心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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母が絵を描いていた

2011年05月13日 | ほんのすこし
昨日 疲れて 夜の部をお休みしたので、母のところに行き、温泉行きを誘ってみた。喜んで行くというので ふたりでゆっくりゆっくり温泉につかってきた。いつもおなじみの可愛いYちゃん(年少?年中?)も後でやってきて わたしのお相手をしてくれた(笑)

Yちゃんはとてもシャボン玉作りが上手で 小さいもみじのような手で大きなシャボン玉を作る。できたシャボン玉を わたしの差し出す両手の平にそっと乗せる。そしてさらにまた作って・・・シャボン玉がたくさんくっついて・・・そんな他愛ないことをしながら 〈癒されているなぁ〉と感じる。小さい子と一緒に何かをしたり 話したり そんなことが今のわたしにはとても嬉しいものだとつくづく感じさせられた。

夕飯は久しぶりに 三人で。食べ終わってから 少し母の話を聞いていた。そのとき脇に何やら袋が。
「それ なんなの?」というと 母が
「おまえ 前にも見たよ」と。
紙袋の脇にあった大きなスケッチブックを出してきて、中を見せてくれた。
花が描かれていた。果物もあった。鉛筆だったり、色鉛筆だったり、中にはアクリル絵の具を使ったとみられるものもあった。
「この頃 暇なときに描いてるんだ」と。
「何回も手直ししてるよ。これなんかも」と 果物の絵を指差す母。
昨日の一大サプライズだねぇ♪まさかこんなに描いているとは思ってもいなかった。

変わったなぁ。前はこうして見せることなんかなかった。見せてといっても 自分の書いたものや絵を隠して見せなかった。今は なんだか素直に見せてくれる。
花が大好きな母。もっとたくさんの花を鉢を描いてほしい。
リュウマチで手も不自由だけど 長い時間をかけて描いているんだろう。最近はひざがガタガタで歩くのが辛そうだ。それでも必ず外に見送りに出てくる。

心配かけないようにしなくちゃ。母がまだまだたくさん絵を描けるように 見守ってあげなくちゃ。

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画像は 沈丁花。樹を切ってしまい 少し残った枝を挿したら そこから花が咲いたと教えてくれたので パチリ。

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