日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

僕と洗濯機

2006-01-01 20:59:34 | 自分について
いきなり洗濯機が壊れた、何の前触れもなく。
スタートボタンを押してもウンともスンとも言わない。
何か安全装置でも作動しているのかと思い、360度、
洗濯機を上から下、表から裏まで眺めてみたが、そんな装置なんか見つからない。
押せる限りすべてのボタンを押してみるが、やっぱりウンともスンとも言わない。

こりゃあ、水道水の中の石灰分が洗濯機の中で
固形化して機能障害を起こしているに違いない、などと
最初の頃思っていたが、そのうちふと気がついて、
洗濯機のコンセントを抜いて、代わりにラジカセをコンセントにつないでみる。
ラジカセもウンともスンとも言わない。なんだ、電流の問題かよ。

急いでヒューズを見てみる。10A、16A、20A,32Aと
合計6つぐらいのヒューズがあるのだが、一体どのヒューズが飛んだのか
さっぱり分からない。仕方ないんで、それぞれの電流のヒューズを
電気屋まで買いに行く。電気屋というかDIYの店なんだけど。

例によって何の下調べもせずに行ったもんで、売り場に行って
同じアンペアのヒューズでもいろいろなサイズがあることを初めて知る。
仕方ないのでカンで、一通り10個ぐらい買って帰る。
アパートに戻ってヒューズを入れようとすると、案の定、サイズが
違っていてヒューズボックス(porte fusibleとフランス語で言うのだが)に入りゃしない。

仕方なく、ヒューズボックスのサイズを調べて、翌日もう一度同じ
DIYショップにヒューズを買いに行く。
バラ売りという概念のない店なので、また10個ぐらい買わされるはめに。
真新しいヒューズを今度こそ、交換。どれが飛んでるのか分からないのですべて新品に交換
(ちなみに後で友人に聞いたが、洗濯機で10Aはありえないとのこと。基本ですね)。
が、しかし、相変らず洗濯機は動かないのだ。

なんでだ、なんでだ。洗濯物はたまるし、コインランドリーに
洗濯物紙袋かなんかに詰めて行けってか、ああ、ダサい、などと独り言を言いながら、
ヒューズ周りを見ていると、ふとブレイカーが落ちていることを発見。
なんだ、ブレイカーかよ。何やってんだろ、俺、この二日間、などと
山盛りのヒューズを見ながら自分に言い聞かせる僕だった。



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