kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

バタバタする

2017-07-25 | 陸上競技
月曜日、なかなかバタバタ。金曜日から山形へ向かうのでそのために事前準備をしなければいけません。その日までに就職希望者のために三者懇談を実施。ここはかなり大切です。だからといってIHのための練習をしなくていいという話にはなりません。勝ち取ったIHへの切符ですからきちんと練習を積まないといけない。当たり前の話ですが。絶対にやらなければいけないことです。

この日の夜にgt先生にお願いしてポールの輸送をしてもらうことになっていました。そのためポールの練習ができるのもこの日まで。そうなると競技場練習がメインとなります。各方面にご迷惑をおかけすることになりますが練習をさせてもらうことにしました。

この日は短い距離中心。アップは軸をやってからドリル。この夏の前半の課題は膝締めの動き。きちんと出来るようにならなければいけません。そのことも含めてドリルに時間を割きました。この日は夏休みに入っている事もあり市内の中学生が多数競技場に来ていました。接触などをして怪我をしないように細心の注意を払う必要があります。気をつけなければいけない。

アップ終了後、チューブ5歩をやってから10バトン。久しぶりです。高体連記録会の前に1度やったきりか。1週間以上バトンをやっていません。考えられない事です。学年によって成熟度が違うというのは当然ですが「自ら動く」という部分が足りない。そのためあれこれこちらも言わなければいけなくなります。そうなると思うように練習が進まなくなる。最近はこのパターンです。

10バトンをやってから並走。これはカーブ直線にしました。まー選手がそちらがいいと言ったからそうなっただけなのですが。なかなかバトンが渡りません。女子は追い抜く。男子は渡らない。この段階で勝負できるのか?!というか、勝負をしようという意思があるのか?!その当たりまで考えさせられます。弱いというか。主体性がないというか。

並走などをやっていると「基本的な事」が出来ません。バトンを取りに行く。分かりにくい表現なのですが「バトン練習をやっていないところでは常に起きうる」出来事です。こちらはしつこく言っていますがまだできません。ここに関しても「次に生かそう」という感覚が欲しい。受け身から抜け出せません。バトンを渡した瞬間にスピードを緩める。ガッカリです。

まずは「見る」ことも必要だと思います。周りがどのような動きをしていてどんなことをしているのか。バトンの受け渡しに限らず練習ちゅにどのように動いているのか。ここがきちんとわかるようにならないといけないのです。それでも「指導をするのは当たり前だからきちんと練習を見ろ」という方もいるのかもしれません。私は某女性議員のように訳のわからない事を主張している訳ではありません。至極真っ当な事を言っていると思います。が、これも感覚。自分が全て正しいと思えばやはりそういう対応になるでしょうし。難しい。

更には3060を。これも流れの中で配置している練習です。なぜこの距離をやるのか。きちんとした理由があります。更にはこの練習をやる中でバトンの合わせに対応できるようにしています。側から見たらなかなか分からないかもしれません。それでもこちらは説明をしています。ここでの距離感は間違いなくバトン合わせに生きてきます。この辺りも全て感覚的な部分です。渡るな、渡らないなというのはやって行く中で感じるしかない。分かるようになるまでひたすらやるというのも一つの手段かもしれません。体力的にもしんどいですが。

直線での合わせを2本ずつ。ここも何度も言っていますが「本番を想定した練習をする」ことです。シビアな意味で言えばリレーメンバーに入る可能性のある者だけがやればいいのかもしれません。しかし、私はこの手の練習をする中で状況判断などを身につけさせたいなと考えています。分からないからやらなくていい、出来なくても関係ない。そういうモノではなくきちんとした理解をしながら練習をする。周りからサポートする立場だったとしても必ず役に立つと思っています。

最後に9090を。中間の60mでの並走。なかなかキツいものがあります。Nのための練習という意味もあるのでここは外せません。1本ずつとしました。うちの選手は一応最後まで全力で走ります。手を抜くというのはほぼないと思っています。が、意味を理解してやっているかどうかは全くの別問題。取り敢えず走るというレベルから抜け出せるかどうかは大きい。2年生はある程度の理解が出来ています。1年生の成長を期待したい。

片付けの途中で私は学校戻り様々のことを。最初にも書いていますが三者懇談があります。そのための準備も必要。夏休みは遊んでいると思われるかもしれませんが、ほとんど休む暇はありません。この夏はいつも以上か。インターハイ、国体合宿、プライベート合宿、進学者の三者懇談、中国選手権etc。とにかく家に帰る機会さえかなり少ないと思います。子供の顔を見るのは何回あるのか?!そのレベルだと思いますね。

それでもやるしかない。やらないと何も終わらないから。ただひたすらやります。笑えません。
コメント
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