kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

思うことを

2017-07-14 | 陸上競技
ここ数日間、全くblogを書く気になりませんでした。ここ最近「時間がないから書けない」というのは何度もありましたが今回は「書く気にならない」という状態。まー別に書いたからどうだ、書かないからどうだという話ではないのですが。

指導。これはずっと前から言っています。指導するのは誰かから強制されるものではないと思っています。部活動の顧問をしているからといって専門的な指導をしなければいけないという義務はありません。あくまで「顧問」です。実際問題指導ができない顧問は数えきれないくらいいます。そこに関して「なぜ指導ができる顧問を付けないのか」と言われることもある。

が、それは間違っている。現状では部活動の指導に関しては「ボランティア」に近い。というか、勤務時間外の労働を強要することはできない。指導に関しては「絶対にやらなければいけない」というものではない。試合の申し込みや引率などは必要になる、それが「顧問」としての最大業務だと言える部分はあると思います。

指導。これに関して私の人生の中で「強要される」必要はないと思っています。それなら「顧問になるな」と批判する人も当然出てくるでしょう。これは価値観です。私は「本気でやる」という条件のもとであれば指導をします。これは強制ではなく「自分の意志」で。必要とされないのであればその条件下で指導することはないと思います。「邪魔だ」と言われたらそれまでの話ですから。

10人人間がいて7人が必要という。3人が不要という。どちらに合わせるのか。これは決まらないと思いますね。7人の意見を尊重すれば3人の意見は切り捨てられる。逆に3人の意見を尊重すれば7人の意見は切り捨てられる。どちらが正しいのかは一概には言えない。「楽しくやりたい」と主張する者と「少しでも強くなりたい」と思ってやる者。これはある程度住み分けをしなければいけない。

今の仕事は「サービス業」か。ファーストフード店員のようにいつも笑顔でお客様に接することを求められるのか。そうであれば本当にやる意味はないと思います。1から10まですべての面で段取りをして準備をして「やっていただく」のであれば私はやる必要はないと考える。価値観というよりは強制される筋合いはないから。

練習メニューを提示する。これは「当たり前」か。上述のように「専門的な指導」ができない素人の顧問が付くことだって当然考えられる。選手が自分たちで練習計画を立てて練習を進めるところも当然ある。メニューの提示は当たり前ではない。

練習に来て「次に何をしたらいいか」を聞けば答える。これを「当たり前」と思われるのであればやりたくはない。

私自身の人生。誰かから「自分の時間」を強要される必要はない。今の仕事をしているからやるのは当たり前?それは絶対に違う。勤務時間外。そうであれば「自分が指導したいからする」という感覚はあって当然だと思う。指導したくないと思う状態で「指導しろ」と強要されるのは違う。

まーこれまで私が書いているblogを読んでくださっている方々には私がどのようなスタンスで、どのような考えで指導しているのかは何となくわかってもらえるかもしれない。別に理解してもらいたくて生きているわけではない。そこに対して「私の価値観を認めてもらいたい」という気はない。

お前のような考え方はおかしい。そういわれたらそこまで。一緒に競技はできないと思う。これも強要するわけではない。顧問が「こういうスタンスでやる」というある一定の枠の中で考えているのであればその「枠」の中で競技をするのが部活動なのではないかと思う。その「枠」が「専門的な指導はできないので2時間程度身体を動かす」という「枠」であればその中でやるしかない。逆に「少しでも強くなるためにやる」という「枠」であればやはりその「枠」でやる必要がある。

間違っているだろうか。間違っているのであれば「指導」からは距離を置きたい。私自身の人生。なぜ、他者に強要されながら生きなければいけないのか。勤務時間外の部活動は「趣味」と言い換えることもできる。「強くなりたい」と思う選手がいてそれを全力でサポートするというのは私自身の「趣味」ではないか。

「強くなりたい」という選手がいてもそれをサポートしないのも「顧問」の選択。上述のように「専門的な指導」ができない顧問に「なぜ専門指導をしないのか」と言っても無理。それと同様だと思っている。

今の仕事をしていたら「人として生きる」権利を放棄することになるのか。絶対に違う。そう思う。
コメント
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