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日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

疲労の度合い

2008-04-18 07:21:08 | パリ左岸
メトロに乗っていたら先週見た演劇、
「le plan B」の広告が大きく出ていた。
もうすぐ千秋楽らしいのだが、結構
宣伝費使っているなあ、と感心することひとしきり。
定期購読しているヌーベル・オプスにもしょっちゅう
案内記事出ているし。

なんか今日、真剣に仕事やりすぎて最後らへんは
疲労困憊してしまった。なんか気疲れと体力的疲れで
目に隈が出てしまい・・・。
普段は気にならない周りの同僚の口ぶりとかなんか
気が立って仕方なくなった。疲労って怖いなあ。

自己を省みる暇もなく

2008-04-17 06:05:12 | パリ左岸
先週はいろいろ思い悩んだり、あとコンサートや
演劇に出かけたりとある意味余裕があったのだが
今週は忙しすぎてまったく自己を省みる暇がない。
まあ、くよくよ悩まない分だけいいだけどね。

パリ市およびその近郊の劇場に電話をいろいろ
かけないといけない仕事があり、これは広報担当の
バレリーの仕事と思い電話リストを持っていくと、
「それは責任者のあんたの仕事でしょ!」とすごい
顔でつきかえされる。というか僕は単なる担当で
責任者じゃなんかじゃないんだけど、いつからそうなったんだよ。

仕方なく少なくとも10箇所ぐらいに電話する。
何のつてもない、日本人なのに・・・。
とかって甘えか。


地に足のついていない一週間

2008-04-11 08:05:49 | パリ左岸
今週は比較的仕事に追われていないため、
ちょっと外出でもしようと思い、いろいろ予定を
入れていたところ、気がついたらすごい一週間になっていた。
火曜は他社の知り合いと韓国料理ディナー
水曜はフランス人の友人宅にてディナー
木曜はタダ券が手に入ったので市立劇場にて観劇、
そのあとジャズクラブへはしご、
金曜は20時半からやはり観劇(今度は有料)、
で23時からセルビアの友達が出演するジャズクラブに見物、
と家に深夜以前に帰ることはない、というスケジュール。
いいのか、ちょっとやりすぎかもな。

フランス家庭料理の定義について

2008-04-05 07:14:14 | パリ左岸
今日は夕方、同僚のバレリーと仕事の関係で
作業をしていたのだが、いきなりバレリーが顔を上げて
すがすがしい顔で僕に行った。
「日本に帰任してしまう前にうちに招待するから」
いったいどこから帰任の話が出てくるのか分からないので
「帰任なんて何もメドが立ってないから。同僚の○○のほうが
契約が先に終わるから日本に戻る時期が早いよ」
「じゃあ、○○とうちに来なさいよ。夕食に招待するから。
フランスの家庭料理を振舞うから」
と、どうしても家庭の食事に招待したい様子。
バレリーのこともう5年近く知っているが、彼女の家の
食事に招待するなんて話なんか出たの初めて。
なんかびっくりするよなあ。
しかもバレリー、いっつも外食ばかりして、やれ
あそこのコルシカ料理のレストランがうまいだの、
どこのビストロがいい、だのそんな話ばっかりで、
自分で料理したなんて話聞いたことないぞ。

海の牛乳

2008-03-13 09:21:32 | パリ左岸
アリアンスフランセーズの中にある劇場、
世界文化会館で行われた黒川能の公演を見に行く。
実は黒川能を見るのはこれが初めて、最初聞いたとき
熊本の黒川温泉の人たちがやっている能楽かと
勘違いしていた。ただしくは山形県鶴岡市の黒川郷の
農民が起こした何百年もの歴史を持つ能。

そのあと友人とモンパルナスのオイスターバーに
牡蠣を食べに行く。よく考えたら牡蠣を食べるのは
すごい久しぶり。海の牛乳と呼ばれる栄養価満点の
牡蠣は非常に美味でおなかもホクホクだったのだ。
写真はオイスターバー。

夜警

2008-03-09 17:55:44 | パリ左岸
事務所で簡単なパーティーがあり、酔った頭を冷まそうと
一人で屋上に上がって柵に寄りかかって夜空を見上げていたら、
夜警中の警備員と出くわした。
パスカルという40ぐらいの顔だけは知っているおじさんだ。
「何やってんだ!」と笑いながら言われ、
「夜景見ているだけ」と返事。
よく考えるともう何年もこのおじさんを知っているが、
話すのは初めてだ。
雑談していると彼はもう20年も夜警の仕事をしている、
夜勤は1ヶ月に13日間、午後はアソシエーションの仕事、
去年ガンにかかって10ヶ月間入院していたが、今は回復
して仕事をしている、夜勤明けは一日4時間しか寝ずに
アソシエーションの仕事に行くこともある、などのこと
が分かった。というか別に聞き出した訳じゃないが。

「夜警の時間は事務所に誰もいないし、一人で
ゆっくり働けるからいいんだよ」と彼が言ったとき、
「あ、まったくそれ同感」と思った。自分もすごい朝早く
一人で事務所で働くの好きだもんな。

15区の路上を歩いていると

2008-03-03 06:20:20 | パリ左岸
15区の南部、地下鉄コメルス付近の通りを深夜、
0時30分ごろ一人でブラブラ歩く。友達の家で
飲んだ後、家までほろ酔い加減で帰るところだった。

「ムッシュー」と言っていきなり声をかけられる。
見ると、60歳過ぎの金髪のおばあさんがボーっと
立って僕に話しかけようとしている。
「このお店には何が売っているか分かる?」
と目の前の暗い店の店内を指差す。
彼女の視線の先には、明かりを落としたイランの物産を
売る店が。暗いながらも店内にはイランのCDや、
イラン産の乾物、イランのポスターなどいろいろな商品が
並んでいるのが分かる。
「イランのものをいろいろ売っているんじゃないんですか?」
と相手にしなきゃいいのに返事をする自分。
「イランはイスラム教の国なの? 王はいないの?」
次から次へと質問が来る。彼女はどうもフランス人ではないらしい。
どこの国か分からないが、強いなまりがある。
あとちょっと頭が足りないようだ。大体こんな時間に
フラフラしているおばさんなんて・・・。
「王はいたけど、70年代のイスラム革命で王は追放
されたんじゃないんでしょうか?」
「あなたって教養があるのね!」とおばさんは目を丸くする。
つーか、知ってるよ、ホメイニ師とかぐらいだったら。

そのあと少し話して、おばさんは気が済んだらしく、
「ボンソワール」と言ってどっかに去っていった。
話し相手がほしかっただけなんだろうか?
にしてもまた変な人につかまっちゃったよん。

今日はすごい勢いで

2008-02-24 08:48:00 | パリ左岸
今日は仕事ですごい勢いでいろんな人にあった。
若いフランス人から自分と同じ世代のフランス人の
女の子(いつもニコニコしてすごい気持ちがいい)、
イタリア人で日本に60年代に行った思い出を語るおじさん、
オーストラリアのラジオ局に働いている初老のフランス人の
ジャーナリスト、「忙しく働いているねえ」と励まして
くれた日本人のおじいさんなど。数が多すぎて把握しきれない。

イタリア人のおじさんの話を聞いて、この人のように
自由に国境を行き来して、いろんな国やいろんな場所に
友達がいたらどんなにいいんだろう、と思った。

ふと思ったのだが、すぐにフレンドリーになってたくさんの
友達を作れる類の人間がいる。いろんな話題を持っていて
どんな人とでもシンパシーを感じることができる人。
僕は全然そんなタイプではない。もともと友達も少ないし、
自己防衛的だしな。

仕事中にバレリーから電話がかかってきた。「調子はどう?」って。
「何もかもうまくいっているよ。そっちはどう?」と聞くと
「引越しの最中でまったく大変なのよ」との返事。
2つ隣のメトロの駅に引っ越すらしい。そっちのほうに
広いアパートが見つかったらしい。

ちょっと充実した日

2008-01-22 06:49:26 | パリ左岸
今日は前々から準備していた(かなり手作りの)
記者会見の当日。
フランスのジャーナリストを集めて自分の今後
やるイベントの説明会というかコンフェランスを
やったのだが、思った以上に記者やら、業界の人
が集まってくれて満足な一日だった。出席の
返事をくれた人の8割が実際に出席したし、
コンフェランスを手伝ってくれた同僚も
「今日のイベントはよかった」って口々
に言ってたし。参加者も満足、主催者も満足、
なんてなかなかない仕事だったのだ。
バレリーもsympa!と満足してたしね。

その後午後、怒涛のように電話がかかってきて
内線やら外線やらで10分おきに電話にでている状態。
こんなに忙しくていいのか?しかも忙しさの割りに
全然報われてないし。トゥーロンで日本関係の仕事を
しているフランス人からも電話かかってくる。
そういえばコンフェランスでリールからきた人とも話したな。
まあ、リールはそんな遠くないからいいんだけど。
などと今日はフランスの地方とコンタクトした日だった。

グアドループと南西諸島

2008-01-16 06:55:36 | パリ左岸
南西諸島というか、自分の生まれた鹿児島の種子島の
写真をネット上で見ていたらグアドループ出身の警備員が
やってきて「グアドループと景色がそっくり」とコメントをした。
まあ、グアドループに限らず、南のほうの島の空とか海の色とかって
よく似ているんだけど。日本だろうが、カリブだろうが。
でもいつかこの警備員と廊下で立ち話してたら、東京から来た
人に「おまえら兄弟みたいに似ているよなあ」とかって言われことがある。
日本人とグアドループ人に共通点があるんだろうか?
ちなみにグアドループにも少数ながら日本人が住んでいてコミュニティを
形成しているそうだ。日本人はオープンで固まったりしないから
地域の人に評判がいいらしい。逆に中国人には警戒感があって、
中国系スーパーの放火事件も起こっているらしい。

その後久しぶりに外部の会合に出席する。あまりに長い間
サボっていて出席していなかったので除籍されそうになっていた。
で、ブランクのせいで話し合いのフランス語にもついていけず
壁にかかっている写真のパネルとか眺めていたぜ。

もうすぐあるイベントの記者会見を事務所で開こうとして
同僚とあれこれ現在活動中。ダイレクトメールを出したり、ネット経由で
情報を流したり、ジャーナリストに電話かけたり、会見用の
プレスリリース作成したりと結構バタバタしている。
でも、なんか手作りで仕事しているみたいで楽しい。
普段は巨大企業とか巨大行政機構とかにつぶされんばかりの
何の方向性も分からない様な仕事ばっかりだし。


ダンス三昧

2008-01-15 07:13:23 | パリ左岸
「おまえは極端だ」とよく指摘されるがまさにそう。
先週から狂ったように(ってほどでもないか)コンテンポラリー
ダンスを見に行っている。木曜は市立劇場(タイトル忘れた)、
土曜の夜はシャイヨー劇場でマルセイユバレエ団のsilent collision
(カルビーノの『見えない都市』にインスパイアされた作品)
で、今日はパリ国際大学都市劇場でのダンス、"as far as"。

なんか立て続けに見るとどうもよく芸術を咀嚼できず、
理解も感動も薄いかも。一個だけ見ればうまく理解できるわけでもないが。
as far asはアバンギャルドで良かったんだけどねえ、全裸のダンサーが
踊り狂い、そのうち服をだんだん着ていくところなど。
でも、最後らへん、照明が暗すぎて舞台で何やってるかよく分からなかった。
踊りも従来のダンスのように「型」があってそれに沿って
踊るわけじゃなくて、本当に「動き」の連続という形。
まあ、型を壊すことからコンテンポラリーダンスは
始まった、なんてどっかで読んだが。

ベルシー方面、12月25日

2007-12-26 16:18:10 | パリ左岸
買いたいものがあって、ベルシー方面までメトロに乗っていく。
案の定、お店は閉まっていて(25日だから当たり前か)、
仕方なくセーヌ川沿いを暇つぶしにぶらつく。クリスマス休暇のせいで
通りを走る車も少なく、ゴーストタウンのよう。
みんな田舎に戻って家族で静かに過ごしているんだろうな。


ランチと日本からの客

2007-12-21 07:40:42 | パリ左岸
昼ごろ、昔の同僚の日本人が訪ねてきたので
近くのビストロにいって一緒にランチをとった。
鴨のソテーを食べる。confit de canardというやつだ。
やっぱクリスマスシーズンは鴨に限るなあ。
元同僚は僕と同年代で、他人の話を馬鹿にしないで
ちゃんと聞いてくれるので喋っていてほっとする。

実は何年も前からスペインのバレンシアの火祭りに行きたいと
思っていてなかなか決心がつかない。火祭りが行われる2月というのは
いつも仕事が忙しく、来年の2月もとても休めたどころじゃないのだ。
ということで次回も限りなく行ける可能性が低い。というか
もし行くんだったら仕事やめないといけない感じ。
で、仕事をやめる決心もつかないので火祭りに今も行けないのだが。
まあ、今のところ仕事のほうが大事なんだけど、火祭りより。

夕方に簡単なカクテルが仕事場であり、日本から来た客を
もてなした。みんな30代から50代のおじさんだったが、
どういうわけかみんな目が死んでいた。日本に長く住むと
ああなってしまうんだろうか。
そのなかの一人からご丁寧に紹介されて名刺までもらってしまった。
でも名刺持ってなかったから、返すものもなかったんだけど。



クリスマスの街角

2007-12-10 06:35:16 | パリ左岸
ふと気がつくともう12月で、しかもクリスマスの時期になっていた。
通りを歩いていたらイルミネーションに気がつき一枚。
写真じゃ分かりずらいが、夜になったら瞬き始めます。

今日は久しぶりにプールに行って泳いでみた。
なんかスポーツがしたかったのだ。しかし、ほぼ1年ぶりのプール。
ぜえぜえ言いながら泳いだぜ、情けなか。

自転車でパリ

2007-12-06 07:04:23 | パリ左岸
こないだ初めてVELIBに乗ってみた。今年の夏から始まった
市営貸し自転車サービスだ。なんで乗ってみる気になったかというと
酔っ払っていて、家まで歩いて帰るのが億劫だったから。
自転車乗るのなんて10年ぶりぐらい。調子に乗って全速力で
ペダルを漕ぎ、坂を駆け上り無茶苦茶疲れた。時速50キロぐらい出したぜ。

さて、この自転車サービス郊外にも広がるらしい。
以下、市報のからの抜粋。

貸し自転車サービスVELIBがますます充実する。年内中に
パリ市内の駐輪上は1451箇所、自転車の台数も2万600台
を数えることになる。そして間もなくこのサービスは郊外へ。
10月に行われたパリ市と近郊の自治体との会合でなされた
決定によると、29の市で300箇所の駐輪場、4500台の
貸し自転車を設置するという。実際の駐輪場設置は2008年
の夏季からの予定。