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日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

自分のようなものでも

2011-04-01 15:35:18 | 大阪
ブローデルの「文明の文法Ⅱ」を読んでいるのだが、この
原題はgrammaire des civilisations
となっている。なぜ、「文明」が複数形になっているかというと、
西欧文明以外の中国文明やインド文明、イスラム文明なども
扱っているからだ。もし、そういった文明の複数性を無視して、
西欧帝国主義がしたように、未開の農村社会(=国)から西欧の
しかるべき文明というものに連れ出す、といった意味合いであれば
「文明の文法」という邦題は同じでも、フランス語は
grammaire de la Civilisation
となるだろう。あと、文法、といった単語に重きをおいて、
文明に関する文法、文明化のための文法、といった意味でのタイトルだと、
定冠詞が抜けてgrammaire de civilisationとなるのかな。

とそれはいいのだが、大学院の教官が電話をくれた。
4月から、もう大学院は終わったのだけれど、ゼミに出席しないか、
との誘いだった。本当に今月からどうするか決めていないので
途中だったスペイン語の講座にでも通おうと思っているのだが、
まあこんな風に声をかけてもらうのはありがたい。

こんな毎日を続けていると、なんかなんのキャラクターもない
のっぺらぼうな人間になりそうだなあ、などと思った。
難波に行ったついでにとんこつラーメンを食べ、
法善寺横丁の水掛地蔵に水をかける。大阪で一番落ち着くスポットだ。

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