金曜日、終業式でした。これで2学期は終わりです。
この日はクラスマッチの結果発表がありました。先日書いたようにかなりの種目で活躍をしてくれました。この結果は楽しみでした。総合で1位になれました。嬉しい限りです。プルタブ集めも順位がついていました。3位が8000g、2位が10000g、1位のうちのクラスが17000gでぶっちぎりの優勝!!これで完全制覇です。
教室に戻って生徒に話をしました。これまでのクラスマッチ、ほとんど見せ場もなく終わっていました。あまりにも勝てないので担当に「漢字テストをやってくれ」「簿記のクラスマッチにしよう」と無理難題を言い続けていました。クラスの生徒、勉強は本当によくがんばります。運動は頑張らないのではなくもともとできない部分があります。苦手なところです。その状況でクラスマッチで勝つというのは至難のことです。それでも優勝しました。理由は何でしょうか?
小学時代、中学時代にやったことがあるという生徒もいたでしょう。しかし、それだけが理由なら1年生の時が一番強いはずです。しかし、3年生になって最後のクラスマッチに勝てた。「経験がある」というのは理由にはならないのです。大きな理由は「団結力」だと思います。クラスによってはそれほどこの行事に思い入れがないところもあります。担任も同様。しかし、私はこの行事は大事だと思っています。勝負事は負けたくないというのもありますが、「何かを共有する」ことで子供たちが成長するからです。皆で勝ちたいと思っていたから必死になる部分が生まれるのだと思います。だから一年生よりは強くなっているのではないかと思います。
それぞれが「勝ちたい」と思って自分たちのやらなければいけないことを一生懸命にやった結果が総合優勝なのです。今回、テニスにはほとんどやったことのない者が何人もいました。それでも一生懸命に取り組んでくれて3位となる。優勝した種目ももちろん大事なのですがこういう「自分ができること」を全力でやるというのがもっと大事だと思います。
あとはやるからには徹底するというのも大事だと思います。他のクラスがどれだけクラスマッチを意識していたかは分かりません。でもうちのクラスは絶対に勝ちたいというか雰囲気がありました。バスケット、朝練も行い、昼練も行い、体育の時間もフォーメーションを考えたりマークする選手を決めたりととにかく本気でした。周りはなんであんなに本気なのかと思ったかもしれません。でも今の高校生が一つのことに一生懸命になるということは大切なことだと思っています。どこか冷めたところがある子が多いですから、熱くなる経験は絶対に必要です。周りから引かれても関係ありません。どっちがカッコいいかは一目瞭然だと思います。そこまで熱くなれない者は羨ましい部分があるのだと思っています。恥ずかしいとかいうのではなく、そこに何かがなければいけないのです。
もう一つ、そこまでやるか?っていう部分もこの子達はやっていました。勝つためにできることは全てやるというところです。プルタブ、2位と7キロ差です(笑)。3位の倍以上あります。万が一ここで負けたら他の部分の頑張りが台無しになります。1人が呼びかけたのですがびっくりするくらい集まりました。これも周りが引くかもしれません。そんなの関係ありません。自分達ができることを全てやるのです。クラス全体が勝つために一生懸命になれたということが総合優勝したというのと同じくらい嬉しく感じます。通常ここまでできるクラスはないでしょうね。本当に生徒に恵まれました。
残りあと3ヶ月。実質は1ヶ月もありません。残り何ができるか分かりません。しかし、ここまできたら全てをやって行きたいと思います。卒業式の日にやりたいことがあります。これは周りからなにやっているの?と思われるかもしれません。それでもこの子達と一緒に一生忘れられないことをやりたいと思っています。何十年たっても卒業式の日のことを思い出せる日にしたいと。その話もしました。冬休みの宿題も出しました。すごく簡単ですが(笑)。
2学期、本当に充実していました。私も生徒も心に残る日々が過ごせたと思います。
私はこれが終わってからすぐに神戸へ。これはまた別に書きます。
この日はクラスマッチの結果発表がありました。先日書いたようにかなりの種目で活躍をしてくれました。この結果は楽しみでした。総合で1位になれました。嬉しい限りです。プルタブ集めも順位がついていました。3位が8000g、2位が10000g、1位のうちのクラスが17000gでぶっちぎりの優勝!!これで完全制覇です。
教室に戻って生徒に話をしました。これまでのクラスマッチ、ほとんど見せ場もなく終わっていました。あまりにも勝てないので担当に「漢字テストをやってくれ」「簿記のクラスマッチにしよう」と無理難題を言い続けていました。クラスの生徒、勉強は本当によくがんばります。運動は頑張らないのではなくもともとできない部分があります。苦手なところです。その状況でクラスマッチで勝つというのは至難のことです。それでも優勝しました。理由は何でしょうか?
小学時代、中学時代にやったことがあるという生徒もいたでしょう。しかし、それだけが理由なら1年生の時が一番強いはずです。しかし、3年生になって最後のクラスマッチに勝てた。「経験がある」というのは理由にはならないのです。大きな理由は「団結力」だと思います。クラスによってはそれほどこの行事に思い入れがないところもあります。担任も同様。しかし、私はこの行事は大事だと思っています。勝負事は負けたくないというのもありますが、「何かを共有する」ことで子供たちが成長するからです。皆で勝ちたいと思っていたから必死になる部分が生まれるのだと思います。だから一年生よりは強くなっているのではないかと思います。
それぞれが「勝ちたい」と思って自分たちのやらなければいけないことを一生懸命にやった結果が総合優勝なのです。今回、テニスにはほとんどやったことのない者が何人もいました。それでも一生懸命に取り組んでくれて3位となる。優勝した種目ももちろん大事なのですがこういう「自分ができること」を全力でやるというのがもっと大事だと思います。
あとはやるからには徹底するというのも大事だと思います。他のクラスがどれだけクラスマッチを意識していたかは分かりません。でもうちのクラスは絶対に勝ちたいというか雰囲気がありました。バスケット、朝練も行い、昼練も行い、体育の時間もフォーメーションを考えたりマークする選手を決めたりととにかく本気でした。周りはなんであんなに本気なのかと思ったかもしれません。でも今の高校生が一つのことに一生懸命になるということは大切なことだと思っています。どこか冷めたところがある子が多いですから、熱くなる経験は絶対に必要です。周りから引かれても関係ありません。どっちがカッコいいかは一目瞭然だと思います。そこまで熱くなれない者は羨ましい部分があるのだと思っています。恥ずかしいとかいうのではなく、そこに何かがなければいけないのです。
もう一つ、そこまでやるか?っていう部分もこの子達はやっていました。勝つためにできることは全てやるというところです。プルタブ、2位と7キロ差です(笑)。3位の倍以上あります。万が一ここで負けたら他の部分の頑張りが台無しになります。1人が呼びかけたのですがびっくりするくらい集まりました。これも周りが引くかもしれません。そんなの関係ありません。自分達ができることを全てやるのです。クラス全体が勝つために一生懸命になれたということが総合優勝したというのと同じくらい嬉しく感じます。通常ここまでできるクラスはないでしょうね。本当に生徒に恵まれました。
残りあと3ヶ月。実質は1ヶ月もありません。残り何ができるか分かりません。しかし、ここまできたら全てをやって行きたいと思います。卒業式の日にやりたいことがあります。これは周りからなにやっているの?と思われるかもしれません。それでもこの子達と一緒に一生忘れられないことをやりたいと思っています。何十年たっても卒業式の日のことを思い出せる日にしたいと。その話もしました。冬休みの宿題も出しました。すごく簡単ですが(笑)。
2学期、本当に充実していました。私も生徒も心に残る日々が過ごせたと思います。
私はこれが終わってからすぐに神戸へ。これはまた別に書きます。