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マラソン狂乱は上層にまで

2015年12月05日 08時47分51秒 | 日記

明日開催される「福岡国際マラソン」。

私の好きな川内選手(一緒に写真を撮ったのを飾ってます)が出場。五輪代表を狙うとのことで、かなりの力の入れようで、見ものです。

ところで、参加者数が過去最高の800名をオーバーしたとのこと。1000人に手が届きそうな勢い。しだいに、一般市民マラソンのようになってきています。

新聞に過去12年の参加者数の推移が説明されていた。読んでいてとてもおもしろい。

グラフを見ていただきたい。普通参加者は年々増えていくものですが、福岡国際は増えたり減ったりしています。

何故でしょう・・・お話しします・・・・むかしむかし・・・2003年までは100人前後の少数の大会だったそうな。

・2004年:参加者を増やそうということで参加資格を2時間50分に緩和してみた。そうしたら、なんと一気に500名も増えて、600名近くになった。

・2005年:こりゃ増え過ぎた、イカンということで、5分早めて2時間45分にしたら、案の定、400名以下に減った。

・2009年:これでよかろうと思っていたら、年々増えていき、気づいたとき(2009年)にはとうとう800名近くになってしまった。

・2010年:これでは、選手の安全性に問題ありという意見が出たため、参加資格を2時間42分と、3分減らした。効果あり、500名に減った。

・2012年:もう増えないだろうと思っていたら、また増え始めて、とうとう2012年には750名ともとに戻った。

・2013年:こりゃイカンということで、また(3回目)参加資格を2分早めて2時間40分にした。ところが、今度は100名も減らなかった。

・2015年:そして、今年はとうとう800名を越えてしまった。

減らしても減らしてもますます増える!いっそのこと2003年に戻しては・・・・

この大会にはA・Bグループというのがあり、Aグループは2時間27分以内の超エリート選手で150名ほど。このAグループでさえ、年々増えているとのこと。

Aグループ150名に対し、Bグループは650名ほど。2時間27分と2時間40分の13分の間に650名の選手がいます。おそらく、また参加資格は2時間37分ぐらいにされるのではないでしょうか。

マラソンブームは我々市民ランナーの世界だけではなく、セミプロランナーにも波及しているようです。

先日、「日本横断川の道フットレース520km(4.30~5.5)」の募集要項が発表されたが、ナント!抽選だって。定員120名もあるのに。以前は50名ほどしか参加者はなかったのに。

10年前は250kmと言うだけで、驚かれてましたが、今では100k、200kは当たり前・・520kmの時代ですかね??

こうなるともう・・・・・・・マラソン狂乱ですね!

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2 コメント

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Unknown (Mえだ)
2015-12-05 22:08:04
2009年は出場できましたが、2010年は37秒足りませんでした。

40分でも厳しいけど、37分となると…

って、3時間を切れてない状況では、目標にするのもおこがましいですね。

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Unknown (上野)
2015-12-06 06:47:54
何秒足りなかったという話を時々聞きますが、くやしいでしょうね。
しかし、参加したというだけでもすごい。
返信する

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