始まる頃で話題になっているのだが、今年は未曾有の不祥事件で行われていないのは淋しいが、プロ野球のオープン戦、ゴルフ等が春の息吹を
聞かせるように知らせてくれている。先日、東京マラソンを目の当たりにみる機会があり、そのワンシーンを見物したが、その熱狂振りに驚かされたものだ。先頭が朝の9時ごろ通過した後、延々とその列は午後の3時ごろまで続いていたものだ。
しかし良く見ているとスポーツ好きは総じて女より男のようである。それは男の右脳の使い方による「男は情熱的」とされるところから出てくるのか、熱くなる所があり、勝ち、負けにこだわる所がある。このことは長じると紛争や戦争にも繋がりかねない所があるので考えなければならない。少し飛躍して考えれば世界の各国の指導者は全部女性にしてしまえば、武力衝突はなくなり戦争は起こらないのではないかと思ったりする。
確かにスポーツは「勝ち」「負け」がはっきりするので、そのたびに一喜一憂する所が面白いのだが、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けるに不思議の負け無し」と誰かが言ったように勝負の背後にあるものを、勝手に想像して楽しむことも出来る。
まして選手の個々のあり姿も隠されることなく、明らかに結果になってでるのでその人間性や成長過程、又努力なども見えてくる。チームであれば個々の選手の活躍とそのチームをまとめる監督のあり方などそれぞれの立場での考え方なども見えてきて面白い。
女性だと勝ち負けはお構いなく「好き、」「嫌い」で別れるだけになることが多いと思うが、男は熱くなると同時に年齢と共に、其処に人生の縮図のようなものを想像できる。
そして運、不運も含めて明らかにされる結果を見るのだ。
そんなわけで今年も色々なスポーツを通じて素直に熱く燃えながら、勝手に
想像をたくましくして、評論家を気取ってみたいと思っている。