橘湾岸320kmの参加資格基準は
①E217km部門とP103km部門を完走した方 または
②E217km部門とW276km部門を完走した方
となっています。これはコースを把握してもらいたいという考えからだそうです。
これが発表された時から、気になっていたのですが・・・・「276kmの完踏」が絶対条件になってないこと。
276kmを完踏できなくても、100kmを完踏すれば、320kmに参加できます。ならば、あえてきつい276kmに挑戦するより、100kmを完踏した方が楽です。
そうなると、276kmに参加しようとする人が減っていくのではないかと心配します。さらに、絶対276kmを完踏しないといけないという気持ちも薄らぐのでは。
今回の276kmの完踏率の低下の原因のひとつではなかろうか。
320kmができる前は、276kmを完踏することが、選手の最高の目標でしたが、今は、276kmよりも217kmを完踏して320kmに出ることが、目標になっています。
276kmは絶対条件に入れた方がいいような気がします。
320kmを完踏するには、276kmの完踏はしておいたほうがいいし、276kmが完踏できなくては、320kmを完踏するのは、極めて困難では。
217kmの完踏だけでは、320kmの完踏はむずかしいような気がします。小浜で終わるか、小浜からさらに100km走るのでは雲泥の差があります。
ということで、参加資格は、「コースをすべて把握していること」だけではなく、さらに「250km以上のランを完踏できる脚力をもった人」を加えてはどうでしょうか。
参加条件は「217kmと276kmの両方を完踏された方」のみ。そうしたら、276km離れもなくなるのでは・・・今回のレースの結果をみて思いました。
しかし、現在の条件でも、217kmの関門をきびしくしてあるので、それをクリアできないと276kmも完踏はできないぞ、という意味にとらえれば、いいのかも・・・・また、多くの方に320kmに挑戦してもらうという意味では、今の方がいいかも
●320kmへの手順
320kmに挑戦するまでに、理想としては、まず100km完踏、次に217km完踏、これで320kmの参加資格がとれる。
次に276kmを完踏して、250km以上を1回体験しておく、そして320kmに挑戦が理想的。
私は100km、276km、217km、320kmの順でした。
いきなり276kmに参加しましたが、萩往還250kmの経験がありましたので、なんとかいけました。それでも、最後の320km挑戦はビビりました。
今までに九州縦断(鹿児島中央駅→博多駅)を7回やりました(3回は失敗)。距離は310kmほどありますが、いつも67時間ぐらいかかっていました。仮眠も途中で合計9時間ぐらいはとります。それでも、最後は眠いですし、ゴールは大変です。
今回の橘湾岸320kmは、制限時間58時間(7時スタート)ですから、9時間も早いです。これは私にはとうてい無理ではないか、という不安がありました。
結局、仮眠1時間、走行時間57時間半で320km走れましたが、個人で走るのと、大会では気の持ち方が違うのでしょうか。いまだに、完踏できたことが信じられません。
320km終わって10日ほど経ちましたが、足腰、睡眠などにまだ影響が残っています。かなり、体を痛めたようです。
320kmはワンステージの限界の距離です・・・いや、限界を越してます・肉体の限界に挑戦しているようなもの・・・・276kmが限界では・・・・しかし、今、再来年の11月のカレンダーを調べてる自分がいます・・・・再来年は70歳になりますが・・・また、いい年してと言われそう・・・凝りませんね・・・
読ませていただきました!
ハイパーW320kmの参加資格を
「217km&276km両方完踏されたかた」というところは同感であります。
276kmの意義の意味でも。
実際走ってみて
「217kmだけでも厳しい」
「276kmを経験されたほうが」
「100歩譲って、萩往還250kmなど3日間ワンステージ完走経験ありを」
考慮したほうが良いと思いました。
もちろん大会事務局の判断を尊重致しますが・・・。