「6月21日」は夏至でした。一年でもっとも昼が長い日とされる。正確に言うと、「北半球で日の出から日没までの時間がもっとも長い日」。以前、冬至のときも書いたが・・・・
●夏至が一年でもっとも、「日の出が早い日」「日の入りが遅い日」、というわけではありません。よく誤解されます・・・・太陽が出ている時間が一番長いということです。
右の図で説明。縦は日の出・日の入りの時刻。横は日にち。6月1日から7月10日までの日の出・日の入りの時刻を調べました。
●青曲線が日の出の時刻です。
日の出がもっとも早いのは「6月12日」あたりです。午前5時9分ごろ。
●赤曲線が日の入りの時刻です。
日の入りがもっとも遅いのは「6月30日」あたりです。午後7時29分ごろ。縦軸は右側の数字を見てください。
●太陽が出ている時間:
昼の長さは日の出の時間と日の入りの時間の差です。
実際測ると、「日の出が一番早い日(青線)」や「日の入りが一番遅い日(黒線)」よりも、緑の線の所が一番長くなります・・・・・・この日が夏至です。今年は6月21日になります。
ということで、夏至は日の出、日の入りが一番早い、遅いということではありません。
ちなみに、夏至の日はきまっていません。大半6月21日です。数年に一度6月22日になります。