日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

ランド地方風サラダ

2006-12-11 07:42:09 | パリ右岸
地図を見ると分かると思うが、ランド地方というのはボルドーの南、
ボルドーとバスク地方の入り口ビアリッツあたりまでの間、
何百キロにも渡って海岸線と松林が続く、自然に恵まれた地域だ。
一度TGVに乗ってバスクまで行ったことがあるが、ボルドーから先は
地平線と松林しか車窓から見えなかった。

それでなんでランド地方かというと、今日はフランス人の友人が
自宅に来ることになっていた。で、いつも料理が下手で、作るには作るけど
よくわけの分からないものができあがってしまう僕なのだが
(ほんと、犬の餌みたいな料理がよくできあがる。まあ、一人だから
あまり気にせず食べているが)、客人が来るなら、ということで
一念発起してランド風サラダを作ったのだ。

ランド風サラダ、といっても実は簡単でプチトマトとグリーンの野菜
をオリーブオイルで絡めたうえに、鴨肉のレバーとフォアグラを入れるのみ。
結局、フォアグラが入っていることがランド風サラダの特色なのだ。

で、結果は、というと直前に友人が風邪引いて家にこれないことが分かり、
予定を変更してポンピドーセンターにイブ・クライン展を見に行く。
金色に塗られたスポンジのオブジェを見て少し気分が悪くなる。
でそのあと、家に戻ってきて一人でランド風サラダを食べた。
なかなかおいしい。ちょっとわびしかったが。

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