kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

あれこれやる

2017-07-07 | 陸上競技
木曜日。この日は宇部方面への出張。朝練に少し顔を出してから出張へ。バタバタ。練習開始までに戻ってくることができました。真面目です(笑)

この日の練習はトレーニング中心にしようと思っていました。前日に少しスピード練習をしています。それなりに負荷がかかっているはずです。ガンガン走るというのは避けようかなと。私的に、というだけであって練習としてはかなりきついと思うのですが。

久しぶりにダブルダッチから。グランド自体は降り続けていた雨の影響で少し緩い。それでも良いかなーと。10分間やってからDMを使って遊び感覚でトレーニング。気分転換も含めてです。リレー形式で実施。男女混合で。更にはマークを使った練習へ。競争を取り入れながらひたすら動く。これだけでかなりの運動量になると思いますね。

気持ち休憩を挟んで今度は膝締めを意識させるためにもも上げ。それもチューブを使って。10mを20秒かけてもも上げ。10mを30秒かけて。前に進むのではなくひたすら膝締めを。楽をして進もうとするので速く進んでしまう。チューブで我慢させながら進まない。これはかなりキツイと思います。まー30秒とか40秒とかもも上げするだけでしんどいのですが。10mと20mを実施。すでに汗だくになっていました。1年生は総じて膝締めが甘い。繰り返しやるしかないですね。

そのままシャフトトレーニング。やはりトレーニングは必須かなと。以前は走りとトレーニングを別にしていましたがやはり「走るためにやる」という感覚を大切にしたい。走るために体幹強化をする。

終わってから加速ドリル&中間ドリル。グランドはかなり緩い。思うように出来ない部分があったと思います。それでもやる。多少動きが崩れたたしてもやる。綺麗にまとまった練習をしていきたいという感覚もありますが、細かいことにこだわり過ぎないようにしたい。基本的な部分で矛盾しているかもしれませんが。動きをしっかりとやるというのは「細かいこと」にこだわってやることが大切です。しかし、グランドが緩かったら綺麗な動きにはならない。だからといって「やらない」という選択はしない。こういう意味では「動きが崩れてもやる」という部分になります。

様々な動きの中で「走りの感覚」をつかむ。トップ選手になると数本走ることで十分感覚をつかむことができるかもしれない。土のグランドではタータンとは感覚が違う。間違いなくあると思います。しかし、うちのグランドは土。毎回毎回タータンでやることはできない。土の上で様々な事をやる。

中間ドリルはポール走、DM走、バー走、ハードル走、スイッチング。少しでも身体の前側で足を動かしたい。ハードルに関しては接地ポジションが作れるようになります。すごく大切な種目だと思っています。ハードルを専門にしたいと考えている選手もいます。しかし、現時点ではまだ専門練習はさせていません。その前にやることがある。そこがきちんと分かるかどうか。

ハードル走、跳躍系の選手が、1台目まで足を合わせることができない。この時点で跳躍系はできないと思います。距離感がつかめていないから。今うちでやっている練習は競技全般につながると思っています。独立している練習はない。加速ドリルにしても中間にしても全ては繋がっていると思います。メニューとして提示されているからやる。それではダメ。その意味が分かるかどうか。

1セットずつやって終わり。加速ドリルは下が緩いのでなかなか進まないのでしんどかったと思います。それでもやる。

さらにシャフト補強。キツイと思います。2時間強、様々な練習をしてきてからのシャフト補強。あえてやりました。前段階で走りをやっています。そこでかなり疲労している。疲れている部分というのは走りに必要だから疲れてる。つまり走るために必要だから疲れてるのです。そこの部分に意識を持っていく。

終わってから更に20分程度フリー練習。加速ドリルや中間ドリルでやった動きの中で自分がやりたい種目をやるようにしました。走りにつなげるため。一律の練習だけでなく少し考えさせたいなと。まー明らかにここの段階で「差」がつくと思います。なんとなくやる練習なのか、自分に必要な練習になるのか。考えてやる練習になれば強い。

ある選手が中間ドリルの種目を何種目かやった後に私のところへ。「普通に走っても良いですか?」と。当たり前だと思うかもしれません。走るのだから。が、「やった種目の中で」という言い方をしていたので「普通に走る」という考えをだれも持っていなかったかもしれない。しかし、考えたら「走るための練習」をやっているのだから道具を使わずに走りの感覚を作る事が一番大切。そこに繋げていくためきやっているのです。

大きな事ではありません。この感覚があるかどうか。これが続けば間違いなく強くなると思います。何のために練習をしているのか。それが分かれば行動自体が変わるのです。

様々な事をやりました。それにより各自の取り組みも見えてきます。この中で感覚を作れればいいなと思いますね。成長するためのヒントは全ての練習の中にある。もっといえば日常生活の中にある。そう思いますね。

グダグタ書きました(笑)お許しを?
コメント
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