kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

久々競技場

2017-07-06 | 陸上競技
水曜日、この日は天候が不安定。九州ではかなりの被害が発生している様子。我々が住んでいるところでは雨が降ってはいますが大きな被害が出るほどではありません。日常生活が送れる、練習ができるというのに感謝しなければいけません。

朝の段階ではDMを。移動しながらやりました。その場だけでやるパターンと移動しながらやるパターンの2つを組み合わせながらやつまています。移動しながらの方は重心の移動をメインにします。同じようなメニューであっても「意識するポイント」が違う。この部分をどれだけ理解できるか。なかなか。

午後は競技場へ。中国大会でタータンで走って以来の競技場。テスト週間に入るとなかなか競技場まで行けません。勉強時間の確保は必須ですから。ポールの練習に関してもマットを使っての練習は久しぶり。とにかく跳躍回数を増やしていきたいと思います。

練習自体は特別なことをせずにいつも通り。タータンの感覚を確認しながらですね。私は事務手続きをしていたので最初は選手任せ。来週実施される記録会のことに関して施設関係者と相談。少しずつ施設設備が整備されています。助かります。

ハードルドリルまではいつも通りに実施してスパイク。この日から走練習再開する者もいるので慣らしながらです。スパイクを履いてからチューブもも上げ。チューブを使ってのスイッチング。更に強めに引っ張ってのチューブもも上げ。膝が締まらないのでその部分を意識させての内容にしました。1年生、この数ヶ月色々とやってきましたがなかなか動きが変わりません。原因は幾つかあると思います。手強い。

次のメニューに行く前にスポ少のコーチと話をしました。mmが小学校の時に所属していたスポ少です。IHを決めた後に報告の電話だけはしていました。中学校3年間陸上競技をやっていない所からの全国大会に出場です。喜んでくださいました。コーチは私のことを過大評価してくださるので恥ずかしさもあるのですが。多くの人に支えられて今があるという感覚は大切にしたいですね。

練習はウインドスプリントをやってからチューブ5歩。前半マークに中間マークまで。決まり切ったメニューがあるわけではありません。その日その日で変えるようにしています。この日は基本的な事を確認しながら走りを作りたいなと考えていました。きちんと動きが作れていない者は中間マークに入って来た時に「動きが遅れる」ことになります。やはり積み重ねだなと感じますね。練習をやるだけになっている者は動きは変わりません。個別対応をかなりやりますがなかなか。

少し休憩を挟んでカーブ直線。スピード意識です。繰り返しになりますがこの日から走練習を再開している者もいるのでとにかく抑えながら。無理はさせたくない。この時期に無理をしても良いことはありませんから。

あとはバトン。10バトンを。女子に関しては足の状態を見ながら前回とメンバーを変更。本当は固定してやりたい所ですが現時点ではそれができません。走力差もあるので上手く調整しながらですね。1年生が専門練習をやりたがります。分からなくはありません。しかし、基礎的な練習ができない段階で専門をやる必要はないと思っています。「小手先の技術」をやる前に優先順位がある。ここの理解が難しい。

時間的に厳しくなって来たのでそこからはバトン走を。10mから40mまで。10mでバトンを渡して10m並走。20mでバトンを渡して10m並走。2本ずつ。完全なスピード練習です。

が、1年生男子はよく分からないまま走る。ポールの練習を手伝いに来てくれた3年生が「とりあえず走ってますよね」と言っていました。まさに。バトンを渡したあと10m並走。そこに意味があるのに20m以上走っています。ここだと思いますね。これまでは3年生がいてくれたので「強くなりたい」と思ってやっている選手の割合が多かった。が、3年生が抜けてしまったことで数的有利がなくなっています。薄まっている。

逆に女子は中国大会での悔しさが大きな転機になりました。それにより練習の質が劇的に上がっています。完全に立場が逆転。2年生女子の成長著しい。お互いに刺激し合いながらやらないといけませんが男子は余程のことがない限りは苦しいですね。

練習。ここだけでは終わりません。やるべきことはたくさんある。やるしかないなと感じています。総じて前には進んでいます。少しずつ。
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