kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

最後の刺激

2010-09-14 | 陸上競技
月曜日、この日は朝から少し余裕がありました。新人に向けてやっていく時期ですから朝少し話をしました。これまで3年生に頼りっぱなしでしたが、さすがに新人を3年生中心にした状態で迎えるわけにはいきません。キャプテンを2年生にしました。本当にできるかどうかという心配もありますが、どちらにしてもやるしかないと思います。キャプテンになった者が1人だけでやるのではなく、他の者がどれだけサポートしながらやっていくのかだと思います。この2年間はキャプテンがほとんどをやるという感じがありましたが、これからは少し違う形になると思います。年によって上手くやっていくための方法が違ってもいいのではないかと。周りが支えながら、役割分担をしていければと考えています。

練習は新人前の最後の刺激としました。バトンなども含めてやっておきたいことがいくつかあったので。今回も女子は両リレーで勝負できる位置にいます。しかし、絶対的な力があるわけではありません。戦うために何をしていくのかをきちんと考えていく必要があります。本人達がどれだけ冷静に戦う意識を持って取り組めるかです。「バトンが上手く渡ったら」ではなく絶対に渡す必要があるのです。この「想い」が無ければ勝負はできないと思いますね。

ポイント練習はいつも通り。短短は150m、短長は250m+α、ハードルは300m+αです。今回は珍しくバックストレートが追い風でしたから良いイメージで走れたのではないかと思います。とにかく抜群の走りをrinaが見せています(笑)。ここ最近の動きは過去最高だと。250mの感覚走で34秒5。これまでと比べて1秒以上上がっています。条件が良かったというのもありますが、スタンディングからの250mでは33秒中盤で来ていますから十分考えられる走りです。内側からrinaが走りましたが他の者も良い走りをしました。ある程度目処が立った感じがあります。1年生が35秒1、2年生が36秒2で入ってきました、1年生は短短ですからこれくらいの距離まではかなり速いと思います。この程度で400mが走りきれるほど甘くはないと考えています。それでもプラスアルファもrinaについていく事が出来ていました。何とかしてもらいたいですね。2年生はこれまで何度も400mを走っていますからこれくらいのタイムで走れれば60秒前半が見えてきます。ラストのカバーを24秒台ならそれほど難しくはないですからね。繰り返しになりますが条件が比較的良かったというのもあります。単純にタイムに結び付くわけではありません。

300mH、こちらもまずまずの走りができました。3年生のmikiが47秒中盤、やっと走れ始めたという感じがあります。歩数の増加も最低限に抑えられていますから非常に面白いと思いますね。2年生のほうは最低レベルのハードリングから少し成長しました。49秒1くらいで入ってこれるようになりました。ラストは異常なまでの強さを見せますからこちらも上手くいけば面白くなりそうです。安定感がないので怪しいですが、それでも戦えるレベルに来ているのは間違いないと思います。

男子もまずまず。個人種目で戦えそうな者もいますからこちらも何とかして中国新人で戦わせたいと考えています。ハードルは優勝が狙える位置にいますし、ショートスプリントは持ちタイムでは上位にいます。簡単なことではないのは分かっていますが可能性は十分にありますから狙いたいと思います。

何とか形になってきたと感じました。これから調整に入ります。しっかりと疲労を抜いていき戦える状態に持っていきたいと思います。
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