九州の風来坊

今は自由人で風来坊、何処までも突っ走る男は何処に行くのやら

俺のバカンス

2008年07月10日 15時09分20秒 | Weblog
足の芯が、ここが張ると全体的に重くなるというか全然走れなくなる。
10mも登ると一瞬にして全身に乳酸が回り何ともいえない感覚に襲われる。
昨夜少し筋肉を調整したから今日は少しはましなはずだ。〔経験が大事〕
平地から一気に登るがここはアップだ、頂上に近づくにつれ走行間はましな感じになる。
良く選手時代調子はどうと聞かれることがあったが調子そんなのわからんーよ、限界走行に持ち込まないと自分の体など解らない、でも最高の走りが出来るように一応調整はしていたけどね。
だから大事なレースで全然だめなんて俺にすれば信じられない。
小さな小さな調整で折り返し地点に到着、ここから30kmは下り基調で速いぞ。
最初の難関も高速で突入していく、登り始めに一気にペース上げたら何か変?
速度についていけず切れ気味、後方から針がかわして行く、
針のばたばた走法で幻覚が起こり自分までもばたばた走法に迷い込む。
見てはだめだ、気持ちを入れ替え何とか食らい着く、ガクがアタックをするがさすがに選手じゃないから威力が無い、だらだらダッシュ。
何度かダラダラダッシュで伸びるが耐え切りる、残り1kmダビデンコとストロコビッチが自信を持って速度を上げていくがここで俺もエンジン全開、パワー全開で振り切る、良いねー久しぶりに坂の頂上でもがいた。
その後も狂い咲きした足は風車のように回りつずけ皆をずたずたに切り裂いてやった。山では勝てないから高速走行しか振り回せない、勝負は少しの間続きそうだが太陽がギラギラする頃には又肌の色は白くなりベルトの穴が足りなくなることは間違いないだろう。
最初のバカンスは色々考えさせられる事も多かったが、遂に最終日を迎えたがまだまだバカンスも続く。