福岡県八女市黒木町の「黒木平ハーフマラソン大会」に参加した。
コースは山を2回上る、アップダウンX2の山岳コース。これまでに5回参加して、ベストタイムは2年前に出した1時間39分。昨年も精一杯走ったつもりだったが、ベストに3分も及ばず、力の衰えを感じた。
もうこの山岳コースではベスト更新は無理かと思い、今回は前回よりいい記録でゴールしようとだけ思っていた。
10時20分役場前をスタート。ハーフは600名参加。
スタートからスピードを上げた。1kmから緩やかな上りが始まる。上りは後半になるにつれてだんだんきつくなってくる。
9kmと14kmで折返し。いつも折り返しの手前では力尽きてスピードがなくなっていたが、今回はあまりスピードが落ちない。結局最初の上りコース9.08kmを44分で通過。これは今までの最高タイム。
今度は4.08km下り。前の人の走りを真似て大股で走ることに。ふくらはぎが痛くなるが、結構スピードは出る。そのフォームで4km下山。
次はまた急な上り。ここも耐えてスピードはあまり落ちず。最後はゴールまで6.5km下り。ここも大股走法で100%の力を出して走行。下半身がすべて痛くなったが我慢。ここまでがんばって走ってタイムが悪ければ、力の衰えを認めざるを得ない。
ゴールして自分の時計を見ると1時間39分、ベストタイが出たと喜んだが、完走証をもらって見ると1時間38分!飛び上がって喜んだ。新記録!が出た!
この山岳コースではもう記録更新は無理と思っていたが、まだ記録更新する力があった。勝因はやはり上りの後半でスピードが落ちなかったことでしょう。これも九重トレランのおかげでしょうか?!
最後の6.5km下りは4.3分/kmで走行した。フルを3時間で走行するには4.26分/kmで走行を続けなければならない。それにあと0.04分近づいたと思うとうれしくなる。サブ3の速さを初めて体験した。
しかし、この速さで42km走るのは自分には不可能。サブ3の人はすごいと思った。
この大会ではゼッケン番号は年令順。1番が最高年齢の方。60歳以上の方はほとんど100番以内。そこで、折返しで100番以内の人を数えたら、私より前にいた方は2人だけだった。60歳以上の年令別表彰があれば3位だが。それはなかった・・・来年から作ってください
私より高齢と思われる人に抜かれた。必死に抜き返そうとしたが、早くて抜けない。そのままゴール。ゼッケンを見たら3桁。わたしより若い人だった。
60歳以上でトップは69番の方。70歳ぐらいに見えるかなり高齢の方。全体の20位ぐらいにいた。すごい早さ。あとで年令を調べたらなんと61歳。私と1歳しかかわらない。
・・・・・・人の年齢は見かけではわからない。
今年は、大会自己ベストタイムをよく更新する。萩往還250km2時間40分更新、橘湾岸100km2時間更新、ねんりんピック10km更新。しかし今回の更新が一番うれしい。
60歳になったが脚力の衰えはなさそう、逆にまだまだ進化中。天草マラソンに向けて、いい結果がでました。がんばりましょう。健康を害さない程度に・・・