日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

アンダルシアへの道(3)

2012-08-19 23:03:07 | スペイン
通りを歩いていてあまりに暑いので、近くにある
アイスクリームスタンドに入ってコーンに入った
アイスクリームを買ってみる。いろいろなフレーバーが
あるのだが、適当にイチゴとチェリーを指さす。
COPA(カップ)かCONO(コーン)のどちらのタイプが
いいか聞かれたのが、なんとなく理解できたので、コーンを選ぶ。
ああ、アイスなんて食べながら街ぶらぶら歩くなんて
学生時代ぶりだよ。

グアダルキビール川を渡って、セビリヤの対岸の街トリアナに。
前から行こう行こうと思っていた場所だ。昔のジプシーの街。
下町とバルと観光客向けの川沿いのレストランが同居する不思議な空間。

足を踏み入れると、セビリヤの街とは違う、近代化されていない
低層の昔風の建物が道の両脇に並ぶ静かな街が広がっていた。
シエスタの時間は、通りに誰もいない。バルもシャッターを
おろしたまま。店先にcruzcampo(有名なビールメーカー)の
看板だけ出されている。この暑さがなければ、ずっとこのまま
ぶらぶら徘徊していたいような街だ。