山下達郎

歌手の山下達郎がデビュー３５周年の記念アルバムを出したと聞いたので、さっそく買った。

ＣＤはめったに買うことはなく、ほとんどTUTAYＡで借りる。しかし、今度ばかりはツタヤに出るまで待てなかった。

私が初めて山下達郎を知ったのは大学を卒業してから。「クリスマスイブ」がヒットした１９８３年。心に響くすばらしい曲だった。すぐファンになった。今でもカラオケの持ち歌は山下達郎が多い。

ファンになって彼のレコードを借りに行くと、「クリスマスイブ」発表の８年前にデビューしていたこと、「Ｄｏｗｎ　Ｔｏｗｎ」「パレード」「Ｒｉｄｅ　on Time」「あまく危険な香り」などすばらしい曲をいっぱい作っていたことがわかった。

それらはすべてカセットテープに録音して聴いていた・・・しかし、今はカセットがどこにしまったかわからなくなった。あったとしても音質は悪かろう・・・ということでＣＤを買うことに

山下達郎とは同世代（私が２つ上）。学生のころはベンチャーズにあこがれ、バンドではドラムをしていたとのこと。私は中学生のころからビートルズに興味を持ち、高校時代結成したバンドではギター・キーボード・ボーカルを担当していた。ベンチャーズもいいのだが、ボーカルがないのと、リードギターがうまくないと、おもしろくない。私はサイドギター担当だったので、あまり興味はなかった。

山下達郎もプロになる前は、一人でギター、ドラム。キーボード、コーラスを演奏して多重録音をしてたそうだ。私も学生のときテープレコーダー２台使って多重録音をして一人で楽しんでいた。同じことを考えて、同じことをやっていたのだな、と思うとうれしい。

彼のメロディは独特の旋律で、コード進行主体の曲。どの曲もリズミカルで、Running Music にもってこい。曲一つ一つに思い出があり、聴いていると福岡で働いていた当時のことを思い出す・・・思わず黙って聞き入ってしまう・・・・

（左が山下達郎のＣＤラベル、右はそれに手を加えて私用のラベルに・・使えませんが・・）