11月13日(日)シェルパ主催の「南阿蘇外輪山トレイルランニング34km」があります。数ヶ月前から、申込は始まっているのですが、いまだに定員に達していないようで、まだ受付OKだそうです(うわさでは当日受付もOKとか)。前回50名の参加者でしたので、今度は40名以下ではないでしょうか。
今回はあまり人気がないようです。原因は・・・・ハード過ぎるからではないでしょうか。トレイル率は99%。山を10ぐらい上り下りしますので、相当タフな脚をしていないとトレイルはできません。
思い起こせば4年前・・・・・・・・阿蘇山をトレランしていて、烏帽子岳より南郷谷(阿蘇の南側)を見ると、南阿蘇外輪山が一望できます。それを見て私がY松さんに「あの俵山からこっちの高森まで山の尾根を1日で走り切ることはできないか」と言うと、「それは無理です。給水所がない。道も分かりずらいし、何時間かかるのか見当がつかない」という返事・・・・・・それでこの話は終わっていたのですが・・・・
3年前6月、シェルパの主催で「南阿蘇外輪山をハイキングしよう」という企画が出されました。スタートは七曲峠駐車場(俵山の横)、ゴールは清栄山。11時間かけて歩こうという企画。給水は2ヶ所・・・・これだ!と思いました
これを利用して外輪山縦走をしようと計画。歩いていくフリをして途中から走って行こうと相談。2ヶ所エイドがあれば給水の問題は解決。てれっとのみなさんに呼び掛けるとナント!10名も集まりました。
ところが、当日は雨。山頂は雲の中。当然中止と思ったら開催すると。スタートには普通の登山の服装の方の中に、タイツ、半袖、レインコートの場違いの格好した我々が10名。
スタートしても雨で走れませんし、山頂はガスで10m先が見えませんので道が分かりません。登山客の後ろを行くしかありませんでした。しかもものすごいアップダウンの道で雨で滑ります。登山客はごつい靴をはいておられるので滑らずサッサと行かれます。ただ、後半は雨が止んだので、走ることができました。
ゴールしてみるとみんな全身真っ黒泥だらけ。中にはシャツがボロボロに破れている人、腕から血を流している人もいました。壮絶なトレランでした。
2回目からはスタートが高森、ゴールが萌の里になり、走りやすくなりました。速く走る人で5時間、普通に走る人で6時間、歩く人は9時間でゴールできます。しかし、参加者は5名に減少。
そして今回。OBSさんが参加されるそうですが、雨の時は注意してください。それと道を間違えないように。前回はトップの数人がいきなりコースアウトしました。
私はこの日は福岡のハーフに参加予定です。この大会がUTMBのポイントが得られるものであれば参加しますが、おそらく違うでしょう。