く~にゃん雑記帳

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<バレー黒鷲旗(女子)>〝春高〟覇者の九州文化学園高、東レを苦しめる

2014年05月02日 | スポーツ

【JTは上尾に3―1で〝入れ替え戦〟の雪辱】

 第63回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会が1日、大阪市中央体育館で開幕した。女子の出場はVプレミアリーグ7、Vチャレンジリーグ4、大学3、高校2の合計16チーム。4組に分かれ上位各2チームが4日からの決勝トーナメントに進む。初日の注目カード、プレミアのJTとチャレンジの上尾メディックスの対戦はJTが3―1で上尾を破り、2戦2敗したVチャレンジマッチ(入れ替え戦)の雪辱を果たした。春の高校バレー優勝校、九州文化学園高と2位の東九州龍谷高の善戦も光った。

 2013~14プレミアリーグは久光製薬が2年連続で制したが、4月のアジア・クラブ選手権(タイ)でも優勝し世界クラブ選手権(スイス)に出場するため、黒鷲旗への出場を辞退した。このため、優勝争いはプレミア2位と過去最高の成績を収めた岡山と、3位だった東レの2チームを軸に展開しそうだ。

   

 グループ戦で激戦が予想されるのがトヨタ車体、JT、上尾が入ったC組。初日のJT―上尾戦はJTが第1セットを25―20で先取すると、第2セットは上尾がジュースの末26―24で奪い返す接戦(上の写真㊧はスパイクを打ち込む上尾の小笹)。だが、第3セットに入るとJTが石井のサービスエースや奥村の強烈スパイクなどで25―12と圧倒、第4セットもその勢いを持続し25―18で締めた。トヨタ車体は東京女子体育大を3―0(25―22、25―20、25―17)で寄せ付けなかった。

 岡山はKUROBEと対戦。第1セットの前半はセッターと攻撃陣の呼吸が合わない場面もあって途中まで10―10と接戦。だが、その後は栗原のスパイクや福田のエースなどで一気に引き離した。栗原はスパイクだけでなくサーブの威力も健在で、表情にも余裕が見えた(上の写真㊨)。スコアは25―14、25―16、25―16。

 

 一方、東レは九州文化学園高を3―0と完封したものの、その数字以上に苦戦を強いられた。特に25―22、25―11で迎えた第3セットは一進一退の点の取り合いで、九州文化に23―24でセットポイントを握られる場面もあった(上の写真㊧)。結局、ジュースの末28―26で負かして、どうにかプレミア3位の面目を保った。九州文化とともに東九州龍谷もNECにストレート負け(18―25、20―25、16―25)したものの健闘。会場は高校チームの頑張りに拍手を惜しまなかった(上の写真㊨は東龍―NEC戦)。

 

 日立はPFUを相手に江畑や佐々木の強烈スパイクやフェイント、プレミアリーグ・スパイク賞のパオリーニの移動攻撃などで翻弄、25―16、25―21、25―10と寄せ付けなかった(上の写真㊧はバックアタックが決まってハイタッチする江畑)。デンソーは全日本大学選手権を制した鹿屋体育大に第2セット、ジュースに持ち込まれたが、3―0(25―17、26―24、25―17)で破った(写真㊨はデンソーの鍋谷)。パイオニアは同選手権2位の青山学院大に開始早々1―5と先行され、たまらずタイムを取る場面もあったが、その後は格の違いを見せストレート勝ち(25―18、25―15、25―16)。

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