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日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

沖縄行き1

2010-10-18 14:15:36 | 日本
沖縄には前から行こう行こうと思っていたが実現せず今日に至っていた。
いろいろやりたいこととか、見たいものとか、たくさんあったのだが、
なかなか決心がつかなかった。
で、今回大学院の論文の中間報告も提出できたので、ぷらっと沖縄に行ってみた。
ホントにプラッと、週末のみ。到着は夜10時前。10月の那覇の夜は、
風も吹いて、でも少し蒸していて、半袖のポロシャツが似合う感じだ。

下の写真は夜の国際どおり。

旅行プランの掛け違い

2010-10-09 14:27:16 | 日本
来週、沖縄に週末旅行しようと思っていろいろ準備していた。
航空会社のサイトでパック旅行を予約したり、那覇の観光ガイドブックを買って
いろいろ研究したりして、あとおススメのお店を同僚に教えてもらったりして。
そんな感じで旅行プランも具体化してきた矢先、今日マジマジと旅程表を
見ていて気がついた、「日付が一日ずれている・・・」

仕事が終わってからフルに旅行を楽しもうと思って、
金曜の夜から沖縄に行き、目一杯沖縄を満喫して日曜の夕方に戻ろうと
考えていたのだが、今日になって気がついたのだが、行きは土曜の夜7時の便だった。
帰りは月曜の夕方。ってまったく一日ずれている。しかも
土曜は普通に会社が休みだから、夜までフライト待つ必要ないやんか。

慌てて旅行会社にフライト変更可能かどうか、電話すると、
「変更は可能だが、変更手数料9000円と、変更後の旅行金額と変更前の差額もらいます」
とのこと。変更手数料9000円はきつい!もともとの旅行費用は3万円以下なんだから
その3分の1の出費だよ~。
いや、もともと勘違いして予約した自分が悪いんだが・・・。

開かれていること

2010-06-18 21:54:59 | 日本
広島に出張してきた。外国からきたお客さんをアテンドする
ツアーのような仕事だった。
広島はひどい猛暑で、コンクリートの地面から湯気が沸き立っているようだった。
あんなに川があるのに、なぜ、こんなに暑いのか?

ツアーと言いつつ、僕自体は付添みたいな感じで、実際のアテンドは
通訳も兼ねた地元の方がやってくれた。広島の歴史や
戦争について分かりやすく、しかも面白おかしく説明してくれた。
あまりに仕事ぶりがすばらしいので、ずっと観察していたのだが、
結局彼女の場合は、僕ら、他人にたいして心が開かれているのだと思った。
なれなれしいとか、気安いとかそういうんじゃなくて、
伝えようとするメッセージがあって、それを相手に伝えるために
心が開かれているのだ。だからどんなつまらない質問にも
耳を傾けるし、相手が困らないように、いろいろ想像して気を使っている。

他人に対して開かれているというのは非常に難しいことと思う。
どんな年齢の人にも、どんな職業の人にも。僕なんか
自己防衛的だから、無理だなあ。

新しいページへと

2010-05-28 18:08:45 | 日本
土曜には大阪に引っ越すというので、引越し準備をしているのだが
知らないうちに増えてしまった雑貨や本やよく分からない器具を前に
何の整理もつかないで時間だけが過ぎていく。
2年前にフランスから戻ってきたときにはあんなに何もない
空っぽの部屋だったのに今ではこんなに無駄なものが増えている。
所有は悪、なんてえらそうなことを僕は言っていたが
結局たくさん自分だって所有してるじゃんか、などと自問。

何事も実感がわかないと前に進めない。大阪に行くことをようやく
頭の中で想像できるようになったのは引越し前日の今日だ。
大阪への移動の為のバスのチケットも今日ようやくネットで手配する。

転校を続けていた子供の頃は新しい街や新しい学校、新しい環境に心が躍ったものだ。
新しい町に出会うことや、新しい人間関係に出会うことを
億劫がらずに、心を開いたままでいよう。

大阪出張

2010-05-19 08:01:01 | 日本
今年はできるだけ出張しないようにと思っていたのだが、
なぜか仕事の関係で大阪に出張。
ホテルと職場の移動だけなんで何も書くことがないのだが、
窓から見える山なみとか見ていると、ああ、遠くに
来たんだなあと望郷の念、ひとしきり。
今更ながら、西荻のゆるい空気がなつかしくなるのだ。
と言っても、木曜にはもう東京に戻るんだけど。

同じ場所にとどまるのはよくない、ずっと
移動し続けなければいけない、と昔から思っていて、
移動自体は嫌いでもないのだが、最近保守化が進んでいるのか。
安定した場所もあってもいいのかな、などと思ってしまう。

北の街

2010-03-14 23:35:50 | 日本
今週は仕事で日本のあちこちを出張していたのだが
やはり久しぶりに東京以外の地方に出かけてみると新鮮だ。
よく考えてみると今の自分の生活だと、東京と九州の
往復しかしていないのでその中間にある日本と言うのは
結構空白地帯なのだ。

金沢にも行ったのだが、実はかなり昔、24歳ぐらいの
ころこの街には一度来たことがあった。
その頃は室生犀星の歌碑とかを見て、それでだけで満足していたので、
大して何も見ていなかったのだが。
犀川をぼーっと眺めて、古い城下町を歩いて、そんだけだったっけ。
何かを絶対見たいとか、誰かに絶対会わないといけないとか
そういうのとか全然なかったし。でもよく考えると今もそうだ。
あんまり僕には欲がないのだ。



明日から出張

2009-10-03 00:54:13 | 日本
ということで明日からまたフランス出張です。
と言いつつあまり準備していないのだが。
荷造りは明日の朝しよう。
ちょうど一年前も今の時期に出張していたのだが、
どんな気候だったのかとか、どんな街の色だったのかとか
あんまり思い出せない。ネットで見ると明日はちょうど
「百夜」をやるんで、深夜まで町中の美術館が開いているらしい。
行ってみようかな、土曜の夜だし。

還って行く場所(8)

2009-09-08 05:52:10 | 日本
最終日は正午前のジェットフォイルに乗るために早々と
朝食を済ませチェックアウト。波止場近くのお土産屋で
何か買おうと思って品物を物色する。
実は、子供の頃に船に乗る前に姉と一緒に入っては、
星の砂とか貝殻の細工など売っているものを物色していた
「お土産センター」というお土産屋がまだ残っていて、
しかも中で売られているものが当時とあまり変わらない
ごちゃごちゃしたものであるのを目の当たりにして、胸が一杯になった。

ジェットフォイルに乗った後はすごい速さで時間が進む。
鹿児島の波止場に着いて、食事。そして駐車してあった車に乗り、
高速道路で一路、福岡に向かう。
八女あたりに着いたとき、車の中で小学校一年の甥が
「もう旅も終わりだね」みたいなことを言った。小学校1年とも
なるともうこんな気の利いたことを言うようになるんだなあ、と
僕は心の中で納得。そう、夏の終わりの短い旅は終わってしまったのだ。

写真のような海岸の風景がココロに残っている。
ココロに住み着いている風景の一つ。

還っていく場所(7)

2009-09-07 22:28:57 | 日本
種子島では、よくぼんやりしながら景色を眺めていた。
ふとしたときに目にした遠い海岸線や、車の窓から見えた
サトウキビ畑。ホテルの近くから見上げた高い、宵の初めの空、
船から見えた遠ざかっていく島影。

東京にいると毎日が目が回るほど慌しくて、立ち止まって
考えることも、景色を眺めることも忘れてしまう。
それに比べると少しだけ贅沢な時間が流れているんだなあ。
10分も20分も眺めていた、子供頃よく来た、
種子島の東海岸。


還っていく場所(6)

2009-09-06 10:30:26 | 日本
夕方ホテルに戻る。午後7時前。まだ空は暗くなっていない。
ホテルまで親戚のおばさんとおじさん、そして母親の従妹が
訪ねてきてくれた。総勢8人で宴会場の個室を借り切って宴会。
種子島産の焼酎を飲んだり、刺身や魚介類などを食べ談笑する。

途中で僕の母がカバンから何かを取り出しておばさんに見せていた。
なんだろうと思って近寄ってみると、今年の6月に亡くなった
おじさん(母の兄)の若い頃から最近までの写真を家で探してきて
小さなアルバムみたいにしたものだった。おじさんの
30代の頃の写真、種子島の古い家の前でおばあちゃんと写っている写真、
姉の結婚式に来たときの写真、そしてついこの間、医療施設で
入院しているときの写真まで入っていた。
母もおばさんも泣きそうな顔をしてじっと写真を見ていた。

僕はそれよりも、実家の二階の書棚を開けて、たくさんの
写真アルバムの中から一つ一つおじさんの写真を選び出して
アルバムに入れる作業をしている母親の姿を眼に浮かべて
なんだか泣きそうになった。

還っていく場所(4)

2009-09-04 06:59:12 | 日本
従兄弟の家を出た後は車で近場の海に行ってみる。
子供の頃の夏、よく遊びに来た海岸だ。砂利の海岸で
観光客があまり来ないせいか、漂着物の発砲スチロールとか
ペットボトルとかで海岸がおぼれている。

夜はホテルに戻り、家族でホテルの一階にある居酒屋で
ゆっくりと食事。父と姉と僕が生ビールを飲み、母が梅酒、
甥はオレンジジュースなど飲む。

翌日は朝からドライブ。車を飛ばして島の南、
ポルトガル人も漂着した門倉岬に行ってみる。

還っていく場所(3)

2009-09-02 23:07:11 | 日本
子供のときは気がつかなかったが、今、こうして
東京から戻ってきてみるといかに種子島の自然が東京と
違っているかが分かる。低い丘にあちこちに茂っているのは
背の低い、葉の緑の木であったり、
あと車で島を回るとところどころに野生のハイビスカスや
ブーゲンビリヤや、あと伸び放題になっているバナナの木などがある。

種子島の北にある西之表市は鹿児島市からのフェリーが着く
島の中心で、人口密度もある程度高いのだが、その逆の
島の東海岸は人影もまばら。人口密度も非常にひくい。
道を歩いていても車にも人にもすれ違わない。そもそも信号がないのだ。

そんな東海岸にぼくのおばあちゃんは住んでいた。まだいる
親戚のおじさんの家に家族で車に乗っていく。20年ぶりにぐらいに
従兄弟にもあう。8つぐらい年上の従兄弟で、親しく声をかけて
くれるのだが、なんか違和感があってうまくタメ口で話せない。
無理もない、前回あったのは高校3年生だったもんな。

写真は従兄弟の家の前の道路。

還っていく場所(2)

2009-09-01 23:00:25 | 日本
実は僕は鹿児島県の種子島で生まれて、
両親ともに種子島の出身で、祖父母も種子島に生前は住んでいて、
今でも親戚のおじさんや従兄弟がそこに住んでいるのだが、
あまり他人にその話をしたことがなかった。特に就職して
状況してからは周りの人には無難に「福岡出身」と言っていた。
実際実家は福岡にあるし、今となっては福岡に住んでいた時期の
ほうがずっと長くなってしまったので福岡出身と言うのは
嘘でもないのだが、ただ、なんとなく最近、自分のルーツは
種子島なのかなあ、などという気がもやもやしていたのだ。

ということで高速翼船で1時間半後にはもう島に。
種子島上陸。

還っていく場所(1)

2009-09-01 16:29:26 | 日本
以前読んだピーターキャメロンの小説が日本語の翻訳されて
「最終目的地」というタイトルで売られていた。書評を読んで
買おうか買わまいか悩んで、結局まだ買っていない。
生きることの不安や不確実性がすべての登場人物に取り巻いている
傑作なんだが・・・。

とそれはそうと、福岡の実家に帰省したあと、その足で
家族で車を飛ばして種子島の親戚に会いに行くことにした。
種子島に行くのはナント17年ぶり。子供の頃は住んでいたのだが
そのあと九州本土に引っ越してから、たまにしか行かなくなっていて、
就職が決まってからは、一度も足を踏み入れていなかったのだ。

写真は種子島行きのジェットフォイルが出て行く桟橋。
旅はこれからなのだ。

頭使うのが嫌になって

2009-07-26 20:45:19 | 日本
先週で大学院の前期の授業が終了。といっても
集中講義が来週あるんだが・・・。レポートもなんとか全部提出し、
今週末はとりあえず勉強を忘れ、だらだらと生活。
ふと思い立って熱海まで行ってみた。

空はカンカン照り。15年ぐらい前に一度熱海には来た事があるが
そのときは曇りだったんであまりいいイメージがない。
今日は雲ひとつない晴れ空。と思って歩いて海まで行くと
恐ろしいほどの家族連れの行楽客で海岸は埋め尽くされ唖然。
仕方ないのでゆっくりもできず、海沿いの散歩道などぶらぶら歩く。
あとロープウェーに乗って山の頂上の秘法館など訪問。
場末テイストあふれる展示になんかもらい泣きしたくなった。
帰りに駅前の商店街でエビフライ定食とか食べたんだけど
結構物価高いなあ。