日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

行ってみないと分からないスペイン(7)

2007-08-28 06:36:54 | スペイン
あまりに空が青いせいからか、サラマンカに来て
何かあるたびに、いや何もなくても、ついつい
青い空を見上げてしまう癖がついてしまった。
高い、一点の曇りもない空を。

さっきの大聖堂の脇をすり抜けて、ヨーロッパで
三番目に古いというサラマンカ大学の正門前。
中世の学生たちも勉強していたそのままの
講堂や壁、談笑していたであろうオアシスのような中庭、
ざらざらになったレリーフも残る階段など
大学の中を見学する。知力は権力であり、
一部の限られた人間にしか教養は手に入れることが
できなかった歴史を実感する。
そんな時代に比べると、確かに大学は大衆化したが、
意欲さえあれば教養をつけられる現代のほうが
僕は好きだと思う。

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