心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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残されて

2018年01月10日 | ほんのすこし
月曜日の夕方、しばらく滞在していた娘家族が自分の家に戻りました。年末に来たときは、ひどい天気で飛行機が無事に着陸できるのかと危ぶんだものですが、その後ずっとそんなに心配するほどの天気でもなく、帰るまで荒れ模様という日はなかったように思います。それでも外は寒いので、どうしても家の中で過ごすことが多かったのでした。
お正月明けになり、少し天気も緩み、そりにできる道具を買ってきました。

実家の向かいの空き地は雪捨て場所になっていて、ちょうどそれが坂を作っていました。
そこでそのそりを使って、上の孫娘(4歳)はお父さんやお母さんと一緒に思う存分滑って遊んでいました。下の孫(1歳)は家の中からお姉さんが滑る様子を見ていますが、ぼくも行く! といった気持ちはなかったようです。
幼いながらも自分にも無理だろうなという気持ちがあったのでしょう。
ちょっと羨ましそうに外を眺めていたのを思い出します。

せっかく雪国に来たのだから、そり遊びぐらいはさせてあげたい、そう思っていたので、とても喜んでくれたのが嬉しかったです。一緒にいたお父さんは結構大変で、終わったあとストーブのそばでくたっとしていました(笑)。

外に出ない時には、大きなペットボトルに切り刻んだチラシと米粒を入れてこんな物を作っていました。ひとりで黙々と作っているので、すごい集中力だなと思います。



また画用紙を切って、爪楊枝をつけて、こんなものも作っていました。



アイスクリームだそうです。アイスクリーム屋さんになってわたしたちに売りたいらしいので、紙を丸く切って100円と300円と1000円を作ってあげました。それを持ってアイスを買います。
面白いことに一番小さいアイスが一番高い1000円だそうです。母とわたしはそれぞれお金を差し出して、このアイスを買います。そのやり取りを何度も繰り返します。自分で作ったもので遊ぶ、その楽しさを十分に味わっているようでした。

そして、わたし顔負けのカメラマンにもなっていました。
いつのまにかスマホをパシャパシャ、弟を写していました。わたしより上手いかも(笑)。



いっぱい楽しませてくれた孫たち。動画も撮りましたが、いいところを逃すことが多くて残念でした。でも頭の中には可愛い仕草や踊りがちゃんと残っています。
ばあばはここに残されて、あんなに暖かかった部屋がひっそりとした寒さになっています。人が沢山いるときとひとりのときではこんなにも違いがあるんだなあ。昨日は後片付けで終わりました。ようやく今日、外に出る気持ちが。

娘が近くの神社でお守りを買ってきてくれました。わたしには今年一年、なにごとも丸くなりますように、というお守りでした♪
丸くと願う娘の気持ちがありがたいなあ。
今年は娘家族にとっても試練の時。
頑張れ♪