kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

練習道具

2020-11-18 | 陸上競技
色々思うことがあって。練習道具を購入しました。といってもメインで使うという感じではない補助的に使うものですが。




ピコピコハンマーです。これはなかなか有用。別に叩いたりするわけではありません。膝を上げてくる方向を確かめたりする。下ろす方向を教えたりするのに必要です。あとは身体の軸の傾きなどを示すためにも。

欲しいと話していたら選手が100均で買ってきました。これで練習の幅が広がります。金曜日から使い始めました。

が、その日のうちに一部分が裂ける。で、数日間誤魔化しながら使っていましたが結局こんな感じに。




ピコピコハンマー、すぐに使えなくなりました(笑)無念。

これでは面白くないのでネットで購入しよか検討。が、届くまでに時間がかかるので面白くない。値段も同じようなピコピコハンマーが2500円とか1800円とか。値段の幅もあります。どうにもならないので近くのお店に見に行ってみることに。手ごろな値段で販売されていたので購入することに。




アンパンマンのピコピコハンマー購入。これはなかなか。正義の味方です。動きが良くない時は「アンパンチ」で修正してくれるのではないかと思います。

遊びみたいですが。まー遊んでいます(笑)私は結構本気でピコピコハンマーを使っています。

練習に潤いを。まー私が飽きないようにというのもありますが。有効に使いたいと思います。アンパーンチ。


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膝締めと接地と

2020-11-18 | 陸上競技

火曜日。かなり暖かかったですね。この日は一部の選手が資格取得のための実習が行われることになっていました。そのため参加者がかなり少ない。それでもやることはやります。男子はほぼ不在。女子は全員参加。少人数体制ですからこの部分がどの練習に影響するか。そのあたりは話をしています。やることは変わらない。

 

私は面接練習を実施してからの参加。就職や専門学校の指定校推薦の面接練習は終わりましたが、今度は「四年制大学の指定校推薦」のための面接練習です。クラスの生徒が中心になりますが。色々なことをやりながらです。個別に対応する必要性があるので。少なからず頼られている部分があるのだと思います。私のような者でも(笑)。

 

練習はバランス系を入れてからの「サーキット」です。25秒運動5秒休憩の形。移動しながらではなくその場で。私が到着したときにはサーキットがほぼ終わるところでした。きちんとできていたか。ここは私が問う話でもないと思います。結局は本人たちに返ってくるので。「サーキット」を終えてからセラバンド補強。股関節を使います。単純にやっているだけでは負荷はかからないと思います。どこから動かすか。体幹を締めて股関節から動かす。

 

そこから「ハードル股関節」を。「縦の動き」を徹底しようと思ってからハードル間を狭くしました。2足長。「股関節を大きく使って動く」というのは変わりません。しかし、前方向に大きくではない。これも以前の形に戻すイメージです。「急がば回れ」という感じでしょうか。とにかく「ハードル股関節」でも「膝締め」と「接地」です。ドリルだけをやればいいというのではない。「全てはつながっている」という感覚の中でやる。独立していたら繋がりません。重要。本数的には多めに設定しています。体幹がぶれないようにしながら手足を動かす。接地するときにきちんと乗る。ここが「遅い」と感じる者はやはり走りも「遅れ」が目立ちます。

 

そこからまたも「ドリル」です。多分30分くらいはやっていると思います。かなりの時間をかけています。人数が少なかったこともあり細かい部分も含めて指導しました。できるだけ練習は止めない。しかし、重要な部分に関しては「共通理解」が必要です。徹底的に。

 

チューブ5歩、二次加速スティック。この段階で上手くつながっている選手は「進む」感覚が作れます。こうなると本当に表情が明るくなる。二次加速スティックでも力まずに前方向に進みます。面白い。このあたりで少し話をしました。「繰り返すことの必要性」です。今できているからといってこれが一ヶ月後も同じようにできるとは限りません。「再現性」があるかどうかです。崩れる可能性があるのでどうやって「定着」させるか。何度も何度もやっていくことで身につきます。とにかく「定着」を目指すべきです。

 

前半マークまでやってからT走へ。この日は40mを中心に実施。40mT走を3本、スプリントを2本。これを2セット。走ってないですね~。とはいえ、ここは非常に重要だと思います。ここ数年は「T走」を実施していましたが、「T走をする」ことがメインになっていた感じがあります。「T走」自体に大きな効果があるのか。今考えると「接地」と「スイング」を意識するために実施していたのです。口頭で「接地」「スイング」という話をしてもそれがなかなか体現できない。難しい。

 

それが何故かといわれたら「動きの徹底」ができていなかったからだと思います。元々、「T走」は「パワートレーニング」と思われがちです。しかし、私自身は「技術トレーニング」だと思っています。できるだけパワーを使わずに「接地」をよくしてブレーキを掛けない。さらには「スイング」で前方向に身体を運ぶ。この2つを身につけるためにやっていました。今は「T走メイン」のようになっています。違います。「T走」は「接地」と「スイング」を身につけるための「技術練習」です。しっかりと「膝締め」を行って重さに負けずに「良い位置」に「接地」する。そして次々と脚を前に送っていく。「スイング」のスピードで身体を運ぶ。狙いを詳しく話をしました。重要なことです。

 

練習の合間に選手が「T走をしていて膝が前に出てくる」といっていました。しかし、「上半身とのタイミングが合わずに気持ち悪い」とも。どうしても前に進もうとしてパワー型の走りになります。本当はそこまで力を使わなくても進む。それなのに「重さ」に負けないように「強引に運ぶため、上半身のパワーを使ってしまうのです。これも重要な感覚づくりだと思っています。「タイミングを合わせる」ことでもっと進むようになる。がむしゃらに走るのではなく「動き」を大切にして進んでいく。示唆に富んでいます。面白い。

 

そこから合流走。60mと40m。最大スピードですね。これは定期的に入れていきたいと思います。もう少し安定してきたらバトン練習もしたいなと。やりたい練習、やるべき練習はあります。今はまだその段階ではない。地道に積み上げていく中で走りを作れたらいいなと思いますね。

 

走る練習をある程度やってからシャフト補強へ。かなり疲れはあると思いますが元気よくやっていました。これまで課題としていた動きもできるようになりつつあります。大きく動く。潰れない。この辺りのことを声を出しながら取り組んでくれていました。負荷はかかります。結構きつい。それでもこれだけ前向きに笑顔でやっていくと効果は高まります。「やっと」という感じはあります。「走り」の変化を感じているのがこういう部分にも影響してくるのかもしれません。最後にスピードバウンディングをやって終了。普通のバウンディングをしていたので「お手本」を少しだけ。前方向に進みたい。浮いている場合ではない。見ないと分からない部分もあるのかもしれません。

 

雰囲気が良くなっています。これにより私のストレスもほぼありません。これまでやりきれなった選手も少し前向きに取り組めるようになっています。周りが声掛けをしてくれているのも大きいと思います。良い雰囲気でやれると良い練習になる。全員が前向きに取り組めれば結果的に強くなります。楽しいなと感じる時間が増えています。

 

前向きに。

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徹底的にやる2←内容かなり変わりましたが(笑)

2020-11-18 | 陸上競技

前の記事。月曜日の練習について書いていたのですがなぜか消えました。スマホで更新しているのですが、更新作業の途中で別のことをやっていたら消えてしまったという感じです。無念。

 

で、練習について思い出して書いておきます。この日は7時間授業。限られた時間の中で何をするいう感じでした。上半身下半身のトレーニングから。時間が限られていますが外せない練習。「基礎筋力向上」と「基礎技術の定着」です。この11月はこの部分を徹底したい。他の部分を削ってでもそこをやりたい。「スイングで運ぶ」という意識でやっています。しかし、このスイングをどうするか。「膝締め」がきちんとできていたら自然にスイングスピードが上がります。さらには「膝締め」をすることで自然と接地ポイントが良くなります。この部分の強化をするために「基礎筋力」も上げていきます。この両輪を外さずにやっていきたい。

 

時間がないからトレーニングが足りなくなる。この手の考え方もあると思います。しかし、時間が限られているからこそ「優先順位」を考えるべきだと思っています。走る量ではなく「基礎筋力」を上げる。これにはかなりの時間が必要になります。一朝一夕に向上するものではない。そうであれば走る練習よりも時間をかけて取り組む必要がある。「基礎技術」に関しても同様。

 

「基礎技術」を集中的にやったからといってそれが継続するとは思えません。時間が経てばまた崩れます。だからこそ「きちんとした指導」が必要なのかなと思っています。応用的な話ではなく「基礎技術」をどのように身につけていくか。崩れたときに原点に戻りながら修正していく。そのために今の時点で「徹底的にやる」必要があると思っています。

 

面白いもので「膝締め」ができると「接地」がよくなる。これが重心移動を伴うと「崩れる」というのがあります。「膝締め」を徹底しておくことでこの部分が防げます。ここに関して議論することは本当に少ない。実際問題「膝締め」ができていなくても「速い者は速い」のです。そんなことに時間を掛けるよりも「走るほうが速くなる」ということが大半です。うちの選手に対して「どうすれば速くなるか」を徹底していくことが今の私の責任だと思います。

 

土曜日に感じたことを踏まえて「移動をさらに小さくする」ようにしました。進むと崩れる。少しの移動でも崩れる。「直線的な足運び」を徹底するためには「移動」が少ないほうがいい。回転運動になると今やりたい動きができなくなります。だからこそ「膝締め」が必要です。と、考えています。

 

ドリルを徹底してやってからチューブ5歩。土曜日に「方向の違い」について話をしていました。加速段階では引き出す方向は「前方向」になる。中間疾走では「斜め上」になる。土曜日はその認識が甘く加速段階でも「斜め上」に引き出されていて「浮く」という状況になる者が多数。膝の引き出しの方向の確認をして置かなければ進まないという話をしました。この日は私が何も言わなくても全員が花壇のところに行って「前方向への引き出し」を意識してからチューブ5歩に入りました。当たり前といえばそうなのですが「成長」です。自分たちに必要な動きを自分たちでやる。特に「一歩目」の引き出しが直線的にならなければそれ以後も「回転運動」になります。

 

「膝締め」をすることで顕著に変化が出るのは「加速段階」だと思っています。「膝締め」をする、「接地の方向を定める」ことで「接地」が劇的に良くなります。ここ数ヶ月このことを忘れていました。もっというと今の学校に赴任してからここまで徹底したことはないと思います。「遊びの延長」の中で「陸上競技」に取り組ませることを最初の段階でかなりやっていたので「地味な技術」を徹底する機会は減っていました。インターハイに進んだ選手でもここが徹底できていなかった。今考えると「もっと行ったのではないか」という気さえします。

 

「膝締め」をしていくことで「加速段階の接地」が変わる。接地が良くなることで力を使わずに膝が出るようになる。「スイングで進む」という感覚を重視していますが、タイミングを合わせることでもっともっと進むようになるかなと。この「変化」を目の前で見ていると本当に楽しい。そしてその「変化」を感じている選手の表情が大きく変わります。「浮く」と首を傾げます。それがわかる。「難しい技術」に拘るのではなく「シンプル」なことをしながらどのように走りを作るか。汎用性がある練習にしていかなければいけません。

 

ある程度加速段階の動きをやってから「T走」を。60mTとスプリントの組み合わせです。この日は細かい部分に触れず。T走をやっておく。段階的に「やること」を意識させたいなと思っていました。走る練習が少ないのですが60mTとスプリントを実施。よくよく考えてみると「基礎技術」を走りに落とし込むために「T走」を繰り返してきました。「T走」が練習のメインでしたが、「T走」だけをやっておけばいいというのではない。ここももっともっと冷静に考えていかなければいけません。

 

グランドで練習を見る。これまで以上に見ています。遠くから見ている時間が減りました。「感覚を作る」だけではなく「やりたい動き」をしっかりと作るためには「見続ける」事が必要です。それにより「選手の表情」も分かります。グランドで動きを見る。選手がどのようなことをやろうとしているのか、なぜできないのか。そこを見続ける。楽しいです。

 

という感じのことを書いてました。正確にいうと内容の大半は変わっています(笑)。それでも記しておきたいなと思って。分かりにくい内容です。私的にはこうやって書くことも楽しい。

 

また書きます。お付き合いください(笑)

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