今まで炎天下で走ったことは何回かあります。昨年の「久留米・熊本あつあつマラソン」「玄海100kmウルトラマラソン」など。しかし、今回のマラソンはそれ以上の暑さでした。
人間、35度以上に5時間さらされてもなんとか歩き続けられます!
最後のあさぎり町から水上村までの20kmは地獄でした。私もゴール10km手前ではめまいがして、ひょっとしたらゴールまでいけないかもと弱気になりました。おそらく参加者の半数ぐらいはリタイヤしてるだろうから、自分も止めようかなと弱気なことばかり考えました。
水上村ではどの自販機も水だけが売り切れになっていました。おそらく先に行った人たちが買い占めたのだろうと思います(1本ぐらい残しとけ!)。しかたがないので、畑わきの湧き水を見つけてはタオルに浸み込ませて、それで頭を冷やす方法を考え、熱中症にならないようにしました。
のどが渇くので自販機で買って飲むのですが、胃は液体でいっぱいのようで、1口飲んだだけで吐き気がしてきます。逆に飲めません。これもきつい。
「着いたら冷たいビールが飲める、冷たいシャワーが浴びれる」とそのことばかり考えて最後の20kmは夢遊病者のように歩きました。
ゴールしたあと気力がなくなり、そのままの格好でバタッと倒れてしまいましたが、お風呂に入ってビールを飲んだときは天に昇る気持ちでした。
もう夏にウルトラは止めましょう。体がもちません・・・・・昨年も7月に久留米熊本あつあつマラソンしたときに同じことを言ったような?