AID STATION

今を精一杯生きたい

烏帽子岳・南方登山

2011年05月15日 22時30分05秒 | インポート

P5150035 御竈門山を終えて烏帽子岳へ向かった。今回は山を下りてまた登るのではなく、尾根づたいに烏帽子岳まで行く予定。

途中火の山トンネルの上を通過する。ほとんど人が通らないルート。烏帽子の尾根に向かう下りでは、道は消失していた。

急な斜面はみやまきりしまだらけ。木が密集していて道がふさがれている。しかたないので木の下を無理してくぐった。みやまきりしまの枝は硬く、無理して通過するとビリビリと音が・・・タイツが破れる音、シャツが引き裂かれる音、木々が折れる音・・・・あいたたたと絶叫!

やっと鞍部に到着して、今度は根子岳の尾根を登る。これがまた痩尾根で狭い。

山頂に近くなったころ目の前に大きな岩がルートを邪魔している。ナントこの岩の上に上がらなければならないとか。

岩の真下まできて、見上げたが、どうみても無理。足場がない・・・・「無理だー」とまたまた絶叫!

しかし右の方にわずかに足をかけるところがあったので、必死に岩をつかみながら、足を大股にして、どうにか登った。当然落ちたら滑落・・・・

岩の上に立つとそこにさらなる道があった。

振り返って思った・・・これを下るのは不可能!これで烏帽子岳から御竈門山へいくことはあきらめた。

尾根は狭く目が足元から離せない。空を見上げることなど不可能。

烏帽子岳山頂手前20mほどはなだらかな道だった。その道に入ったとき、山頂にいる5,6名の登山者がこっちを指差していた。見られるといい気分になる。ついつい走ってしまった。

到着してみなさんとの会話・・・・「こっちから来た人は初めて見た」「どこから登ってきたのか」「御竈門山からです」「そんなルートあるの」「あるというか、やぶこぎです」「急でしょう」「途中岩登り状態でした」「・・・・・・・・」

「御竃門山は下の駐車場から登ったのですか」「そうですが、スタートは下田駅です」「はあ?・・・・・・・・・・・・」

これで、「阿蘇8山」のルートが決定しました。烏帽子岳登ったら折り返して下り、地獄温泉から御竈門山に行くというルートにしましょう。

今回、御竈門山~烏帽子間は1時間30分もかかることがわかった。下を走っても同じくらいの時間でいける。同じ時間なら安全な方がいい。

しかし、つゆ明けはブッシュがすごいし、暑い。うまくいくかどうか・・・やってみないとわかりません!

http://www2.ocn.ne.jp/~astu/xa11okamado.html

コメント
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