kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

次に向けて

2010-09-22 | 陸上競技
火曜日、新しいスタートを切りました。下級生は来年の中国総体に向けて何をしていくのが必要かを話しました。木曜日に記録会がありますが、そこに調整して合わせていくつもりはありません。長いスパンで物事を考えていかなければ強くはなりません。すぐすぐ結果が出るわけではありませんし、目の前の事だけに取り組んでいても何も変わりません。上手くいかないことがあっても我慢しながらやり続けていく事が大切となります。

どれだけ指導者の言っていること、求めていることを理解できるか。信じて付いてこれるか?ここにかかっていると思います。単純に練習をすれば伸びるわけではありません。練習はどこの学校でもやっています。どこで差が付くのか?強い選手はどんな練習をしても勝手に強くなります。普通の選手が強くなるためには「信じる」事が大切だと思います。この練習をすれば絶対に強くなる、この人の指導を信じてついていけば必ず強くなれるという関係が出来れば自然と強くなると思います。うちはまだそこのレベルまでは来ていません。こちらが求めるモノがわかってもらえていません。がむしゃらになり、何がなんでも強くなってやるという想いが出てこない限り本当の強さは身に付きませんからね。練習はもちろん学校生活、日常生活がきちんと送れない間は大切なところで取り返しのつかないミスをします。

女子にはまた別に話をしました。今回マイルで2走がかなり遅れました。このことによりやっと追い詰められて力を出しました。これが実力だと安心してもらったら困ります。走らなければ勝負にならない状態に置かれたから走れたのです。この力を最初から出していたら個人種目でももっと戦えていました。アンカーが今回の走りを中国でしていたらうちは間違いなくインターハイに行っていました。切羽詰まったから出せた力、これはまだ本物ではありません。だからまだ10のうち8の力しか出せないのです。

厳しいかもしれませんがうちのような普通のチームが上のレベルで戦うためには「必死になって戦う」事が求められます。今のままでは100%、上では戦えません。その事を伝えました。認めていないわけではありません。かなり成長していますがここで選手の本当の成長にはつながりません。私は決して満足をしません。満足したらそこで終わりですし、選手のためにはなりません。それなりに頑張っているで終わりたくはありませんから。

最後に課外で遅れてきた者と別に話しました。他の者と話した内容を伝えていくと共に強くなった選手には責任が伴うということを話しました。1年生で2種目で優勝するというのは簡単なことではありません。2010年の山口県の新人大会で勝てるのは1人だけです。その選手が他の人から後ろ指を指されるような取り組みをしていたら意味がなくなってしまいます。厳しく当たることもあります。それは誰のためなのかを本人が理解しなければ一方通行の指導になってしまいます。
今回の結果により来年は個人でのインターハイが視野に入ってきました。個人だけやるなら一人でもできます。チームの中で誰からも信頼され本当のエースになっていかなければ上のレベルでは戦っていけないと思います。本当に強い選手は短距離を走った後でマイルを爆発的に走ります。それだけの力が必要なのです。短距離2冠をしたあとに心のどこかに満足感があったはずです。それががむしゃらに前を追うという気持ちにつながっていかなかったのだと。本当のエースにはなれていません。そこで満足なのか?

今しかできないことにどれだけ集中できるか?ここが大事だと思います。全員に私を信じさせてみろという話をしました。選手が指導者の「心」を動かせるか?ここが大きいと思います。強くなるためなら何でもできるという強い気持ちが必要です。こちらからはかなり話をしました。どこまで伝わるでしょうか?がむしゃらになってもらいたいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

県新人雑感

2010-09-22 | 陸上競技
県新人の開催された土曜日と日曜日、3年生がサポートに来てくれました。選手の人数が少ないので全てを自分達だけでやっていくのは非常に難しくなります。後輩のために力を貸してくれるというのは大きな事だと思います。

私はほとんど選手に関われませんでしたが、色々な面で3年生が手伝ってくれたようです。この事をどう感じるでしょうか。マッサージや買い出しを少人数で分担するのは難しいですがこうやってわざわざ後輩のために力を貸してくれることで、自分達の事に集中出来るようになります。
女子のマイルの前に3年生が他校の選手に頼んで一緒に応援をしてもらっていました。徳山地区で集まって応援をするというのがここ最近当たり前になってきています。誰かがリーダーシップを発揮していくことで地区としてもまとまっていきます。

しかし、何故かうちの下級生男子はスタンドで見ていました。何をやっているのか…。他校の選手が応援をしてくれているにも関わらず、自分の学校を応援しないというのは…。男子の甘さはこの辺りにあります。チームとして活動しているという意識が薄い。女子は女子、という感じがあります。これでは戦えないと思いますね。まだ幼いというか甘いというか、こちらが目指すレベルにはほど遠い感じがします。地区大会の時に上級生に注意を受けたはずなんですが。自分のレースだけやればいいという訳ではないと思います。陸上競技は個人種目ですがチームとして活動しているつもりです。まだまだです。

女子は総合でもトラックでも2位となりました。すごいことだとは思いますが、私としては非常に不満が残ります。こちらが到達出来るだろうと思っていたのが10だとすれば8レベルのパフォーマンスでの結果で2位となったからです。順位もタイムももっと上が目指せました。それが上手くいっていないというのは良いことではありません。特に勝たなければいけなかったマイルでの5位というのは考えていく必要があります。

自分達が心から勝つんだと思って臨めたか?それまでの結果に少なからず満足している部分があるから最後の最後で全てを出し切れない。ここに夏のバタバタの影響が出ていると思いますね。取り組む姿勢の温度差が出てくるのです。まだまだがむしゃらさが足りないですね。どれだけ疲れていても必死になって前を追うという気迫がなければ戦っていくことはできません。

レース終了後に3年生がいたのでマイルの話しになりました。私は「負けるべくして負けた」「負けて良かった」と言いました。8割のパフォーマンスで勝ってしまったり、3位以内に入ってしまうと「これくらいで勝てるんだ」と満足してしまいます。今の自分達では勝てないんだと現実を突き付けられる必要があります。この事に対して真剣に考えられるようになれば今からの冬期でのモチベーションが違ってくると思います。

この辺りの事は火曜日のミーティングで下級生に話をしました。また書きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

県新人最終日~女子マイルから学ぶこと~

2010-09-20 | 陸上競技
最後にマイル。正直、勝ちに行っていました。ここ最近県内のマイルを牽引してきたという自負があります。上級生が抜けたからといって弱くなるようでは本当の強さではないと。4人しかいなくても戦っていける事を示していきたい。単に勝ちにいくだけなら200mを棄権させれば可能だと思います。しかし、本当に強いチームになるためには200mを走りきってでもマイルを走れるようにならないといけない。エースとしてmihoが一皮向けるためにはここできちんと走れるようになってもらわないといけません。春だったらやらないかもしれませんが、冬を越えていくためにきちんと課題を明確にしておく必要があります。

実際のレースは1走がトップで持ってきました。61秒を切るかどうかだと思います。かなり良い走りでした。400mでは最後に動きが鈍りましたがマイルでは強さを示してくれました。こちらが考えていた通りの展開となり「勝った」と思いました。
が、200mを走ったあとの2走は思っていた展開とは全く違う走りでした。付いていくだけで良いと指示をしていましたが、最初から動きが鈍い。バックストレートで先頭に引き離されてしまいました。そのまま遅れてしまい64秒近くラップでかかってしまいました。スピード的には57秒も可能になると思っています。今回は60秒で来れれば十分だと思っていましたが4秒遅れです。かなり苦しくなりました。

3走はフラットレースで66秒かかっていましたが最初から積極的に走りました。前のチームとの差を少しずつ詰めていく事ができました。ラストはスピードが鈍りましたが63秒ラップくらいでは持ってこれたようです。64秒で来たらなんとか戦えると思っていましたがやっとこちらが求めている事が出来るようななってきた感じでしょうか。
アンカーは最初からひたすら追いました。前のチームを追うしかない状態でした。かなり差が付いていましたがホームに来たときには何とか3番が狙える場所まで来ていました。最後は届かず5位となりましたが、初めて必死になって前を追う姿を見ることができました。今まで大切な所で力を発揮できない事が多かったですがやっと力を出せるようになってきました。

勝ちに行っていましたが5位。この中から各自が学ぶことがあったはずです。トップまで3秒、2走が62秒で走るだけでも十分中国新人に届いていました。勝てないレースでは無かったと思います。だからといって2走を責めるつもりはありません。みんなの力を合わせてマイルを走っているのです。誰かが走れなかったら他の者が補えば良い。そこが出来なかったから負けたのです。しかし、どんなに疲れていても必死に前についていこうとする姿勢が2走には足りませんでした。厳しいようですが本当のエースになるためにはここを乗り越えていかなければいけないのです。きれい事ではなくどんな状態でも力を出し切れる選手に育っていってもらわないと今後は戦えなくなります。その事を理解してもらわないといけないと思います。

強い選手、強いチームには責任がある。そう思っています。それを教えていくのが指導者の役割だと考えています。今回の県新人での女子、比較的順調にいきました。マイルでは勝てませんでしたが、その事により大切な事が学べたのではないかと考えています。全てが上手くいくわけではありません。上手くいくように何をしていくのか、普段からの取り組みをどうやっていくのかという話です。ここがきちんと分からなければ先には進みません。

女子は4人しかいませんがトラック総合2位となりました。各自が最大限の役割を果たしてきたからだと考えています。最後にesaki先生からも話がありましたが、「目指すのはもっと上」です。ここに満足するようなチームではない。戦えるようにしていきたい。私自身、まだまだやることがあると強く感じました。常に前をみていきたいですね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

県新人最終日

2010-09-20 | 陸上競技
この日は200mと110mH、マイル決勝がうちのメイン種目でした。いつも勘違いされますが、うちの学校はそれほど人数が多くありません。短距離は男女4人ずつしかいません。それでも地味に活躍しています(笑)。たくさん出ていると思われがちです。

110mH、fujinoが出場。前日の400mHでは全く走れませんでした。2日目の朝に気づいたのですが身長が更に伸びています。私よりも大きくなっていました。こういう時には貧血になりやすい。目が届いていませんでした。そのため後半が動かないのだと思います。短いハードルなら何とか持つはずです。今回は勝ちに行きたいと考えていましたが、この状態では中国新人を決める事を最優先です。予選、準決勝とかなり精彩を欠いた走りでしたが、決勝はスタートからかなり上手くいきました。先頭とほぼ同じタイミングでハードルを越えている感じです。後半少し離されましたが向かい風の中で16秒0。できれば15秒台に入りたかったですがこれはまた今後の課題にしたいと思います。今年のうちに15秒中盤までいけば来年のインターハイが見えます。もっとハードリングを磨いていきたいですね。

200mはkitamuraを何と3位以内に入れて中国新人に行きたいと思ってやってきました。実力的にはかなり確率があると思っていましたが何とも弱気でした。少し前までは決勝に残りたいと言っている程度…。手動とはいえ22秒7で走っている者が入賞が目標では低すぎます。こちらの持って行き方もあるとは思いますが、繰り返し話をしていき何とか3位以内という目標に上方修正をしました。簡単ではないですがそれだけの実力はありますからね。
実際のレース、予選・準決勝と無難に勝ち上がりました。他の選手の走りを見ると1人別格という感じでしたが後は接戦という感じを受けました。決勝、スタートしてすぐに内側に追い付かれてしまいました。やはりこの部分の改善が必要となります。かなりやってはきたのですがイマイチ改善されません。直線に入った時には4番目。向かい風の中で前を追いましたが23秒19であと0.1秒届かず4位。非常に残念ですが目標を上げたからここまで来れたのだと思いますね。
が、レース終了後3位に入った選手が中国新人を辞退するということになりなんとkitamuraに出場権が回ってきました。中国を経験できるというのは非常に大きい。運があります。

女子の200m、マイルを考えると棄権してもいいなと考えていました。mihoはショートスプリンターですから疲れると全く動かなくなります。ここに関しては色々と思うことがありますが。しかし、出場選手を見るとかなりの確率で勝てるのではないかと思いました。1年生でショートスプリントを2つ勝つというのはなかなか出来ません。他校の選手に「強い」というのを印象づけるかなり良い機会です。決勝1本だけ全力という話をしていました。本当なら最初からある程度力を発揮していかないと思いますが、今回は特別です。こちらから設定タイムを提示してそれに合わせて走る。走りのコントロールの練習にもなると思っています。予選28秒5、準決勝27秒7と設定していましたが28秒6、27秒2とまずまずの走りを見せました。楽にいってこれですから間違いはないだろうなという感じでした。
決勝は最初から全力。強い向かい風が吹いていましたがものともせずにフィニッシュ。向かい風3.1で26秒4です。条件が良ければ25秒台も出ていたと思います。こちらが考えている以上に強くなってきていると感じます。

長くなったのでまた書きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

県新人2日目

2010-09-20 | 陸上競技
県新人2日目、この日は100m、400mH、4継決勝があります。女子400mH、かなり思い入れがあります。ここ数年間連続で中国新人、中国大会に出場しています。持ちタイムとしては厳しいですが、それでも絶対に中国新人に行かせたいという気持ちがありました。400mで戦って行くための適正はあります。後は最後の一押しをできるかどうかだと。これまでかなりの確率でミスをしてきました。ここには必ず理由がある。必死にならなければ持っている力は出せないのです。

前置きが長くなりましたが400mH、sakiが出場。春の総体で6位に入り中国大会に進んでいますが、上位に2年生が2人いました。またそれ以後に記録を出した選手がいるので4番手でした。ここ最近少しはハードル選手っぽくなってきていました。まだまだ改善する所が多いですが戦っていける可能性が十分あります。予選はそれなりに通過。すぐに4継の決勝があり、さらに準決勝。準決勝の走りを見ているとかなり余裕があるように感じました。上手くいけば65秒台に入れるのではないかと。これまで安定していませんでしたがきちんと走れれば…というのがありました。
決勝は前半から流れについていき5台目から19歩に切り替え。かなり押していけるタイプですからホームの直線に入る地点でトップと同じだったので「勝てる」と感じました。しかし、8台目をミス…。着地が崩れてしまいました、何とか立て直しましたがリズムが…。結局武器を発揮できず最後は失速する形になりました。67秒3のベスト更新で何とか3位に入りました。勝てるチャンスがあっただけにもったいない。次への課題としたいですね。

4継はバックストレートが向かい風でした。ここは考えないといけない部分です。3走が足長を変えないといけません。分かっているだろうという気持ちがありましたが、やはり甘かった。朝の時点でバトンが流れていたので足長を変更させていたのですが、それで大丈夫だと思っていたようです。その時の条件により変えていかないと…。私も気になったので言いに行かなければいけなかったと思います。役員の仕事の合間に行ける時間はあった気がします。甘かった。
結局バトンが流れ少しスピードが落ちる。アンカーは400mHの予選を走ったばかりのsakiでした。準決勝よりはタイムが落ちるのは覚悟していましたが、ライバル校のアンカーが変わっていた時点で勝負あり。51秒7で2位となりました。これが今のうちの実力でしょう。予選、準決勝よりもタイムを落としてしまいます。ここに課題がありますね。

100mもありました。男子の100mで戦うというのはなかなか難しい部分があります。昨年は決勝進出の可能性がありましたが行けませんでした。今年はkitamuraに決勝進出の可能性が若干ありましたが、通常考えると難しい状態です。スタート遅いですからね(笑)。予選は問題なく通過。準決勝はスタートで遅れましたがトップスピードに乗ってからはかなり良い動きでした。追い風参考ながら11秒20!!考えられません(笑)。決勝に残りました。100mで決勝に残るというのはやはり誇らしいですね。決勝もスタートで遅れて11秒43でしたが、立派だと思います。入部当初、「高校時代に11秒台を出すのが目標」 だと言っていましたが十分すぎる走りができたと思います。200mに適性があると思っていますから翌日に期待ができます。

女子100mは優勝候補の選手が故障のため棄権していました。これで何とかmihoの中国新人の可能性が出てきたかなと感じていました。準決勝で追い風参考ながら12秒62のトップ通過でした。こちらが思っていた以上にスピードが出ています。決勝はスタートからはまり、中間でトップに立ちました。そのままの勢いでフィニッシュ、なんと優勝してしまいました。記録も追い風参考ながら12秒5、出来すぎです。それでも勝つというのはなかなか出来ることではありません。強くなると注目を浴びます。だからこそ指導を徹底していく必要があります。そこには本人の自覚も大切になってきます。成長してもらいたいですね。

2日目、かなり充実していました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

県新人1日目

2010-09-19 | 陸上競技
バタバタしていて全く更新できませんでした(^_^;)。金曜日から県新人が下関で開催されました。今回は色々と思うことがあったのでどこまで上手くいくか分からない感じでした。夏に上手くいかないと間違いなく秋に走れません。1学期末から夏休みにかけてかなりゴタゴタがありましたから、どこまで力が付いているかは分かりません。それを踏まえてやっていかないといけないなと考えていました。

初日は400mと4継。ここ最近は400m中心のチーム作りをしています。正確に言うと最初からかもしれませんが(笑)。3番以内で中国新人を狙うという場所にいましたから戦わせたいと考えていました。が、予選からhatuが精彩がありません。全くといって良いほどラストが動きません。予選で63秒だったのですが息が切れて呼吸が戻りません。かなり予定外です。決勝進出すら危うい状態でした。何とか決勝に残りましたが武器となる部分で明らかに動きが鈍ってしまっています。
気持ちの問題というのではなく、上手く走れていないという感じでした。貧血の可能性もあるなという走りです。それでも何とか走れる状態に持っていって61秒8くらいで6位に入りました。なかなか上手くはいきません。私の力不足だと思います。

4継、いつも外しています(笑)が、今回は本気で何とか表彰台にと狙っていました。男子は3走までどこまで戦えるかだと。男子は予選でバトンミスをしてしまいましたが何とか予選通過。これはかなり価値があると思っています。アンカーは13秒5位はかかりますからその状態で予選通過は大きい。

女子は準決勝で51秒19でトップ追加。今まで短い距離では全く歯が立ちませんでしたが何とかなる感じを受けました。うちの3走のhatuは400mを走って完全に疲れはてていましたからこれも価値があると思います。

一先ず一日目の概要を。また書きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

またも面接練習

2010-09-16 | 陸上競技
水曜日、朝から面接練習をしました。いやー我ながらよく我慢します(笑)。最初に比べると見違えるように話をするようになりましたし、要点を絞って話せるようになりましたがこちらが求めるレベルまではまだ遠い。激切れしながらの指導(笑)。

練習はかなり軽く。身体を少し動かしてドリルとウインドスプリント。疲れをきちんと抜くためです。男子は終了後互いにマッサージをしていました。まー当然ですね。女子は少しスタートが遅れたので別にやらせました。3年生は面接練習のために短時間で終わらせるために加速段階の動きの確認をして折り返し走にしました。下級生の女子はその姿を見ておくために練習を手伝わせました。
いつも一緒に練習をしている3年生の取り組む姿勢を客観的に見ることで何を感じるかです。自分のために必死になる姿を見て心が動かないようであればそこまでの選手です。自分達が上級生から引き継ぐモノの大きさをどれだけ感じることができたでしょうか。必死になって自分が強くなるためだけに走る。それがどれだけのことなのか?求められていることをきちんと理解しない限りは何も変わらないのです短時間でしたが伝わるものがあったでしょう。期待したいですね。

それが終わってからさらに面接練習。かなりの時間を面接に宛てています。私が出来ることはこうやって鍛えていくことだけです。「できない」で終わらせるわけにはいきません。何がなんでもやらないといけません。かなり厳しいと思いますがやるからには合格するレベルでなければいけません。今は辛いかもしれませんが、将来の事を考えればやるしかないのです。この辺りは陸上の練習と同じだと思いますね。何がなんでもやるしかない。

他の生徒と比べてみると多分かなりよくなっていると思います。面接や小論文の指導に関してはかなり自信があります(笑)。プレッシャーもかけまくってますから生徒は精神的にもしんどいと思います。一問一答になるのだけは避けていきたいと思っています。相手の質問に対して的確に答え、プラスアルファで自分のアピールをする。ここで差がつくと。高校生レベルですから「ある程度答えられたら良い」とは思います。しかし、差をつけるための指導をしておかないと印象には残りません。

かなりのストレスを感じていますが、それでもやるしかありません。これにより私の自由な時間はほとんど無くなっていますが、まー仕方ないかなと思います。疲労はピークに近づいています。でもやります(笑)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

面接練習をする

2010-09-15 | 陸上競技
火曜日、練習はかなり軽めにしました。県新人に出場する1・2年生はスピードウエイトのみ後はフリーにしました。各自で必要な事をやっていたようです。3年生は通常通りとしたかったのですが、月曜日に面接練習をしたのですがあまりにも話が出来なかったのでウエイトのみとしてあとは面接のための時間としました。

基本的に気が長いほうですが(?)あまりにも不甲斐なくてイライラしました。2人の練習だったのですが、1人は回りくどい、もう1人は話せない。これでは合格のレベルに到達しません。私が関わっていてこれでは許されません。かなり力を入れて練習をしました。時間がかかっても話を出来るようにしていかなければいけません。ほぼ怒りの中で進められていいきました(笑)。

自分の事を理解してもらうための面接です。考えていることを相手に伝えることができなければ意味がありません。私は面接練習の時には「キーワード」を決めて話すように指導しています。こちらが伝えたいことをきちんと伝えるために、あれもこれも話すのではなく内容をしぼっていくようにしています。面接は一問一答になるか、何を言っているか分からなくなるパターンが多い。これは練習によってなんとでもなると思っています。何だかんだやりながら3時間はやったでしょうか。それでもこちらが求めるレベルの半分にも達していません。必死さが足りませんね。

結局、翌日の朝7時から練習をすることに。試験もあらますが相手に印象を与えるのは面接です。ここでは絶対に手を抜けません。しかし、かなり疲労しました…。その上イライラ(笑)。

とりあえず書くだけのblogです。お許しを(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最後の刺激

2010-09-14 | 陸上競技
月曜日、この日は朝から少し余裕がありました。新人に向けてやっていく時期ですから朝少し話をしました。これまで3年生に頼りっぱなしでしたが、さすがに新人を3年生中心にした状態で迎えるわけにはいきません。キャプテンを2年生にしました。本当にできるかどうかという心配もありますが、どちらにしてもやるしかないと思います。キャプテンになった者が1人だけでやるのではなく、他の者がどれだけサポートしながらやっていくのかだと思います。この2年間はキャプテンがほとんどをやるという感じがありましたが、これからは少し違う形になると思います。年によって上手くやっていくための方法が違ってもいいのではないかと。周りが支えながら、役割分担をしていければと考えています。

練習は新人前の最後の刺激としました。バトンなども含めてやっておきたいことがいくつかあったので。今回も女子は両リレーで勝負できる位置にいます。しかし、絶対的な力があるわけではありません。戦うために何をしていくのかをきちんと考えていく必要があります。本人達がどれだけ冷静に戦う意識を持って取り組めるかです。「バトンが上手く渡ったら」ではなく絶対に渡す必要があるのです。この「想い」が無ければ勝負はできないと思いますね。

ポイント練習はいつも通り。短短は150m、短長は250m+α、ハードルは300m+αです。今回は珍しくバックストレートが追い風でしたから良いイメージで走れたのではないかと思います。とにかく抜群の走りをrinaが見せています(笑)。ここ最近の動きは過去最高だと。250mの感覚走で34秒5。これまでと比べて1秒以上上がっています。条件が良かったというのもありますが、スタンディングからの250mでは33秒中盤で来ていますから十分考えられる走りです。内側からrinaが走りましたが他の者も良い走りをしました。ある程度目処が立った感じがあります。1年生が35秒1、2年生が36秒2で入ってきました、1年生は短短ですからこれくらいの距離まではかなり速いと思います。この程度で400mが走りきれるほど甘くはないと考えています。それでもプラスアルファもrinaについていく事が出来ていました。何とかしてもらいたいですね。2年生はこれまで何度も400mを走っていますからこれくらいのタイムで走れれば60秒前半が見えてきます。ラストのカバーを24秒台ならそれほど難しくはないですからね。繰り返しになりますが条件が比較的良かったというのもあります。単純にタイムに結び付くわけではありません。

300mH、こちらもまずまずの走りができました。3年生のmikiが47秒中盤、やっと走れ始めたという感じがあります。歩数の増加も最低限に抑えられていますから非常に面白いと思いますね。2年生のほうは最低レベルのハードリングから少し成長しました。49秒1くらいで入ってこれるようになりました。ラストは異常なまでの強さを見せますからこちらも上手くいけば面白くなりそうです。安定感がないので怪しいですが、それでも戦えるレベルに来ているのは間違いないと思います。

男子もまずまず。個人種目で戦えそうな者もいますからこちらも何とかして中国新人で戦わせたいと考えています。ハードルは優勝が狙える位置にいますし、ショートスプリントは持ちタイムでは上位にいます。簡単なことではないのは分かっていますが可能性は十分にありますから狙いたいと思います。

何とか形になってきたと感じました。これから調整に入ります。しっかりと疲労を抜いていき戦える状態に持っていきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

下げれない

2010-09-12 | 陸上競技
先日、色々と話をするなかで目標を下げれないという話になりました。これは指導者として大切なこだわりなのではないかと思っています。

うちの学校、最初は県総体に個人種目で出場者0の所からスタートしました。私が顧問になった時、本当に何もない所からのスタートでした。私も他校で指導した経験がありませんでしたし、選手は素人ばかり。幽霊部員のように活動実績が全くない者もいましたし、ジョギング部というような感じでした。
翌年はリレーで予選を通過して準決勝まで。さらに翌年はマイルで中国大会に進むことができるようになりました。選手が集まる学校というのは自然と選手が集まった時に強くなります。だから継続しない。たまたま強い選手が入学してきた時に数年間強いという状態になります。うちは選手は少ないですがここ数年間は常に県の上位で戦っています。大きな進歩だと思っています。

さらにここ2年はインターハイを狙うようなチーム状態になりました。入ってきた選手は最高で県レベルで決勝に残るか残らないかの力でした。それが周りの雰囲気に引っ張られていつの間にか強くなっているという感じになっています。この春の県総体では長距離種目と跳躍種目0、トラック出場者7人でトラック優勝をしました。投擲2人を合わせていくのか県総体総合優勝を果たしました。かなり高いレベルまで来たと思っています。

そのため私が選手に求めるものも年々高くなってきています。上を目指してやっていますから、下のレベルに合わせてやっていくといつまでたっても強くはならないからです。1年生はその状態に間違いなく戸惑いを感じると思います。中学時代と比べると求められる事が多くなりますし、そこに甘えや妥協は許されなくなります。全員が必死にならなければ追い付いてこれない。それでも求めていきます。

「楽しい」という意味をどれだけの人が分かっているでしょうか。それなりにやって「楽しい」というのでは得るものは少ない。がむしゃらに高い目標に向けて進んでいくなかで見えてくるものがあるのです。選手の目線に降りて一緒に考えていく事も大切な時がありますが、常にその目線から物事を見ていたら絶対に前には進みません。「自分は頑張っている」「一生懸命やっている」と思い込む自己満足のレベルから引き上げていく作業をしなければ何も変わらないのです。

厳しいようですが、目標を「県のベスト8」や「決勝進出」にするつもりはありません。年によって選手は変わっていきますが、目指すものは変わらないと思います。それが当たり前だと感じているようなチームだからこそ目標に近づける可能性があるのです。一人でも多く中国に進出して、全国の切符を賭けて戦う。中国で戦えない者が集まっても結局は戦えない。個々の力を最大限に高めていってその状態でリレーで戦う。これしかないと思っています。そのためには意識レベルを下げるわけにはいきません。もっと上を目指していく必要があるのです。

指導者としてのスタンスを崩したくはありません。何か一つを許してしまうと全てが崩れていく危険性があります。私が常にそういう意識をもっておかないと簡単に崩れます。積み上げていくのには時間がかかりますが、レベルが下がるのは一瞬です。あっという間に普通以下のチームに成り下がります。だから下げれないのです。今下げたらまた数年間は下積みを要します。選手の力を最大限に伸ばすためには積み上げを更に高くするしかないのです。

戦えるチームを育て続けたいと考えています。万人に受け入れられないかもしれません。それでも手を緩めたくはないと思っています。必ず戦います。妥協は何も生み出さないのだから。下は見ません。常に前を見て進みます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする