ハトとたんぽぽ

和子の気まま日記

2024-6-7(金)、精神保健福祉ボランティア全国のつどいinふくしま ☁

2024年06月08日 02時12分01秒 | ボランティア
室温は、22.9度(5:00)。
今日は「精神保健福祉ボランティア全国のつどいinふくしま」が福島県双葉町の「東日本大震災原子力災害伝承館」で開催されるというので、永和駅5:49の電車で、名古屋駅へ。

名古屋駅発6:37の新幹線で東京駅へ。

東京駅からなすの253号の初めて乗る東北新幹線で9:57に郡山駅へ到着。

「NPO法人コーヒータイム」の出迎えで、山間を越えながら無事バスで一路「東日本大震災原子力災害伝承館」に到着。

途中福島原発のある大熊町の家々の入口には13年経ってもバリケードがあり、帰宅困難地域に指定されて、家に戻れなくて、草に覆われた家々があった。


双葉町の海岸近くには、工場やホテルなどが立ち並び、民家は津波に流されて、草に覆われた空地が広がっていた。


伝承館会場には歓迎の子どもたちの手作りのこいのぼりが飾られていた。

展示やDVDの津波や全町一斉避難の生々しい映像が映し出されて、胸が痛くなるくらいであった。

14時から基調講演「悲しむことは生きること」題して、蟻塚亮二氏(メンタルクリニックなごみ院長)の講演がありました。


蟻塚氏は、沖縄での診療で沖縄戦後の戦争トラウマで、過覚醒不眠でPTSD(心的外傷後ストレス障害)が90%出現することを知り、東日本大震災後も同じような症状で悩む多くの人達がいることを知る。

大震災と原発のその後のトラウマで悩まされて、苦しんでいる被災者の多くの実例を元に話をされました。

今も家に故郷に帰れない、心を病んだ国内発難民が何万人とおり、児童虐待、自殺者、いじめも増加している現状をつぶさに報告がありました。

今日から放映される「生きて、生きて、生きろ。」を多くの方に是非見てほしい。

著書「悲しむことは生きること」をぜひ読んでほしいと訴えられました。


我が家の娘にも、過去のトラウマに悩まされて、今も苦しんでいるのではないかと思われてきました。

講演後、バスで宿泊地の「福島いこいの村なみえ」に移動して、夕食、交流会が行われました。

海の幸がとても美味しかった。


「たがらもん。コンサート」は、6名の弦楽器とパーカッション、ピアノ、ギターのアンサンブルの生演奏の食事会となり、とても楽しかった

来年は徳島へのタスキのバトンタッチが行われました。

コテージで同室の高知の方が85歳を過ぎてお元気で、話に花が咲いて、10時過ぎまでおしゃべりしてしまいました。

今日の万歩計は、10,942歩でした。













コメント