日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

ちょっと心に残る言葉

2014-10-19 11:53:19 | フランス語
ベルギーのゲントから戻って、仕事が忙しくなり、また
その合間にナントに展覧会なんかを見に行っていた。

お酒は相変わらず飲んでいない。どうしてもっていうときだけ
週に一回ぐらいの頻度でちょっと飲むぐらい。おかげで
味覚が戻ってきたようだ。それから読書の時間も。

ということで今週はフランスの雑誌を読んでいたのだが、ある
イスラエルの女性作家のインタビューで以下のような言葉があった。

En fait, j'étais consciente,dès mon plus jeune age,
de pouvoir tout perdre en quelques secondes.
L'anxiété venait de là, du sentiment de
la fragilité de l'existence

実際に、子供のころからずっと、一瞬のうちにすべてが消えてしまうって
知っていた。不安な気持ちはすべてそこから来ていたの、
存在のはかなさの感覚から。

読んでいるうちにホロッとしてしまった。誰もが子供のころに感じる感覚。
大人になってからもっつきまとう、居心地の悪さ。



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