kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

へこむ、そしてへこむ

2012-12-12 | 陸上競技
月曜日の練習終了後、1年生の一人が足が痛いというので少し緩めることにしました。以前、カイロで教えてもらった基本的なバランス調整法だけはやっておこうと。普段から姿勢が悪く骨盤がずれやすい選手ですからかなり意識をしないといけないところがあります。走れるようになってくると必ずと言っていいほど痛みが出る。今回は接地の意識がつかめ始めたのかなと思った矢先の出来事です。なんとか練習できる状況に持っていかなければいけません。

屋外は寒かったのですがトレーニングルームで調整をするので暑くなりました。コートとウインドブレーカーの上、さらにトレーナーを脱いで調整をすることに。これが悲劇の始まりです。終了後、帰宅しようと思って車に向かうとき面倒なので脱いだ服手に持って部屋を出ました。このとき携帯も手に持って・・・。荷物が大量にあったおかげで手に持っていたはずの携帯が落ちてしまいました。最悪です。

ここでiphoneを見てみると奇跡的に画面のほうを下に落ちています。おいおい・・・。慌てて拾ってみると画面に大きなひびが・・・。落とした場所がアスファルトではなく部室の前の砂利が敷いてある場所。画面に石の角が当たって2か所大きなひびが入っています。撃沈です。心が折れました。別に操作が出来ないわけではないのですが、画面の上部にヒビ割れがあるというのはヤル気を失います。下の方は問題なくても上が見にくいというだけでかなりのストレスです。

へこんでへこんで帰宅しました。うちの奥さんに相談をしてなんとSoftBankショップに一緒に行ってもらえる事に。ここがすごく面倒な話なんですが携帯を契約する時にうちの奥さんの携帯名義で契約をしました。以前私はPHSを使っていたのでJ-PHONEに変える時に前から使用している会社に合わせるのが楽だということになったのでそちらの名義に合わせました。このため私が一人で携帯会社に行っても何も出来ないのです。これがすごく面倒。さらに心が折れかけました。

何も考えなくて良いように早く寝たのですが夢でかなりうなされて4時に目が覚めてしまいました。最悪です。で、どうすれば安く修理できるかを調べることに。調べていくと色々とテンションが下がる出来事がたくさんわかりました。

私が携帯をiPhoneに変えたのが昨年の11月20日でした。SoftBankがiPhone用の保証。始めたのが12月1日から。全く知りませんでした。この段階でiPhone保証はSoftBankは全くしてくれないという状況。タイミングが悪すぎます。基本的に契約時にしかこの保証には入れません。その時点でアウト。5月に特別に計約が可能だったようですが知るよしがありません。これに入っていたら修理代の85%が還元されるということでした。遅いわ!!

何かしらの保証に入っていたと思って調べたのですがAppleの保証に一括払いで入っていました。が、これもiPhone用の保証とは少し違ったようです。契約をしたあとに新しくApple care+というのが始まってかなり保証が出来たようですがこれまたタイミングが悪くで契約出来ていません。本当に最悪です。相変わらず奇跡的なタイミングです。

翌日は仕事を終えてSoftBankショップに行って対応。めちゃくちゃ面倒でしたが何とか修理をすることに。かなりの費用がかかります。これにより二度と携帯を落とさないようにしようと強く思いました。たかが携帯ですが結構ダメージが大きい。本気でテンションが下がりました。

何だか分かりませんがヤル気がすごく下がっていました。身体に元気がないというのもあったと思いますが精神的なダメージが大きかったと思います。復活するというのはなかなか大変なことです。

前を向いて生きていきたいと思います。大げさかもしれませんがテンションが下がっていたのは間違いない事実です。強く生きたいですね。
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修学旅行前の練習

2012-12-12 | 陸上競技
月曜日の練習は2年生は別メニューとしました。正確に言うとプラスアルファで練習をすることにしただけなのですが。2年生は翌日から沖縄への修学旅行となります。そのため午前中で放課となり準備をするという日程になっていました。普段外に宿泊をしたりという経験がない子は準備に時間がかかるかもしれませんがうちの選手は合宿や遠征などで自分が持って行かなければいけないもの把握しているはずです。改めて準備するための時間をとる必要はありません。そこで午後からは自分たちで練習をさせました。

2年生のみウエイトを行ってから外補強。これだけで2時間程度はかかるはずです。前日の日曜日は休みにしていますが土曜は1日練習でした。できない部分は必ず補っておかなければいけません。練習量としては普通の合宿(基準が曖昧ですが)くらいの量があると思います。本当に目標に向かってやっていくのであればこれくらいの量は最低限のレベルになると思います。メイン練習の前にトレーニングですからしんどいと思います。ここで先のことを考えて手をぬくようでは先はありませんからね。

通常の放課後となりこれは1年生も一緒にサーキットから。2年生は十分に身体は温まっていると思いますが関係ありません。やること同じ。基礎筋力の向上のためにも疲れている中でしっかりと意識をさせないといけません。私はまだ戻ってきていなかったので3年生に手伝ってもらいました。こういう部分で本当に助かりますね。引退したとしてもチームのために協力してくれる。他の者は感謝しなければいけません。

月曜日はいつもハードルとタイヤを使った練習となるのですがこの日は走り込みにしていました。先週は短い距離を中心にやっています。この走りを少し長い距離にも対応できるようにしていきたいと思っています。そのためにはもう一度走練習をする前に動きに確認をしておきたいと考えていました。通常は走練習の前には動きに時間をかけないようにしています。練習の中で自然に意識できればと思っているのでここ最近はドリルをせずに動くようにしていました。この日は意図的にドリルを入れました。階段、チューブ、スティックと朝練で行っている内容を復習して意識付けをしてからの走練習です。

基本的な動きが終わってからもも上げ、マーク走、バトン走と流れていきました。もも上げに入る段階から2年生が一人足が痛いので走れないと申し出てきました。ロードレースの練習で痛めたとのこと。日曜日にどれだけケアをしたのかはわかりませんがこの状況で走れないというのはきついですね。この冬が勝負です。怪我をしている暇はありません。走れないのであれば別メニューで負荷をかけ続けることにしました。エアロバイクとシャフトを組み合わせた練習としました。走るよりもきついかもしれません。それでも本当に強くなりたいという気持ちがあれば絶対にできます。これは他の者が終わるまでひたすらやらせました。できることを最大限にやるというのは大事です。

他の者はバトン走を2セット。短い距離でしっかりと動きを作っておきたいので。通常は1セットで終わるのですが高いスピードレベルの中で動きを保つという練習としました。私は別メニューの者につきっきりでしたから細かい動きは確認できていませんが、スピード的にはかなり出ていたと思います。この状況で冬期の前半を超えていきたいと思います。そのまま走り込みへ。

気持ち的にしんどいのは分かっていますがここできちんと練習ができなければ今後戦うことは不可能です。先のことを考えずに1本目からしっかりと走るように指示をしました。当然の話なんですけどね。男子は安定して走れるようになってきたかなと感じています。跳躍選手は相変わらずです。2セット目の途中からバテてきました。400選手が前からスタートしていたののですが追いつけなくなりました。「前から出るか?」と聞いたら即答で「はい」とのこと。ここがまだ自分への甘さだと思いますね。10秒台を本気で狙うのであれば疲れてきてもある程度のスピード維持ができなければいけません。勝てないから前へというのでは・・・。何とかして勝ってやろうという気持ちがほしいのですが今のところまだありません。もう一押しが・・・。

女子は見ていて少し変化があるかなと感じました。シーズン中ほとんど走れていなかったキャプテンが爆発的に走りました。見ていて驚きました。特に1本目の走りは過去最高ですね。12秒台の選手、13秒1の選手がいるのですがその選手と差を縮められることなく、少し離すくらいのスピードレベルでした。ここ最近は意識的にも変わってきているのですがそれが走りに現れたかなと感じました。弱い弱い女の子だったのが少し女子選手という感じになってきたでしょうか。これが本物になればこの冬で大化けするかもしれません。
が、この状態で他の選手は何をしているのかという話です。持ちタイムが13秒6の選手に逃げられるというのはどうなのか。150m程度の距離があれば間違いなく追いつけるはずです。今の力が13秒中盤だとは思いませんが、12秒台の選手が追いつけないというのはやはり「何が何でも」という気持ちが足りないのだと思います。負けても仕方ないという甘さがあります。

少し話をしましたがこの部分がすべてだと思います。その後は1年生エースがしっかりと力を出していましたが、自分から前に出てやってやろうという気迫がありません。まだ言われたらスイッチが入るという感じでしょうか。この部分を自分でどのように変えるのか?私がどうこうの話ではないと思います。本人が本気になって絶対に強くなってやるという気持ちで取り組まなければ最終的には強くなりません。先のことを恐れずに目の前の1本を全力で走れるようにならないと大幅なレベルアップはありません。今の女子に足りないのは「競争心」ですね。絶対に勝ってやるんだという気迫のようなものが出てこなければ来シーズンの勝負は目に見えています。物足りなさが残ります。

練習終了後、2年生には「日常生活と同じ」だと話しました。学校を離れたからといって浮かれて普段とは違う行動をするようでは今までの練習の意味がなくなります。周囲が浮かれていようとも地に足をつけ自分がきちんとやっていくことが大事です。周囲に流されるような選手は絶対に強くなりません。また、時間があればきちんと補強などを行うこと。この部分ができるかどうかです。普段の生活の中で家で補強をしているのであれば修学旅行中もできます。それが「当たり前」だからです。
1年生にとっては「自立」するチャンスです。この時期を使って「心」を育てられたらと考えています。火曜日には卒業生を呼んで1年生のためだけに話をさせようと計画していました。2年生の後ろについて行くだけの1年生です。学年が上がったときに強くなりません。1年生が大きく伸びればうちにも目があります。逆に変わらなければ県レベルで終わり。きっかけを与えることができたらと考えています。

その後・・・。ちょっと辛いことがありました。また書きます・・・。
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萩に行く

2012-12-12 | 陸上競技
色々なことがあって気持ちが下がっていました。元気なさすぎでしたが少し回復。

月曜日、この日は出張でした。前日から雪が降っていたので行けるのかどうか非常に不安なところがありましたが何とかなるだろうということで行くことに。今回の出張は萩です。内容は陸上関係ではなくきちんとした商業の研究部会。真面目です。できることなら行きたくなかったのですが(笑)。

初めて高速道路を使用して萩に行きましたが距離的には100キロ弱、ナビ(携帯)で確認すると1時間50分かかるということなので早めに出ることにしました。思ったよりもスムーズ。途中路肩に雪が積もっていたので雪だるまでも作成して写メろうかと思ったのですが寒くて外に出る元気がありませんでした。朝早い時間帯だったら間違いなく凍結していたでしょうね。結局萩まで1時間ちょっとで到着。え?って感じです。これくらい早いのであればもっとゆっくり出発しても良かったなという感じです。

早く到着したので主催校の校長先生と話をすることに。図々しい部分はありますが、実は校長先生は私の高校時代3年間の担任です。加えて職場で7年くらい一緒に働きました。気が付けば校長先生になって位という感じでいつまでたっても私にとっては「担任」という感じが抜けないですね。学校の現状や地域のこと、これからのことなど話をしました。どれだけ時間がたっても頭が上がらないですね。

その後、主催の先生と一緒に食事へ。萩のシーまーとという道の駅に連れて行ってもらいました。話によると修学旅行の生徒や観光客も訪れる場所のようです。せっかくなのでおいしいものを食べようと思い「海鮮丼」を頼みました。吸い物は「アンコウ汁」です。かなりおいしかったですね。出かけたらその地のものを食べたいといつも思っています。旅行はしませんが遠征などで出かけることもあるので。これだけでも萩まで来た意味があるというものです(笑)



食事をとってから研究会に参加。これはまーそれなりに(笑)。教育活動について考える時間となりました。2年間の取り組みらしく何ができるのかを探っていくようです。目に見えるアウトプットも大事ですが、そこにたどり着くまでのプロセスや内面の変容が重要だと思っています。他の学校の発表がメインでしたが図々しく私の学校の取り組みも発表しました。時間的にかなり厳しかったのでかなり省略して話をしましたが上手く伝わったかな・・・。目に見えない部分の教育というのがメインですからそれを他者に伝えるというのは難しいですね。実際に活動する中で分かってくる部分があります。

教員が全てお膳立てしてやっていくことに意味があるとは思えません。もちろん「決められたことがきちんとやる」というのが前提です。ここを徹底しておかないと先には進めません。しかし、ある程度までいったら「自分たちでやる」ということを考えないといけないと思います。やらされる教育から「自分のために」という意識を持たせることが大事です。理想論と言われるかもしれませんがそれを実行していかないといけないのです。

真面目にやりました(笑)。
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