かるさんのgooブログ <北国たより>

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さくら前線の終着地は?

2015-05-06 16:04:44 | 日記

「三日見ぬ間のさくらかな」と言われますが、・・・

 あれほど開花を待ち焦がれたさくらも、うっとりと眺める暇も無いくらいに散り敷いてしまいます。我が家の庭もいま、ソメイヨシノの落花のジュウタンもようと化しています。

 

 

当たり前のことですが、この北の地が例年「さくら前線」の終着地となっています。

 ことしの1月6日、沖縄県・石垣島の「ヒカンザクラ」の開花からはじまって、ちょうど4ヶ月かかって、立夏のきょう(5月6日)釧路の「エゾヤマザクラ」の開花が宣言され、列島のさくらの長い旅も終りました。

 

 今年の釧路の開花は、昨年より6日早く、例年より11日早いそうです。これは気象庁が統計を始めた1972年(昭和47年)以降の「最速開花記録」になるとのことです。

 

 北の地の「さくら前線終着地」ご三家は、≪稚内(エゾヤマザクラ)、根室(チシマザクラ)、釧路(エゾヤマザクラ)≫で、例年順番を競い合って?います。

 じつは、根室の「チシマザクラ」は、きょう現在まだ開花宣言が出されていません。たぶん10日前後になるようです。 根室は気象庁の測候所が閉鎖され、開花のようすは「観光協会」が請け負っているため、気象庁が発表する「公式さくら開花宣言地」に入っていないようなのです。

で、きょうの釧路の開花宣言が、列島の「さくら終着地」の栄誉を勝ち取ったとなるようです。

 

 南から北の地まで、列島の人々を熱狂させ、あっという間に散ってしまう「さくら」は、潔さをモットーとする日本人に、まさにピッタリの「国の花」なのかもしれません。

 ぎゃくに、さくらの散り際の良さが、日本人の精神の源になったとも考えられるのです。

「さくら前線」の終着と同じ日、GW.の熱狂も終わる立夏の5月6日でした。

<<根室のチシマザクラも、きょう(6日)午後に開花が宣せられたと、夕方のニュースで報じられました>>

 

コメント (4)
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